第5回では、美濃攻めの重要な拠点として「鵜沼城」と「犬山城」が登場しました。
信長が秀吉に命じた鵜沼城の調略は、単なる一城の問題ではありませんでした。
その背後には、木曽川を挟んだ城の配置と戦略が深く関わっています。
ここでは、第5回の舞台となった2つの城の現在の様子をご紹介します。
紹介内容です
位置関係です
岐阜城と小牧山城の位置関係も紹介したくて、鵜沼城と犬山城の距離感が伝わりにくいのですが、鵜沼城と犬山城の距離はグーグルマップ徒歩25分です。目と鼻の先です。
第5回ゆかりの地 鵜沼城の現在を訪ねて
調略の舞台となった要衝
鵜沼城跡は、美濃国の南の入口にあたる重要な城でした。
現在は城の建物は残っていませんが、城があった場所の地形は今も残されており、当時の戦略の意味を感じることができます。
鵜沼城の現在の様子
現在の鵜沼城跡は、住宅地の中に位置しています。
一見すると普通の町のように見えますが、周囲の地形を見ると城としての役割が理解できます。
特に注目したいのは、木曽川の中に突き出た小山の上に築かれている点です。
この場所は、尾張から美濃へ入る重要な通路を押さえる役割を持っていました。
そのため、ここを味方に引き入れることは、美濃攻略の第一歩となる重要な意味を持っていました。
鵜沼城の感想
第14回で描かれる「金ヶ崎城」…、同じ匂いを感じます。近くの城と連携して攻守に使うには最適な城です。ですが、織田軍が使用する場合は斎藤龍興の支配する木曽川の北側に接している城で、犬山城も近くにあります。今回の鵜沼城の調略は信長が言い出したものではなかたようですが、信長の戦法には「虎穴に入らずんば虎子を得ず」的なものを感じます。この場所は調略できても、維持が困難な場所です。
右側の小山が鵜沼城の現在の様子この先に犬山城です。

鵜沼城には、現在立ち入りはできないようです。近くに行きましたが、入れそうにありません!

現在、木曽川に掛かる橋を鵜沼城から犬山城を望みます!近い!

第5回との関係ポイント
第5回で描かれた調略の意味は、地形を知ることでより深く理解できます。
注目したいポイントは次の3つです。
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鵜沼城は美濃の入口を守る城だった
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この城を味方にできれば進軍が容易になる
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武力ではなく説得が重要だった
こうした背景を知ることで、小一郎たちの働きの重要さがより伝わってきます。なお、鵜沼城の小山ですが、限りなく低山です。守れるのか、豊臣兄弟?
第5回ゆかりの地 犬山城の現在を訪ねて
木曽川を支配する最重要拠点
犬山城は、現存する日本最古級の天守を持つ城として知られています。
第5回では、鵜沼城と並んで美濃攻略の鍵となる城として名前が挙がりました。
現在も美しい姿を残しており、当時の戦略の重要性を実感できる貴重な場所です。鵜沼城から橋を渡れば、川沿いの道の突き当りにあります。

現在の犬山城の見どころ
犬山城は、現存天守を持つ城として全国的にも非常に人気があります。
特に見逃せないのが、天守からの眺めです。なお、写真の雰囲気からお傷買いの方もおられるかと思いますが、訪問したのは早朝です!開門まで時間があり過ぎたので、入城できていません。天守からの眺めが良いのは、下調べでそのように紹介されていました!恐らくその通りかと思います。

天守からの木曽川の景色
天守に登ると、木曽川と周囲の平野を一望することができます。
この景色を見ると、なぜ犬山城が重要だったのかが一目で理解できます。
敵の動きを早く察知できるだけでなく、川を利用した防御にも適した場所だったことが分かります。
第5回で語られた「美濃攻めの鍵」という言葉の意味が、現地に立つと実感できます。

第5回との関係ポイント
犬山城は、鵜沼城と密接に関係する位置にあります。
特に注目したいのは次の点です。
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木曽川を押さえる重要拠点だった
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鵜沼城と対になる位置にあった
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美濃攻略の足場となった
こうした位置関係を理解すると、信長がなぜこの地域を重視したのかが見えてきます。
鵜沼城と犬山城の位置関係が分かると第5回がより面白くなる
この2つの城は、それぞれ単独で存在していたわけではありません。
川を挟んで向き合う配置が、最大の特徴です。
犬山城は信長の陣地と陸続き、鵜沼城は犬山城の兵站を担う重要な城で、橋が無かった当時は、川を越える重要な岸を守る拠点のような気がします。私的な印象なのですが、鵜沼城は犬山城の付城のような印象です。鵜沼城の調略ができれば、ほぼ犬山城の城攻めの第1段かが終了したように感じました。そのような位置関係と規模の差を感じます。
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まとめ
―鵜沼城と犬山城を知ると第5回の戦略が見えてくる?第5回で描かれた鵜沼城の調略は、単なる説得の成功ではありませんでした。
その背後には、犬山城との位置関係や木曽川の地形という重要な要素がありました。
現在も残る犬山城の天守や、鵜沼城跡の地形を見ることで、当時の戦略の意味をより具体的に感じることができます。
第5回は、
「戦わずして勝つ」という戦国時代の知恵が初めて本格的に描かれた重要な回でした。
その舞台となった城を知ることで、物語の奥行きはさらに深く感じられるようになります。
※本ページの情報は2026年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。