湘南爆走族　どこで見れる　実写映画（１９８７年）

湘南爆走族　実写版です。公開当時は、大変な人気で、実写映画の他、原作コミック、オリジナルビデオアニメーション全１２話（OVA）、オリジナルビデオと大人気でした。また、この作品を紹介するうえで、当時の人気作品を紹介すれば、「スケバン刑事」、「ビー・バップ・ハイスクール」などで、公開はこの３作の連続公開で本作「湘南爆走族」がこのトリを飾っています。

映画の原作

原作はコミックになります。原作者は「吉田聡」さんです。スキー事故による入院中に漫画家を志した、変わった経緯での漫画家さんです。２０２２年には、４０周年記念として「湘南爆走族　ファースト　フラッグ」を刊行されています。

本作「湘南爆走族」は、「湘爆」との略称でも知られ、特定の年齢層には、懐かしく響く名称になります。

映画キャスト

最初に説明をさせていただきます。この作品は、３５年以上前です。この作品でデビューを果たしたのが、織田裕二・清水美沙さんで、江口洋介さんもこの作品が初主演作になります。他にも初々しい姿を見つけられます。もはや、現在の姿と結びつかい方も…。

江口洋助　（江口洋介）

主演の湘爆の二代目リーダ役兼手芸部部長です。微妙な１文字違いの名前です。このかたは、あまり変わりがありません。姿やしゃべり方まで…。でも、よく見れば顔に少年ぽさが残っています。

石川晃　（織田裕二）

湘爆親衛隊長です。良い意味でデビュー作の印象を受けません。この後、湾岸署勤務ですので、やはり海が似合う男なのでしょう。なお、歌も披露されています。

湘爆メンバー３人　（村沢寿彦・我王銀次・佐藤健）

湘爆は５人で構成されています。残りの３人は、高校生とは思えません。しかし、原作には近いような感じがします。

津山よし子　（清水美沙）

演芸部副部長として眼鏡姿で登場です。確かに明らかに大人びていますが、何と言っても、若いです。なんと言ってもデビュー作。

三好民子　（杉浦幸）

すでに「ヤヌスの鏡」等で主演もされており、人気、実力共に演技の幅まですごい方です。

権田二毛作　（翔）

湘爆の対抗団体「地獄の軍団」（仮面ライダーとは関係ないです）の総長です。人気の「横浜銀蝿」のボーカルの起用です。役には違和感が無いのですが、役柄に本人拒否をされなかったのが不思議です。

桃山モコ　（杉本彩）

出演時は、セーラー服での出演もありますが、違和感がありません。かわいらしさが漂います。湘爆初代リーダー。

城崎挺士　（竹内力）

あの竹内力さんです。さわやか二枚目です。この様な時期の映像を見れて事に感動すら覚えます。

概要です

作品名からも想像できますが、内容は神奈川県湘南を舞台にする暴走族を描いたものです。そのため描かれるのは、友情や恋愛、喧嘩、バイク…、メインはギャグでしょうか？

神奈川県警として、松崎しげる・国広富之さん友情出演です。「噂の刑事トミーとマツ」の再現です。颯爽と現れ、颯爽と…。

あちらこちらにギャグが…。おおらかな気持ちで鑑賞するのが、正しい見方かと思います。

映画あらすじ

湘南で噂の「湘南爆走族」、湘爆です。地元のライバル「地獄の軍団」とほぼお笑いバトルを繰り広げます。

そこに、勢力を拡大しようとする団体「横浜御伽（おとぎ）」です。

湘南の覇権を巡り、抗争に発展です。「地獄の軍団」と共に「湘爆」の５人が活躍です。

主題は「暴走族」ですが、根底に流れる「青春」が見え隠れし、昔を思い出せる時代感が漂っています。

映画の展開現場

湘南

タイトルにあるので…。しかし、撮影シーンは倉庫や撮影許可の下りた限定的な場所の様で、あまり湘南を感じられる場所は…、江の島は写っていました。

波打際高校

湘爆のメンバーが通う高校です。教室と手芸部、トイレのシーンで登場ですが、普通に高校です。あの姿の学生が通う学校ですが、校舎は綺麗です。

まとめ

特定の世代には、”懐かしい”響きの作品です。でも、この作品を知らない方も、出ているキャストのメンバーの姿には、感動を覚えることができるものです。最近のこの手の物は、リアリティ重視傾向かと思いますが、ギャグを主題に構成され楽しめる作品です。

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