本能寺ホテル　どこで見れる　映画（２０１７年）

「本能寺ホテル」です。

映画の冒頭のテロップには「愚者は経験から学び　賢者は歴史から学ぶ」とあります。私の場合では「賢者は経験から学び　愚者は経験も忘れる」になります。

映画の脚本・監督

この作品は「相沢友子」さんの脚本になります。この方は、女優兼歌手の経験がある異色（業界ではそうでないかもしれんせんが…）の方で、主にフジテレビ系の脚本を多く携わってこられた方になります。

この作品の監督は、鈴木雅之監督です。この監督の元、前作同様の堤真一、綾瀬はるか、中井貴一さんの三人そろい踏みです。

映画キャスト

織田信長　（堤真一）

冷酷非道で怖い御屋形様です。ですが、なぜか惹かれるところのある御屋形様です。

倉本繭子　（綾瀬はるか）

勤務先が倒産した元OLです。恋人の申し出は、永久就職です。なれるものとなりたいもの、その心はその、はざまで揺れ動き、体は時代を揺れ動きます。

森蘭丸　（濱田岳）

濱田岳さんが森蘭丸です。綾瀬さんのお言葉をお借りすれば、「森蘭丸」のイメージが変わりました。

本能寺ホテル支配人　（風間杜夫）

ホテルでの仕事を天職として、働く良きホテルマンです。飄々とした人柄の中にも温かさを感じさせます。でも、ラストでは…、何を見ました？表情は驚いたように見えましたが？

ナレーション　（中井貴一）

何故か？ナレーションです。出演していただいた方が良かったのですが…、次回は是非顔を出していただきたいです。

概要です

満員の京都のホテルですが、引き寄せられるように本能寺ホテルに宿泊する主人公、倉本です。

本能寺ホテルのエレベータが過去、本能寺前日のその本能寺とつながっていました。倉本は、そのエレベータで過去と現在を行ったり来たりです。

その倉本は、その行き来で見つけたのは、歴史か自分の未来か？

映画あらすじ

婚約者の居る京都、本能寺ホテルに宿泊です。しかし、そのホテルのエレベーターは、タイムスリップしてしまいます。そのきっかけは「金平糖」・時計（オルゴール？）です。

過去に居たのは、織田信長です。何度か織田信長と出会う内に、その人柄に倉本も惹かれていきます。また、信長も何故か倉本には優しいような気がします。

しかし、この二人には時間がありません。最初に出会ってから、タイムリミットは２４時間もありません。初めてのタイムスリップした日が「本能寺の変」の前日だったのです。しかも倉本は現代と過去で悩みが山積しています。

「本能寺の変」を知る倉本ですが、歴史が変わることを心配しています。

倉本・織田信長想いを遂げるために、進むことを決めます。たとえ、その結果が…。

歴史は、変わることなく進みましたが、倉本は変わるきっかけを得られたようです。織田信長は「窮すれば即ち変ず、変ずれば即ち通ず、通ずれば即ち久し」かと思いましたが、道半ばのままでした。

この作品は、前作と比べ無理が無い設定です。素直に楽しめる作品かと思います。

映画の展開現場

本能寺ホテル

本能寺の変の跡地に立つホテルです。純和風の名前ですが、外観は洋風です。人気があるのか、無いのか微妙ですが、程よい暗さのホテルです。

本能寺

「本能寺の変」の事件現場です。ロケは、京都市内お寺さんを利用されたようです。現在も本能寺は存在していますが、かなりその規模は小さい規模になっています。

まとめ

前作では大阪に瓢箪、今回は京都に金平糖、持ち込み禁止が増える作品作りをされています。

京都は千年の都です。この他にも古くは「保元・平治の乱」、「応仁の乱」、「蛤御門の変」など沢山ある中、今回は「本能寺の変」でした。事件も多い京都ですが、ホテルも多いです。くれぐれも、事件現場近くで宿泊の際はお気を付けください。

鈴木監督作品には、伝えようとする伏線がいつもあるように感じます。人に流される人生、人に流されない人生、結局はどちらが良いかではなく、”どうしたいか”が問題になるものなのでしょうか？

この作品は、こちらで視聴可能です。

こちらの映画作品と原作は、U-NEXT で視聴可能です。ＵーＮＥＸＴについては、こちらを参照してください☟。

この作品は、こちらでも視聴可能です。

こちらの映画作品は、【TSUTAYA DISCAS】 でも視聴可能です。こちらを参照してください☟。