翔んで埼玉　どこで見れる　映画（２０１９年）

「翔んで埼玉」です。現在、２０２３年１１月２３日公開の「翔んで埼玉～琵琶湖より愛をこめてから」が公開を控えています。

このタイミングで、次回の予習を兼ねて復習です。この作品は、２０１９年の公開されたものです。

映画の原作

原作は「魔夜峰央（まやみねお）」さんです。私が大好きだった「パタリロ」を世に送り出した方です。ちなみに、他に好きだったのが「マカロニほうれん荘」です。私の好きの傾向が…。

なお、本作品の原作「翔んで埼玉」は連載漫画ではなく、別冊での掲載が３回と言うものです。確かに、内容を考えると毎週にわたり、「埼玉県」をディスるのは、危険を感じなくはないです。

配給会社である「東映」の公式ｈｐは冒頭から「埼玉の皆様、ゴメンなさい。」と謝罪から始まっていました。

映画キャスト

魔夜峰央先生原作だけあり、出てくる人に個性が…、癖が濃いめにあります。

壇ノ浦百美　（二階堂ふみ）

主人公です。東京都知事の息子さんです。いつ、娘だったことをカミングアウトされるのかと思いましたが…。

麻実麗　（GACKT）

やはりこの方をキャスティングされました。”格付け王子”です。今回は、関東圏の各県を各付け？…、される側でした。

埼玉デューク　（京本政樹）

スーパー埼玉人です。サイヤ人ではありません！本当に仕事人です。大活躍です！

壇ノ浦恵子　（武田久美子）

壇ノ浦百美の母、百美が壇之浦家の子供である遺伝子を色濃く影響を与えた事が分かる容貌です。

西園寺宗十郎　（麿赤児）

西園寺の家系は、色白です。この方が全てです。どうりで弟も白かった。

下川信夫　（加藤諒）

この作品で魔夜峰央先生の目に留まったのでしょうか？誰が見ても、幸か不幸か「パタリロ」顔です。

はなわ　（埼玉県のうた）

なにげなく、ご当地ソング的に歌いながら、ご当地をディスる曲の名手です。次回作は「琵琶湖」？

概要です

私の知識の源泉は、学校での勉強ではなく、漫画やテレビからです。今回初めて知りました。映画の冒頭で「埼玉」の成り立ちです。分離して成立した経緯を初めて知りました！いや～勉強になります。

東京近郊の県についても学びます。千葉県式の拷問…、ピーナツを詰め込まれ、地引網です。なお、ヌーも生息しているそうです。東映は千葉、茨城にも謝罪しておいた方が…。

かなり関東周辺についての、面白知識がこの作品で身につけられてような気がします。やはり、都会は恐ろしい！

映画あらすじ

結婚を迎える娘を持つ３人家族。娘のあこがれる東京へ結納に向かいます。流れる景色は、田舎の景色。流れるラジオも田舎のラジオNACK５（実在するのがすごい）です。

ラジオの番組は、「埼玉県解放の伝説　麻実麗」です。埼玉、千葉を巻き込む東京の支配体制からの独立運動の様子が流れてきます。この作品は、この解放の伝説を映画化されたものです。

時の最高権力者は当然ですが、東京都知事です。その権力の象徴である「通行手形」、それにまつわる利権や差別、それらを麻実麗が家族ぐるみで対抗していきます。

しかし、悲しいことに同じ差別を受ける千葉が東京と手を組み、埼玉を陥れようとします。運命でしょうか？

埼玉県と千葉県の争いに発展します。この流れがこちらの作品が戦争映画である所以です。（公式は発表はありません！）

埼玉と千葉の県境、「流山橋」で決戦、昔で言うところの「宇治川の戦い」が始まります。血で血を洗うような争いが、いえ皿で皿を洗うような？訳の分からない争いの中、その結末も場は東京都内へ。そして、最終目的の「日本埼玉化計画」の行方は…。

映画の展開現場

東京

江戸時代以降は、いつも都会です。でも反面、東京が栄えるほど周囲は田舎に見えます。

埼玉

海なし県です。他にも、かなりイジられています。確かに、”さいたまんぞう”さんの「なぜか埼玉」は記憶にあります。埼玉ネタは昔からなのでしょうか？

海なし県の悲願、「海」…、最悪ですが、下水管を逆流させれば、可能性がありますよ！

千葉

この作品で、千葉の特産品と固有種の動物を知りました。

群馬

あの自然環境を前面に押し出せば、全県的サファリパーク、秘境の地パークになりそうです。

まとめ

まさしく、魔夜峰央先生ワールドです。

埼玉県と千葉県との争いは、もはや両県民参加型のカードデュエル祭りを可能な限り毎年実施してもらいたいものです。

それにしても見事に、遠慮することなく埼玉悪を感じさせてくれます。しかも、そのような中からでも、学ばせてくれています。関東圏の様子をはじめって知ったような気がします。次回作では、関西圏を題材にされています。日本各地に同様の事があるのでしょうか？関東から関西に飛び火した「翔んで～シリーズ」、今後はどの地域に波及するのかが楽しみです。

この作品は、こちらで視聴可能です。

こちらの映画作品と原作は、U-NEXT で視聴可能です。ＵーＮＥＸＴについては、こちらを参照してください☟。