前回からの続きです。分りやすいので全放送回を再掲します。
1話 八代将軍吉宗・水野裕之進編→
2話~4話 三代将軍家光・万里小路有功編
5話 三代将軍家光・万里小路有功編 五代将軍綱吉・右衛門佐編
6話~7話 五代将軍綱吉・右衛門佐編
8話~10話 八代将軍吉宗・水野裕之進編
と言う訳で、今回は第2話から第5話に掛けての「三代将軍家光・万里小路有功」を紹介します。
なお、前回もお伝えしていますが、この作品は同名タイトルで既に映像化もされており人気の原作です。民放同名タイトルドラマもドラマ観るなら<U-NEXT>で視聴可能です。また、つい次回が気になり連続視聴も可能なので実際に私も2話程度連続でを見ることがありましたが、やはり少ししんどいです。時間にすれば2時間弱なのですが、満腹感がすごいです。ベストな視聴は1日1話が良いかと思います。
紹介内容です
ドラマキャスト(三代将軍家光・万里小路有功編)
今回も前回同様オスカルとアンドレ関係で紹介します。
三代将軍(オスカル) 徳川家光(堀田真由)
成人男性で「赤面疱瘡」とは無縁かと思いきや逝去した家光公(成人男性)の身代わりとして将軍になった家光公(堀田真由)です。病気が蔓延していても、将軍職は男性と言うしきたりがあり、あくまでも春日局の陰謀として就任です。
演じた”堀田真由”さんですが、ウエイディングドレス以外も似合います。さすが、比企の娘です。
三代将軍時の側室(アンドレ) 万里小路有功(福士蒼汰)
公家出身の僧侶でしたが、春日局により還俗させられ、家光の側室になる。後に身を引いて、男性初の大奥総取締役に就任する。名字が呼びにくいが、劇中では有効(ありこと)様と呼ばれているので、気にはならないのですが、それでも少し気になる。
春日局 (斉藤由貴)
三代家光(男性)の乳母で女性最後の大奥総取締役です。いつも悪役になる春日局です。将軍職を女性にします。国内の主力が女性なので、制度の変更をすれば何も問題が無いのですが、主たる感染拡大場所が関東であり、関西の蜂起を恐れこのような対応をする。
なお、日本に男が少ないと外国に侵略されないように「鎖国」を導入します。これについては、考えようによっては世界的感染拡大(パンデミック)を予防した偉人になります。
玉栄 (奥智哉)
万里小路有効の弟子の僧侶。有功とともに還俗し、後の側室「お玉の方」になる。この人が、隠れたキーパーソンです。徳川綱吉の生母いえ、生父?
村瀬正資(石橋蓮司、岡山天音)…再登場です
家光時代のへやこにからの御祐筆。春日局により大奥の出来事を「没日録」に記す。吉宗がこの「没日録」を読むことにより、このドラマが進行します。
概要です
第2話にして、タイトル「大奥」のイメージどおりの展開です。ドロドロし始めます。一時期の民放昼ドラのようです。しかも、演じるのは男達です。女性達の比ではありません!想像してみて下さい。現代における大奥である給湯室、そこに集う女性お局様の代わりに、男性お局が集う状況です。世の中から給湯室が無くなるような気がします。(給湯室を想像するところが前世代ですが…)
さて、物語は第1話の吉宗公が「没日録」により「バックツーザフューチャー」して第2話が「三代将軍家光」時代として始まります。そのため、前回の冨永愛さんの出演は、ほんの少しです。
しかし、三代目将軍を演じる「堀田真由」さん、熱演です。しかし、この千恵(江戸市中に居た頃の名前)さんの出生にかなり深めのいわれが…。でも大丈夫です。美形の女性には美形の男性が助けに入ります。「東京ラブストーリー」…、時代がもう少し前でした。「江戸ラブストーリー」の始まりです。
当時の交換日記でしょうか「御猫様」登場で、「白猫若紫の宅急便」!五代将軍綱吉公への伏線も張られ、話は進みます。福士蒼汰の女装のサービスカット付です!さすが万里小路有功様。余談ですが、現在再放送で「あまちゃん」を見ています。福士蒼汰のWです!モテる男は、いつの時代もつらいです。でも、羨ましい!
それにしても、「赤面疱瘡」は、夜や休日のおじさん達がよく罹患する”飲み過ぎ”の症状に似ています。
ドラマあらすじ(2話から5話)
第1話から遡ること5代前です。今回から3代家光公の御代です。女性将軍と男子大奥の歴史を知るため、吉宗公の歴史探訪です。
あくまで、この「大奥」は吉宗公が「没実録」を読み進める型式で進みます。江戸城内にある「大奥」の成り立ちに興味を持った吉宗公でしたが、いつしか恋物語を読むように熱中していきます。そして、話しは「三代将軍家光公の御代」です。
徳川将軍3代目家光公崩御から始まります。今後の対応について即決する春日局。表は息子の稲葉正勝に頭巾を被せ、奥では血縁の千恵を家光として将軍家の存続を図る。この千恵さんは、かなりの訳ありの出生に秘密が…。それをあがなうため?徳川家のため?平穏の世のため?万里小路有功を春日局が用意します。嫌々江戸城に連れてこられ家光公の身代わりの千恵と公家での無理矢理還俗させられたお坊さん有功様、同じ境遇で惹かれ合います。この状況は、他のお局達は嫉妬の嵐です。いつの世も、何処の場所も同じようなものです。このような中、春日局の息子稲葉正勝(眞島秀和)だけがこの家光公の章で救いでしょうか?
「赤面疱瘡」は、日本全体に蔓延です。すでに武士の世界も女性が多くを占める状況、古い慣習を守るのも女性で、新しい慣習を作るもの女性です。世代交代が大奥の奥で静かに進みます。新旧交代により新しい「大奥」の形ができあがります。それに伴い表の運営も新しい取組が…、
ちなみに、大奥の男性には、新しい役割が与えられました。なんて言うことでしょう!男性達が活き活きと活躍していきました!
春日局のイメージが変わりました。最近のドラマや映画で感動のシーンや実は悪い人が良い人だったシーンがありますが、こちらののドラマでは、違和感なく見ることが出来ます!悲しいことに、違和感を感じる作品が多いもので…。
ドラマの展開現場
江戸城
今回の家光公の話題の多くは江戸城内です。江戸市中のシーンもありますが、ドラマは城内でドロリと進行していきます。
まとめ
女性将軍誕生です。私のように責任の無いのも大変ですが、将軍という責任を負う人も大変でした。家光公より始まる”男女入れ替わり”世界です。「古い常識を破壊し、新しい常識を造り、共通認識の常識」となるサイクルを見せていただいたようです。信長、秀吉、家康の「ホトトギスの歌」のようです。このドラマも「大河」にすれば良かったと思える作品です。
それにしても、NHKらしからぬ前衛的な印象のドラマです。それに、マッチする主題歌です。”幾多りら”さんの歌う「蒲公英」ですが、こちらの方は「yoasobi」のボーカル「ikura」さんでした。名前が違うと分らない世代です。なお「蒲公英」を読める方がどれくらい居られるのでしょうか?「ほこうえい」と読み、「たんぽぽ」のことです。英語では「ダンデライオン」で、曲のタイトルとしても多く使用されています。余談がそれまくりですが…。
余談ついでにですが、「流水紋」です。1話の水野裕之進の着物の柄ですが、万里小路有功と同じ物で、タイトルバックでも流れているようで気になるのですが、何か意味があるのでしょうか?
この作品は、こちらで視聴可能です。
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※本ページの情報は2023年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。