「探偵はBARにいる3」です。もちろんですが、前回同様「大泉洋主演作品」です。この作品から何故かPG指定が無くなりました。別段、PG指定を望みませんが、この作品の底流に感じたマニアックさが失われないか心配でした。さらに、心配事は続きます。こちら作品公開時に添えられた言葉に「最後の事件 が始まった」とありました。主演の「大泉洋」さんのキャラであれば、この程度の話は、なかったことになるとは思いますが、気になるところです。
さて、こちらの作品は3作目です。ご丁寧に番号がタイトルに含まれていますので、間違いは少ないです。次回作を期待したいところです。
紹介内容です
映画の原作
原作は「東直己」さんの「ススキノ探偵シリーズ」推理小説からの映画用のオリジナルだそうです。ただ、後日小説化されたそうです。
この作品の公式紹介文の前文は『「最高のコンビ」が迎える「最大の危機」。悲しくも激しい「最後の事件」が始まった。』です。こちらが次回作の”フリ”であれば、次回作は『「最低のコンビ」が迎える「最低の危機」。楽しくもヌルイ「最初の事件」が終わった』で、内容的には、このコンビが初めて携わった事件で、これをきっかけに「探偵はBARにいる」が始まった物語あたりでしょうか?
ちなみに、1作目2011年、2作目2013年、3作目が2017年でした。この間隔であれば、次回作は2023年ですので、今年の年末映画?
映画キャスト
探偵「俺」 (大泉洋)
主人公の探偵、「馬子にも衣裳」と言われますが、3作目にして「大泉洋さんにもハードボイルド」を感じなくは”なく”なってきました。
高田 (松田龍平)
大学農学部で助手兼運転手兼いい男です。風貌、話し方…、「松田優作」さんを感じる今日この頃です。今回は、「最強の敵」と遭遇です。
岬 マリ・根本典子 (北川景子)
関西の女性が”美人ボケ”する時にもっとも使用される名前です。謎多き女性を演じています。美人には謎が必要です。でも、謎があっても美人とは限りません。
諏訪麗子 (前田敦子)
この方も、全て見終えた後も謎が多い方です。キャピキャピ感を出されることに違和感を感じません。
峰子 (安藤玉枝)
第1作目から謎は多いのですが…。この方も、黙っていれば、動かなければ…、何かと前提条件が多いですが、この順番で紹介しても違和感を多少しか感じない方です。
波留 (志尊淳)
何故この名前を使用されてたのでしょうか?波留さんが出ていると思うでしょう!しかし、この作品でファン垂涎のシーン公開です。
教頭先生 (正名僕橡)
よく見かける方でしたが、名前を存じ上げませんでした。でも、芸名はもう少し優しくしていただければ、助かります。この方も、冒頭から大活躍です。この方の対応次第では、国際問題に発展しかねないキーパーソンです。でも、探偵に情け容赦はありません。同情を禁じえません!
モンロー (鈴木砂羽)
さすが、スタッフの多くが「相棒」だからでしょうか?役柄的には、こちらの方が良い印象です。
相田 (松重豊)
「桐原組」若頭で探偵と悪縁があり、協力をしてくれる。してくれますが、時には本業との利害関係が…。次回スピンオフ作品名は「男はつらいよ~前略船の上から~」でしょうか?
松尾 (田口トモロヲ)
新聞記者です。今では、今ではすっかり「俺」の協力者です。
3作目にして、やっと記者の演技を見た気がします。
※以下の方々は、当時のご本人の方々の出演です。(肩書も当時)
栗山英樹日ハム監督、秋元克広札幌市長です。ご当地感マシマシです。
概要です
探偵の「俺」がこよなく愛する札幌ススキノ?近郊の雪原です。いきなりですが、カニの運搬トラックで殺人事件発生です。問題は、荷物です。トラックに載せていたカニと…。
再びですが、公式ホームページによると探偵(俺)が「ありふれた依頼を安易に引き受け…、」とあります。探偵が安易に依頼を受けずには仕事が、生活ができません!
探偵をモデル事務所や裏社会がカオスの世界へ案内していきます。
そして、この作品最大の事件、相棒の行方は…。探偵「俺」の相棒に対する想いは、ハードボイル色、でも最後は大泉洋色に染めています。
この作品は122分映画です。その探偵の依頼料は10,800円(消費税込み「当時」)です。
映画あらすじ
いつものように、北海道札幌、ススキノです。今回は、モデル事務所「ピュアハート」に関わる事件です。
今回の探偵が探すものは、女子大生?麻薬?命を燃やすもの?最後に残すもの?
女子大生が隠すものは、事件の真相?女性の本性?
探偵は、走り。助手は闘います。何故か女子大生はハッピーエンド。
問題は、これを見た人も、出会えたものが探偵「俺」の言うところの「下らないもの」か「命を燃やすもの」かで、エンディングが異なります。
映画の展開現場
ススキノ
大泉洋さんの北海道愛は感じますが、見ている私のススキノイメージは、夜の街です。このイメージを受け取って良いのかどうか、迷うところです。夜の街は良いとしても、細い路地には、入れなくなりそう。北のニッカ、道頓堀のグリコ看板の名所です。
北海道の海
様々なシーンで登場していますが、いつも冷たく、灰色に感じます。ハードボイル作品のようです…。
まとめ
北川景子さん出演です。最後の事件と銘打って制作されているだけに、最後は豪華ゲストとの思いからでしょうか?
私も連続して3作を観ましたが、一番印象に残っている作品です。(最後に見たからか?)
なお、次回作として「渡る世間は BABAばかり」を制作しているとの情報が、もはや探偵が関係ないですが…。期待しています!
追伸、エンドロールが終わりまできっちりと見ましょう!映画アルアルか?
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