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「空母いぶき」どこで見れる 映画(2019年)

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「空母いぶき」、かわぐちかいじ作品です。実写化された映画です。

戦争を扱うと息がしにくくなりますが、艦船の中はさらに息苦しそうです。最近の指令所はさらに密室化しています。救いは、映画のテンポが速い事です。でも、息つく暇が…。

映画の原作

原作は”かわぐちかいじ”さんの同名コミック「空母いぶき」で2014年に「ビッグコミック」に連載された作品です。また、新シリーズとして「空母いぶきGREAT GAME」も発刊されています。

すでに「沈黙の艦隊」などヒット作品も多く、今回の映画作品が2019年に封切られています。内容は軍事的なものですが、そこに描かれる艦長は、いつも冷静沈着な方です。そのためか、いつも良き理解者は、反目するナンバー2的な方です。

映画キャスト

事件は、現場で発生します…。今回は、ほぼほぼ海上です。某国との艦隊戦の様相を呈していますので、「空母いぶき」を旗艦として第5護衛艦群を構成しています。

秋津竜太 (西島秀俊)空母いぶき艦長

既に中途半端に触れていますが、冷静沈着ですが、ちょっと熱めの血が流れているようです。判断基準は、常識と非常識を天秤に掛けるような感じです。

新波歳也 (佐々木蔵之介) 副長

模範的な自衛隊のキャリア組の方です。判断基準は、常識と常識を天秤に掛け「常識」を求めるような感じです。

涌井継治 (藤竜也) 群司令

不愛想なおじさん役では、日本一です!判断基準は、常識と非常識を袋に入れて手掴み!

渕上晋 (戸次重幸) 飛行群司令

真剣な役を演じられていても、何か求めてしまいます。今回、大泉洋以外の人でも気持ちが分かることが判明。

迫水洋平 (市原隼人) アルバトロス隊長

いぶき艦載機の飛行隊の一つを率います。圧巻の目力を遺憾無く発揮されています。飛行マスクで目しか見えていないのに、誰かが分かります。

瀬戸斉昭 (玉木宏) 護衛艦はつゆき艦長

艦船内での限られた舞台で活躍されています。艦船により装備に特徴があるのかも知れませんが、素人には分かりません。同じ背景で役者の個性を出すのは難しいですが、この方は目立ちました。

浮船武彦 (山内圭哉) 護衛艦いそかぜ艦長

どの艦も程度の差はあれ、冷静沈着な艦長が指揮していますが、この方のみ豪快感が際立ちます。そしてお約束の「関西弁」です。なお、正統な英語を「キングスイングリッシュ」と言いますが、正統な日本語は、私的には「京ことば」と思っています。

滝隆信 (高嶋政宏) 潜水艦おやしお艦長

今回は、個性では無く、役に徹した演技を優先されたようです。「沈黙の艦隊」好きの私的には、潜水艦自体を使うのではなく、無弾頭魚雷の使用をお勧めします。

中野啓一 (中井貴一) コンビニ店長

なぜこの役なのでしょうか?もったいないです。この映画に出演と分かれば、どの艦の艦長?司令官?とか思うのですが…。特に他の役であっても拘束時間は変わらないと思うのですが…。

概要です

かわぐちかいじ作品で、自衛隊関係の作品です。今回の主役は、空母です。サイズ的には軽空母に分類されるそうです。

この映画で描かれている時間は24時間です。短い時間ですが、息を継ぐ時間が無ければ、恐ろしく長い時間になります。原作者の方が言われるには、「優れたアクセルとブレーキ、この二つが機能しなければ運動体は上手く機能しない…」、どうしても戦争を描けばまさに「矛盾」になるようです。

映画あらすじ

20XX年12月23日の未明に波照間諸島(劇中使用で、八重山諸島?)の島に某国の武装集団が上陸、占拠され訓練航海中の第5護衛艦群に出動命令が下る。

こちらの艦隊に乗船取材していたジャーナリスト2名が艦内を戦闘中にも関わらず、私が心配するほど自由です。

そのジャーナリストにより国民がこの海域で起きていることを知るところとなります。コンビニで順序よく並び、お金を払い、食料品を確保です。お国柄なら、日本が世界一です!

某国との交戦です。複数の意見があり、その都度判断されて行動に移されます。どれが正しくて、どうすればよいのか?別の正しさがあった?どうしておけばよかったか?正義と正解が不明になります。そうする内にも、さらに問題が深まります。

日本と某国の結末は…。

映画の展開現場

基本的にこの作品は、戦闘が行われている海上8割と官邸1割、コンビニ、ネットニュース会社残り半々です。その8割を占める海上も艦船の中になります。

まとめ

軍事物の映画です。自衛隊の協力要請をせず、CGで製作されたそうです。本物を借りて撮影すれば、制約も多そうです。CGの方が自由度が高く、撮影方向も自由自在で、現在の技術力は優れており、すでに私の視覚と脳では、本物と見分けが付きません。

映画的には、私が心配することでは無いのですが、この映画は残り時間で終わるのだろうか?心配でしたが、少し強引なエンディングです。広げた風呂敷をどう片づけるか問題は、さらに大きな風呂敷で包むことで乗り越えられました。

「戦争と平和」トルストイの小説がありますが、「戦争と正義」戦争の中に「正しさ」は存在し得るのでしょうか?様々な正義の定義や解釈がある中、今回は死傷者は出したものの終結しています。問題は、続編「空母いぶき GREAT GAME」で、終結が第三次世界大戦?そうなれば大惨事世界大戦です。

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