２０１６年３月にNHK総合で放送されたドラマになります。放送時は、土曜日の２１時からで、連続４回物です。初回放送は７３分で、以降は５８分になります。なお、こちらの作品は、シリーズ放送され、３シリーズの全２２話として放送されています。今回は、その最初の物になります。ちなみに、ＮＨＫドラマの金字塔、「大河ドラマ」は現在の「どうする家康」で全４８回（時間にして約２，１６０時間）の放送予定です。こちらの作品も約１，２７６時間で、かなりのボリュームになります。しかし、早く先を知りたい衝動はありましたが、長い時間にも関わらず、楽しんで最後まで見ることができます。
この作品は、タイムリーには見れませんでした。しかし、放送時に流れていた予告編を見て、なんとなくですがNHKらしくない印象が、記憶に残っており気になっていたのを思い出し、今回の視聴です。
こんな方におすすめ
- 「NHKドラマ」の名作を見たい
- 「NHK」のCG世界を見てみたい
- まじめな演技「綾瀬はるか」を見てみたい
- 「吉川晃司」の渋みを増した演技を見てみたい
紹介内容です
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ちなみに、今回紹介するにあたり「精霊の守り人シリーズ」を視聴しましたが、まじめな表情「綾瀬はるか」さんが剣を持ちかなりハードな演技をこなします。また、永遠のアイドル、渋さを加えた「吉川晃司」さん…、美形は年をとっても美形です。しかし、シンバルキックは、見れません！（少し期待しましたが…）この作品は、NHKの製作したCGを織り交ぜた世界で、活躍する二人の姿を見れるだけでも少し感動です。
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ドラマの原作
原作は上橋菜穂子さんです。ファンタジー小説になり、シリーズ化されており「守り人シリーズ」として人気を得ておられます。
当初は、児童文学でしたが大人にも人気が出て、NHKラジオドラマとされ放送、その後漫画化され、この作品、実写ドラマとなっています。 
ドラマキャスト
バルサ （綾瀬はるか＆小さい時：清原果耶）
主人公です。原作では30歳ですが、演じているのが綾瀬さんですので…。若い方という事で十分です。なお、バルサの使用する武器は「短槍」です。確かに画面で見る「槍」は短いですが、長らく「単槍」と誤解していました。テロップが無いもので…。
ちなみに、「バルサ」とは、メキシコ原産の植物（これが由来かは不明ですが…）です。常緑樹の植物で、非常に軽く柔らかい特性があり、「浮き、救命胴衣」に使用されていたそうです。人の命を救うところから着想されたのでしょうか。最初は、「バルサン」からかと思っていました。外注から守る役割だと…。
チャグム （板垣瑞生＆小さい時：小林颯）
物語の最初は１１歳です。新ヨゴ国の第二王子にも関わらず父親に疎まれています。
なお、小さい時を演じた方を私は、市川團十郎さんの長男さんかと思っていました。似てませんか？
ジグロ （吉川晃司）
バルサの育ての親です。全編を通じてかっこよさを振りまいておられます。元々は王国にいる９人の「王の槍」と呼ばれていたが、訳があり、バルサと共に旅に出る。そのためかつての友を失うことになり、バルサがその失ったものを取り戻そうと「用心棒」となり人を助けようとする。
トロガイ （高島礼子）
この方に関しては、特殊メイクは、ほぼエンドロールを見るまで誰か分かりませんでした。また、演技はさすがと思わせる力を感じられました。すごい！役柄は、先住民である「ヤクー人の呪術師」です。
新ヨゴ国帝 （藤原竜也）
癖の強い帝です。どちらかと言うと、この役柄が、普段の私生活のようにも感じます。
二の妃 （木村文乃）
チャグム王子の生みの親です。母は強し！
聖導師 （平幹二朗、３シリーズは鹿賀丈史）
星読の最高職で、国の運営を取り仕切る。失礼ながら、見た目で怪しさが、ずーっと溢れています。どうなるのでしょう？
シリーズ概要です
まずは、３シリーズ全体の概要からです。全体を簡単に説明すると、ロールプレイングゲームの代名詞「ドラゴンクエスト」の世界観と映画大作の「ロードオブザリング」のような映像と日本が誇る宮崎アニメ「もののけ姫」のファンタジーをドラマにされた印象です。実際に視聴いただけると、この説明がご理解いただけるかと思います。ただし、これは真似をしたと言うものでなく、ブレンドコーヒーのように合わせておいしい作品です。おかげで、大きい世界観とファンタジーが見事にブレンドされて、味わいは深くコク状態です。もっとも全作品を視聴するには時間がかかるので、１日に２話程度で翌日も楽しみにする視聴が楽しく見れるかと思います。
各シリーズドラマの冒頭で主演の綾瀬はるかさんが出ていますが、やはり女優さんです。第１シリーズでは、ドラマのバルサそのもののガングロですが、段々と第３シリーズでは、化粧品のCMのように白いです。（劇中では、黒いのですが…）若き日の綾瀬はるかさんとジクロ役の吉川晃司さんの共演・熱演が光ります！でも、ジグロよりもシンバルの役名の方が…。
この第１シリーズの概要です
第１シリーズは、全４話です。簡単に見れる時間ですが、３シリーズの説明を今までしてきたかと言うと、全シリーズが繋がっています！そのため、大河の話を冒頭でしました。
全４話のタイトルです。
１話「女用心棒バルサ」７３分です
２話「王子に宿りしもの」以下は５８分です
３話「冬ごもりの誓い」
４話「決戦の時」
以上の４話でこのシリーズ全体の流れを固めておられます。第４話のタイトルで、完結するかと思ってみていたのですが、まっ良い意味で裏切られています。
ドラマのあらすじ
ドラマの始まりのテロップには「これは精霊に宿られた王子と彼を守る女用心棒の物語である」です。この通りです。
第１シリーズは、女用心棒のバルサとチャグム王子の出会いから始まり、その王子に宿った精霊を中心に進みます。王子の成長の過程、一途な想いが素敵です。
この作品には、大河ファンタジーですので、名前が独特です。視聴する前に、役名と国の名前、「短槍」、地名は知っておくと理解が速いです。
ドラマの展開現場
「ドラゴンクエスト」の地図を想像しながらイメージしてください。
〇まず、現実の世界として大陸が二つです。北と南の大陸に分かれています。
北の大陸には３つの国があります。今回のメインはヨゴ国です。
「新ヨゴ国」
帝が治めるチャグム皇子の国です。何故、「新」が付いているかは、後ほど…。国は星読と言う天体を観測して予言をする官僚と統括している聖導師が国政を運営しています。
〇現実の世界の外です
ナユグ
先住民ヤクー達は現実世界を「サグ」、精霊の居る世界を「ナユグ」としており、その世界は重なり合っている。他の国にも独自の呼び方がある。
まとめ
放送９０年大河ファンタジーとして制作されたこの作品ですが、さすが力の入れように違いを感じます。名作だと思います。でも、３シリーズで完結することを事前にお伝えいただければと思います。しかも、そのシリーズは連続ではなく離れた時期に放送されています。リアルタイムで見た居たら、次回作が気になって仕方がなかったかと思います。おかげで、今見れて良かった作品です。
長い視聴時間になりますが、長く楽しい時間が楽しめます。原作のストーリーが良く、さらに綺麗な映像で楽しむことができます。
新分野である「大河ファンタジー」の続編を望みます！
※本ページの情報は２０２４年３月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
