ミステリと言う勿れ　ドラマ（１）

「ミステリと言う勿れ」です。正直なところ、映画公開前にされるテレビの再放送で視聴させていただきました。

感想です！面白かったです。最近潮流でしょうか？ドラマの流れに不自然な抑揚を付け、感動のシーン等を加える作品が多い中、ドラマの進行は、主人公の菅田将暉さんが演じる”久能整”のように淡々と強弱をつけながら進行していきます。

それにしても通常の表記であれば「ミステリー」なのですが「ミステリ」と表記されているのには何か意味があるのでしょうか？

ちなみに、「ミステリ」とは、英語の「ミステリー」で語源はギリシャ語の「ミューステリオン」で、「神の隠された秘密・人智では計り知れないこと」の意味があり、表記は別にして、「人間が起こすことは、人智で計り知れること」を意味しているものと推測しています。

重ねて感想ですが、先ほどの語源にもあるように、このドラマは「秘密」を解き明かすと言うよりも、「人智」人がどのように考えていたかを解き明かすことに主題があるように感じました。

※思いの外、長くなったので（１）と（２）の２回に分けています。（１）は、ドラマ概要までで、（２）は、あらすじと今後についてです。

ドラマの原作

「ミステリと言う勿れ」の原作は、「田村由美」さんのミステリーコミックです。原作コミックがマンガ大賞２０１９など各賞を受賞し、発行元の小学館の電子書籍では過去最高の売

り上げをする人気があり、そのような中、菅田将暉を主演にしてフジテレビでドラマ化です。なお、ドラマとしては、原作のエピソードを順番や内容を再構成してドラマ化されており、対比できるようにエピソード表記もされています。（テレビだけでは、エピソード表記されても意味が分からないのですが…）

原作のコミックも１２巻は刊行しており、今しばらくは久能整の活躍は見られそうです。

なお、映画の公開は令和５年９月１５日の予定です。望むべくは、映画だからと言ってテレビドラマの作風が崩れていないことを期待しています。

ドラマキャスト

久能整　（菅田将暉）

主人公です。性格が”ややこしい”です。ドラマで見ている分には素敵な人ですが、現実に関わるとなると一定の距離もしくは付き合いが無いことを願うタイプです。幸いなことにこの方は、あまり人好きでは無いようです。

風呂光聖子　（伊藤沙莉）

大隣警察署の刑事です。主人公の久能整君が陰キャラ設定ですが、さらに陰キャラの重複です。年齢設定は不明ですが、年下の大学生久能整君に思いを寄せていそうな場面が描かれていますが、そのまま受け取って良いのか、考えるドラマです。

池本優人　（尾上松也）

このドラマで、陽キャラ設定を一人で背負う歌舞伎役者です！作品中の役柄は、大隣署の刑事で風呂光の同僚になります。

青砥成昭　（筒井道隆）

私のイメージでは青年役だったのですが、ベテランの大隣署の刑事でしかも警部です。出演者が若い中で、出演者的にも役柄的にも重鎮です。

犬堂我路　（永山瑛太）

お金持ちです。ちなみに、私はこの方が永山瑛太さんと気が付いたのは第５話ぐらいです。ドラマシリーズでは、この方が良い方のなのか悪い方なのか…。不思議な役柄です。

犬堂甲矢・乙矢・愛珠　（久保田悠来・阿部亮平・白石麻衣）

犬堂我路の従妹と妹になります。美男美女系の家系のようです。

ライカ　（門脇麦）

久能整が入院していた病院で出会った少女です。

概要です

こちらのドラマは、２０２２年１月から３月にフジテレビ系列で放送されたドラマです。いわゆる「月９」です。月曜日の２１時からの放送枠で全１２回でした。

こちらのドラマの特徴の一つには、１話で物語が完結するタイプの作品ではないことです。さらに登場人物が、犯罪者の場合は解決すれば、再登場しないのが、ドラマでは多く思えますが、回想シーンで再搭乗率が高いです。そのため、以前に放送されて内容をしっかりと覚えておかないといけません。（回想シーンで思い出せる程度です）

主人公の久能整は、カレー好きです。でも、作り方にこだわるというよりも、作る行為自体にこだわるような、人と違うこだわりのある方です。

こちらのドラマでは、犯罪者側と解決する側ともに共通しているのが、児童時の不遇な環境でしょうか？犯罪者側には、あきらかに児童虐待がトラウマになり犯罪に繋がっているようです。問題は、主人公の久能整です。こちらも児童時にトラウマ警官があるように描かれていますが、児童虐待かどうかは、描かれていません。しかしあの、ややこしい性格は、」何かなくては形成されない性格に感じます。

それにしても、同じような境遇の人が出会うものです。ひきつけあう何かがあるのでしょうか？もっとも、ややこしそうな主人公が好きな私も相当ややこしい性格のような…。

以上が前半の（１）です。後半の（２）は明日！

この作品は、こちらで視聴可能です。

こちらのドラマ作品は、【TSUTAYA DISCAS】 で視聴可能です。こちらを参照してください☟。