朝ドラが「虎に翼」６月３日から６月７日まで放送された１０週目の紹介です。 週間タイトルは「女の知恵は鼻の先？」です。
紹介内容です
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「虎に翼」記念すべき第１０週目の週間タイトル「女の知恵は鼻の先？」の意味
この週間タイトルの意味ですが、「女は目先の事しか見えず、遠望ができず思慮に欠ける」と言う意味になります。
特に対義語となる言葉は無さそうですが、近そうなのは「深慮遠慮」でしょうか？いずれにしても近い目標が意外と遠かったり、遠い目標が意外と早く実現等、なかなか先のことはわかりません。
なお、私的にはこの今週のタイトルを見た時に感じたのは、「女の知恵は鼻先にあり、もう少しで実現する」で悪く言えば「馬の鼻先にニンジン」です。「虎に翼」を見ていれば思い起こせば、女性も司法試験が受けられると聞き大学進学したものの司法改革が進まず、挫折しかけた時のシーンが思い起こされました。
早々に伏線
「虎に翼」の放送初日の初めて桂場に出会っているシーンがありましたが、１０週目にして伏線回収です。もっとドラマの後半でされるものかと推測していましたので、意外な時点での回収です。二人のやり取りを見ていて、どの程度の知り合いかが不明でしたが、今週で納得です。中盤での伏線回収に、もっと他に伏線がったのか？まさかの見落とし？
しかし、今週のトピックスは何と言っても”沢村一樹”さんです。この方であれば、あちらこちらに伏線があっても違和感がありません。もっもとこの方の場合は、存在自体に違和感がありますが…。
虎に翼 第１０週目 ネタバレ あらすじ 感想
昭和22年3月、新しい日本国憲法に希望を見いだした寅子（伊藤沙莉）は、法曹会館を訪れます。そこには空襲で被害を受けた司法省の仮庁舎が設置されていました。裁判官として雇ってほしいと直談判に来た寅子が出会ったのは、なんと桂場（松山ケンイチ）。熱弁する寅子に興味津々の久藤頼安（沢村一樹）は「人手不足の上に、GHQも彼女を見たら喜ぶ」と語るものの、桂場は難色を示します。しかし、久藤の後押しもあり、寅子は司法省で働くことになります。
それにしても、久藤は寅の自宅へ突然の来訪です。そして、寅に一瞬で「胡散臭がられ」、母”はる”を一瞬で「歓喜に」…。相変わらず「セクスィー部長」の本領発揮です。
この週の最初の最後のシーンでは「寝ぐせ」に「つづく」の文字が引っ付いて終わりです。当然ですが、翌日の最初のシーンは「寝ぐせ」に「連続テレビ小説」文字が引っ付いて始まります。毛に付いているだけに、気になります。小技と余裕の光るNHKです。
寅子は民法改正案を読み進め、かつて共に法律を学んだ仲間たちを思い出します。そこに現れた久藤から、この案がGHQから突き返されたものであることを知らされ、「思ったより謙虚だ」と言われた寅子は、自分の認識が甘かったことに悔しさを覚えます。その後、久藤を訪ねてGHQで働くホーナー（ブレイク・クロフォード）がやってきます。民法が改正されると多くの人が混乱すると語る神保（木場勝己）。寅子は花江（森田望智）のことを思い出し、強く反対意見を言えません。ドラマの前半部分での「すん！」が、自らの言動に多くなっています。
寅子は広く意見を募るために婦人代議士・立花幸恵（伊勢志摩）らの集まりに参加しますが、一度弁護士をやめたことから後ろめたい気持ちを感じてしまいます。法曹界は狭く、民法改正の委員をしている穂高（小林薫）と再会。ホーナーから子どもたちにとチョコレートをもらった寅子は、公園で花岡（岩田剛典）に再会します。花岡は東京地裁に戻っており、判事として食糧管理法違反の事件を担当しているという。寅子は自分の弁当を思わず隠すが、花岡は堂々としろと微笑みます。美形の微笑は跡を引きます。
その夜、猪爪家に久藤とホーナーがやってきます。穂高は法の道へ導いて不幸にしたと寅子に謝罪し、新しい仕事を紹介すると言います。しかし寅子は、この道で生きる決心を新たにします。家制度が変わることに反対する神保と議論した寅子は、民法を多くの人に知ってもらうためにどうすればよいか、はる（石田ゆり子）と花江にも意見を聞き、新たなヒントを得ます。
いよいよ新しい民法が成立します。寅子は新たな希望を胸に、法の道を進む決意を新たにします。
「弁護士をやめたこと」が寅には、大きな影響を与えています。あの敬愛していた穂高先生との関係、”よね”との関係、桂場まで影響しています。この当時に一度仕事から離れるという事が、大可な事だったものだったのを今更ながら思います。今でこそ転職などがありますが、終身雇用が常識の時代。学生が就職することを「社会に出る」と言いますが、退職することが「社会から出る」ことになっていた時代だったと推測しています。
虎に翼 キャスト
久藤頼安（沢村一樹）
華麗に元「セクスィー部長」登場です。ＮＨＫのキャラ付け意欲に完敗です。この性格をして、「フレンドリー」と紹介されています。この作品中でも、その片鱗は見え隠れ？
久藤の来歴を説明する小橋、「世が世ならお殿様」だそうです。現在のところは「民放調査室主任」ですが、いつかは「部長」！
≪民法調査室 主任≫
久藤頼安 ✎ #沢村一樹人当たりがよく常にフレンドリー。
＼#追いつける虎に翼／
🔻第1～9週 2分ダイジェスト動画https://t.co/MmNedUNyEt🔻『裁判官編』見どころ動画https://t.co/1Lu0SyAKi7 pic.twitter.com/1quek3PKRq
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) June 1, 2024
小橋浩之（名村辰）
寅の大学の同期です。意外と人の心を見抜く力がある方です。でもこの方の最大の魅力は、髪の毛の一筋の「跳ね」です。いじられキャラ降臨です。
≪裁判官≫
小橋浩之 ✎ #名村辰相変わらずの減らず口で、寅子との言い争いが絶えない。
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まとめ
いよいよ、寅が改めて法律に携わり始めます。弁護士や三番館では無いですが、法律の改正です。よく考えると、司法に携わるものが、法律を理解するには一番良い仕事にも思えます。この週は、新たな日本を築くために奮闘する寅子の姿が描かれ、法の下に平等な社会を目指す彼女の成長が見どころです。新しい民法の成立に向けた挑戦が続きます。
なお、この週以降は、「裁判官編」となっています。裁判官”寅”ももうすぐ出会えます！
※本ページの情報は２０２４年７月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。