紹介内容です
ゆるキャンドラマ
こちらは、キャンプブーム、特に女性にブームを巻き起こした原作アニメを実写化したドラマです。時は、西暦2020年1月9日からテレビ東京「木ドラ25」(放送時間が深夜1時のため25です)として放送されたました。深夜枠で放送するには、内容が余りにも爽やかです。
当初は、私が主人公のリンちゃんを娘のように父親目線横で見ていると、馬鹿にしていた嫁が3話ぐらいには、母親目線になるドラマです。全12話でを見てから、キャンプに向かいましょう!
原作コミックに忠実に再現されており、その分進行が遅く感じます。1話から12話まで一気見がしたくなる作品です。さらに、12話まで見たときの感想は、全体としては、もう少し放送回を増やして頂いた方が、楽しめた気がします。最終回を見終えると次回作は?となりました。
ドラマキャスト
志摩リン:福原遥
主人公です。おじいさんの影響でキャンプ好きになる高校生です。父親目線としては、原付バイクは心配の種です。増しては、ソロキャンプなど危険極まりないです。しかし、それでは物語が進行しません。
バイクに一人乗り、ソロキャンプへ向かう。キャンプ費用やキャンプ道具の為にアルバイトをする健気な活動的な女の子です。ソロキャンプが好きですが、それ以前に余り多くの人と関わるのが苦手のようです。特に賑やかな人は苦手意識があるようです。
そのような中、”なでしこ”ちゃんと知り合い、そこから交友関係が広がります。避けていた嫌なことも、以外と楽しく感じることもある事を学び始める、教養番組と見間違える内容になります。
ちなみに、こちらを演じる福原遥さんですが、このドラマ以降、出演されるドラマを見るようになりました。最近では心の声が漏れる演出が多いですが、このドラマでは心情が顔の表情で漏れる演技を楽しませて頂きました。(他の出演者の方々も負けておられませんが…)
各務原なでしこ:大原優乃
公式HPでは、無邪気と紹介されていますが、限りなく”天然系”です。主人公の”リンちゃん”ならずしてもいつも近くに居ると疲れそうな印象を受けます。このキャラクターを演じるために最適な”声”で演じてくれています。
表現が不適切かも知れませんが、主人公の「君子危うきに近寄らず」と対照的な、「飛んで火に入る夏の虫」的なドタバタ劇の中心人物です。物語に良い抑揚を与える人物です。
大垣千明:田辺桃子
黙っていれば、賢い系の女子高生かと誤解する可能性があったかもしれないキャラクターです。実際は、行動力に溢れる女子高生です。体力が無くなるまで動き続ける系です。惜しむべきは、彼女は関西生まれでは無いようです。”エリート関西のおばちゃん”になれる素養を持ち合わせているのに残念です。
主人公のリンちゃんから苦手意識を持たれているが、それに気がつかない”なでしこ”とそれに気がついている”千明ちゃん”です。この年頃の人間関係にはありがちです。
犬山あおい:箭内夢菜
おっとりと喋る関西弁、でも良く聞けばどことなく違和感のある関西弁…。まっ、それも良いです。反面ですが、この主要メンバー中で1番怖さを感じなくも無いキャラクターです。
斉藤恵那:志田彩良
ドラマの当初から主人公”リンちゃん”の親友の”えなちゃん”です。常に冷静沈着で、少しみんなからは卓越したというか、1歩退いたところから見ている印象を受けます。”愛犬ちくわ”にかける愛情は、全編を通じて伝わってきます。しかし、ソロキャンからグルキャンに変化した主人公の振り幅よりも、自宅で寝ていた”えなちゃん”がグルキャンに参加する変化の幅の方が大きく感じます。
ちなみに、私的にはこちらのお父さんが1番のお気に入りです。
各務原桜:柳ゆり菜
”なでしこちゃん”の実の姉。かなり昔のアニメ「巨人の星」の姉を限り無く、現在風に強い女性にした姉です。しかし、見守っていてくれます。劇中では発揮されませんでしたが、クールなようでどこか抜けているような気がします。今後続編があれば、発揮してもらいたいです。
ドラマあらすじ
ごく普通の高校生活を送る主人公リンちゃん!お気に入りのソロキャンを楽しむリンちゃんに、その平穏を壊す、転校生なでしこちゃん。でも、そこから始まる新たな世界。広がる交友関係とグルキャンの世界。
どこにでも居そうな女子高生達の成長の景色を見ているようで、若い方は共感しながら、既婚者世代は娘を持つ親目線で楽しめます。心の声が聞こえてくるところも、この年頃の思いが分かるようで現在の若者文化を知る、教養番組として活用が可能かと思います。
ゆるキャン聖地
このドラマでは、展開場所のことを「聖地」として紹介する必要があるようです。
・本栖湖 洪庵キャンプ場:
リンちゃんとなでしこちゃんと出会うキャンプ場です。富士山の景色が望めます。それにしても、リンちゃんに言いたいです。そんな綺麗な服を着てキャンプをしてはいけません!(こちらの意見は、嫁に却下されています)
・学校(図書館):
主人公達の高校です。特に図書委員のリンちゃんの図書館と野外活動クラブの部室やグランドが多く登場しています。見れる範囲では公立でしょうか、特筆する豪華な様子は見て取れません。
・ふもとっぱらキャンプ場:
富士山の裾野に広がる有名なキャンプ場、このドラマを通じてさらに人気に火が付き年末年始は混雑しているとのこと。それにしても、キャンプの様子が描かれているが、リアル「ママゴト」を見ているような印象を受ける微笑ましい時間を過ごす場所です。いえ、聖地です。
・ほったらかし温泉&パインウッドキャンプ場:
野外活動クラブが本格活動です。しかし、温泉の誘惑と効能に負け撃沈です。全くまだ若いのに…、歳を取ればさらに、その危険が増すことを教えてあげたいです。あと、キャンプの晩ご飯は、明るい内に終了するのが鉄則です!
まだまだ、沢山の場所が紹介されています。ついでと言うのも何ですが、キャンプグッズもさりげなく紹介されています。ドラマの中でかなり情報が詰め込まれています。
ドラマの原作
原作は、コミックです。そこからアニメになり、実写化したドラマになりました。
原作者は「あfろ」:アフロさんです。原作者の情報は少なめです。まっ、私的にはリンちゃん達の情報があれば良いのですが…。
そのリンちゃんは、1日限定ですが、県知事に任命されるほどの任期を保たれています。
【緊急速報】
この度、山梨県は「キャンプ県」へと改名されました。
また『ゆるキャン△』より志摩リンがキャンプ県の一日県知事に任命されました。▼キャンプ県の公式サイトはこちらhttps://t.co/e8uwkrZnoW#キャンプ県 pic.twitter.com/iuWe7DLsGK
— アニメ『ゆるキャン△』シリーズ公式【4/26 映画BD発売】 (@yurucamp_anime) March 31, 2023
まとめ
不満です。タイトルが「ゆるキャン△」ですが、娘達の活動に気がとられてしまい、何処のキャンプ場居ているかを忘れてしまいます。可能であれば、「ふもとっぱらキャンプ場:滞在中」等、居る場所をテロップで流して頂けると幸いです。キャンプ場自体も気になるので、後から調べる手間が省けます。このため、ドラマを2度見しています。
誰もが、過ごした10代の頃に新しく出来た友人との出会い、活動場所を広げていた頃を思い出させてくれるドラマです。