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楽しめる時代劇 「大富豪同心」 どこで見れる

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「大富豪同心」です。NHKのBS時代劇になります。

初回放送は、20019年の5月10日から7月12日でBSポイントプレミアム「BS時代劇」で放送されています。以降、地上波でも再放送がされています。現在は、「大富豪同心2」も既に放送済みで、現在は「大富豪同心3」が2022年に制作されており、令和5年春にBSプレミアム毎週金曜日20時から20:43分(全8回)の放送を予定されています。

「大富豪同心3」を楽しむためにも、ここは是非これまでのシリーズを見直しておきたいところです。なお、今回紹介するパート1の「大富豪同心」は全10回です。

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ドラマあらすじ

以下、NHK公式ホームページより

主人公・卯之吉は、同心の上司・村田銕三郎らと共に南町奉行所の同心として働き始めるが、卯之吉のあまりの財力やら超然とした態度やらに、同僚たちは驚愕するが、卯之吉はまったくそれを気にしない。そんな同心見習いの卯之吉が、江戸で起こる数々の事件を、はんなり他力本願で解決してゆく痛快捕物帳!

私の感想を更に付け加えると…。

江戸でも屈指の大金持ち”両替商三国屋”の孫、八巻卯之吉(やまき うのきち)が同心となり、ドタバタ劇が進行していきます。三国屋の主人が孫の将来を心配してお金の力で孫を同心にします。なお、私は他人事ですが三国屋の将来の方が心配なのですが、財政的には、私の方が心配されるほうです。

お金持ちで人が良いので、人が集まります。世の中の問題のほとんどが、人とお金があれば解決します。いつのご時世も同様のようです。NHK

ドラマの展開現場

こちらのドラマでは主に以下の場所で話が進みます。

江戸市中

こちらは、主人公が同心であり、ドラマの進行上「事件現場」が必要であり、毎回事件現場として江戸市中が出てきます。

両替商三国屋

主人公 卯之吉の実家です。祖父の主人が、孫以外には悪人感を漂わせています。

深川料亭檜屋

稲森いずみさんが演じる「菊野さん」の勤務先です。主人公が単に”天然”では無く、風流な遊び人であり、歌舞伎役者の所以を見せることの出来る場所です。

南町奉行所

主人公「八巻卯之吉」の勤務先。こちらの場所で、毎回軽く笑いを確保している。

主人公卯之吉の自宅

こちらで、美鈴(新川優愛さん)との恋愛要素を添加されています。

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ドラマの原作

原作者は、「幡 大介(ばんだいすけ)」氏です。1968年の栃木県生まれです。武蔵野美術大学造形学部を卒業されています。小説は、造形に含まれているのでしょうか?それはともかく、2008年に『天下御免の信十郎』で時代劇小説のデビューをされ、2018年に、「第1回細谷充賞」を受賞されています。

以下が、主な作品です。お伝えしたいのは、どうやらこの原作者は、働き者である事!特に2010年以降は、作品が量産されています。私は真面目な人が、書いた物の方が基本的に面白いと信じています。なお、この原作者であれば、大富豪同心シリーズの長期化が可能であり、「相棒シリーズ」越えも視野に入りそうです。なにより主人公が若い!

天下御免の信十郎シリーズ
  • 斬刃乱舞(2010年1月)
  • 空城騒然(2011年1月)
  • 疾風怒涛(2012年2月)
  • 駿河騒乱(2013年5月)
独活の丙内密命録シリーズ
  • 大奥の修羅(2010年2月)
  • 奉行討ちの懐剣(2010年5月)
  • 暗鬼狩りの豪刀(2010年12月)
  • 公家断ちの凶刃(2011年1月)
大富豪同心シリーズ
  • 八巻卯之吉放蕩記 大富豪同心(2010年1月)
  • 天狗小僧(2010年4月)
  • 一万両の長屋(2010年8月)
  • 御前試合(2010年12月)
  • 遊里の旋風(2011年4月)
  • お化け大名(2011年8月)
  • 水難女難(2011年9月)
  • 刺客三人(2011年12月)
  • 卯之吉子守唄(2012年4月)
  • 仇討ち免状(2012年8月)
  • 湯船盗人(2012年12月)
  • 甲州隠密旅(2013年5月)
  • 春の剣客(2013年9月)
  • 千里眼験力比べ(2014年2月)
  • 隠密流れ旅(2014年7月)
  • 天下覆滅(2015年2月)
  • 御用金着服(2015年7月)
  • 卯之吉江戸に還る(2016年2月)
  • 走れ銀八(2016年7月)
  • 海嘯千里を征く-大富豪同心(20) (2017年2月)
  • お犬大明神-大富豪同心(21)(2017年6月)
  • 闇の奉行-大富豪同心(22) (2017年7月)
作者のツイッター

以下にあるのが、作者のツイッターです。ツイッターの内容(特にプロフィール)は原作者の人柄が見えてきます。しかし、いいねの数が、一般の方の人数である所が親しみやすいような…。少し微妙。書籍

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ドラマキャスト

八巻 卯之吉(中村隼人)

この物語の主人公です。怖い物が多く、刀を見れば失神しています。北米に生息する「フェインティング(気絶)・ゴート」が原作者のイメージでしょうか。また深川の花街にいく割には、夜道が怖い不思議な主人公です。職業は、同心です。江戸時代の警察です。しかも当時の警察は裁判所も兼務しています。

梅本源之丞(石黒英雄)

大名の御曹司、しかし自由がある三男坊役です。元ウルトラマンであり由緒正しき正義の味方です。豪快さと放蕩感を漂わせる主人公の友人です。

美鈴(新川優愛)

時代劇では既に定番の「鬼姫」、怖い人が美人だった頃の話です。現在とは隔世の感です。道場と卯茂吉さんの面倒を見れるのは、彼女しかいません。

三国屋徳右衛門(竜雷太)

NHK公式HPでは、孫の将来を心配して同心にしたとのことです。しかし、この方(竜雷太)は以前、警察経験があります。太陽に向かって吠えていた頃を思い出し、同心にされた事と思います。しかも同心=武士です。地位と名誉とお金を持てば無敵です。この辺りが、動機のような気がします。それにしても悪巧みをする笑顔が素敵です。

菊野(稲森いずみ)

私は、徳右衛門さんとの関係があるのかと思いきや、卯之吉さんが惚れ込んでいる設定です。芸者さんの白塗りが似合う、女優さんです。

荒海ノ三右衛門(渡辺いっけい)

卯之吉を凄腕同心と誤解している設定ですが、意外と卯之吉の真ん中が好きなのかも知れません。

喜七(武田幸三)・寅三(越村友一)

喜七さんは、荒海一家のナンバー2、寅三は三国屋のナンバー2です。共にナンバー2で、外見はどちらも、悪人顔です。セリフでは無く顔で伝わります。いつの世もナンバー2こそ、手を悪に染め、尻拭いです。大切な役回りです。無愛想なのが最高に素敵です。

水谷弥五郎(村田雄浩)

三国屋の主人から卯之吉に付けたボディーガードです。卯之吉に必要な時に現れます。現在のセキュリティー会社顔負けです。ちなみに、卯之吉を初めて救ったときの給与は、浪人2名を倒して4両でした。

由利之丞(柳下大)・(浅香航大)

三文役者役です。役者さんとしては、嫌な役名です。そのせいか、「大富豪同心2」では役者さん変更がありました。しかし、劇中では、卯之吉の身代わりを演じることもあります。

村田銕三郎(池内博之)

南町奉行所の同心です。どこの職場にもいる安心のタイプです。劇中で多用されている「南の猟犬」ですが、テロップが無いせいで、南の何?でした。

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まとめ

さすがNHKの時代劇です。キャストも撮影場所も豪華です。しかも、楽しめます。時代劇で楽しいは、日本人のソウルドラマです。でも、所々に教育的な内容が含まれています。さりげなくですが、同心の給与は「30俵2人扶持」、「名披露目会」楽しく学べるドラマです。

なお、エンドロールに主題歌表示がありますが、主題歌が最期に流れている事に気がつくのに時間が掛かりました。番組最初に流れる音楽ではありませんでした。私的には、最初に流れてくる音楽がこのドラマの内容を表しているように聞こえます。主題歌「夢の振り子」に併せ踊るキャストの姿も楽しめます。それにつけても劇中のBGMもドラマ内容にあって、楽しめます。日本最大級のビデオオンデマンド<U-NEXT>今なら無料トライアル実施中!

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※本ページの情報は2023年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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