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NHK ドラマ・教養

「大奥2」どこで見れる NHKドラマ

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最近のテレビでの新作ドラマ公開前に昔放送された前作を再放送するパターンですが、私的には大好きです。その方が、新作をより楽しめるような気がするからです。そう言えば、無化ののドラマには、先週のダイジェストを冒頭に流すドラマもありました。忘れっぽい私は、たいがいの再放送も新作に見えます!悪い頭の役に立ちます。

さて、「大奥2」です。ドラマの冒頭に表示されるタイトルは「大奥」だけで、さらに放送回数も前作からカウントされています。あくまでも、期間の空いた続きものなのでしょうか?もっとも「ドラマ10」表記をする時は「大奥Season2」を使用されています。何かこだわりがありそうですが、分かりません!

それにしても、1月放送のSeason1、同年10月始まりのSeason2、力を入れている作品なのでしょうか?それとも、本来であれば、連続だったものを分割されたのでしょうか?

NHK総合放送で火曜日22時から「ドラマ10」枠で放送中です。

ドラマの原作

当然ですが、前作同様の「よしながふみ」さんの「大奥」が原作です。原作は同じなのですが、ドラマでの描かれ方が変わったように感じます。はっきり”こう”と言うものはありませんが、前作の「ドロドロ感」がめっきりと無くなっています。「ドロドロ感」好きでは無いのですが、引きづりこまれていました。そう、激辛料理の香辛料のような…。

ドラマキャスト

正直なところ、どの方から紹介しようか悩みます。出来れば、重要に感じた人からと思うのですが…。

さらに、御三卿について↓

御三卿

田安・一橋は吉宗公の次男と四男で、清水は9代家重の次男です。という事で「御三卿」が揃ったのは9代家重公の時代です。作ったのは、吉宗公で構いませんよね?

田沼意次 (松下奈緒)

田沼意次です。この方の記憶は、日本史の世界です。9台と10代の将軍を支えた方です。

田沼役を演じる松下さん、「ゲゲゲの女房」、現在再放送中の「まんぷく」とNHK出演率高めです。

青沼/吾作 (村雨辰剛)

長崎出島で蘭方医をしていたが、平賀源内に求められ、大奥で蘭学・医学を指南。

松平定信 (安達祐実)

田安家です。将軍職も夢ではありません!でも、すでに日本史で「寛政の改革」をした家老と教えられています。「同情するなら将軍にして!」とは、言いません。実力で狙います。

一橋治済 (仲間由紀恵)

ここにも居ました。「朝ドラ」ファミリー、ちむどんどん母です。一橋家は四男の家系です。定信の動きが心配です。

定信&治済に前作の面影が色濃く残っています。

平賀源内 (鈴木杏)

大奥Season2を動かす人です。大奥の空気感を変えた、変えてしまった方です。本草学者です。本草学者とは、中国・アジア圏の医学になるので“漢方医“でしょうか?医学や交易と海外からは先進的なものが輸入されましたが、良いものばかりが入って来たのではありませんでした。

概要です

前作では、「吉宗公(冨永愛)」が「没日録」を読み進めて、物語が進行していましたが、今回のSeason2では、当事者たちの時間軸で物語が進行しています。

内容的にも相違点が多いです。前作では個性濃いめの「将軍」とその側役(側用人、大奥総取締)が中心に描かれ、将軍の御代毎に段落がありましたが、今回は「医療編」と「幕末編」です。現在の放送は「医療編」です。実際も幕府成立以来、将軍の権威も下落気味だったのでしょうか?時代と幕府を動かしていくのは、幕臣たちに変化したことが描かれ方の変化要因でしょうか?

ドラマあらすじ

現在のところ「医療編」第2話(前作通算11話)までです。

時は、8代将軍吉宗公崩御20年後、10代徳川家治の時代です。なお、吉宗公長男が9代家重公で、家治公は家重公の長男です。この代替わりは順調だったようです。(史実上、長男表記です)

平賀源内が田沼意次により蘭方医をも探して長崎の出島へ。そこで出会う吾作です。

亡き吉宗公の遺志を引き継いだ、田沼は「赤面疱瘡」の治癒を目指すため、より具体的に対応し始める。「敵の敵は 味方」よろしく「味方になるために 味方を裏切る」あ~、この世界です。実に懐かしい…。

「ぬかるみの世界 みんなで はまれば 出られない」素敵なドラマです!

ちなみに、第2話の終盤で御台所が亡くなります。青沼を始め、皆薬を研究しています。でも、落ち込んだ心を直せるのは、薬ではなく、人との出会いである。(さすが、NHKです)

ドラマの展開現場

長崎 出島

ちなみに、江戸幕府の「鎖国政策」開始は、一般的に1639年で「出島」建設は1634年です。私的には、「出島」が後から建設されたのかと思っていましたが、違っていました。

出島は、日本初の人工島で、日本史の教科書で見た方も多いと思います。扇型が特徴です。当初はポルトガル貿易、そしてオランダ貿易の拠点と使用されています。なお、現在も復元事業が進められており、見学が可能です。ちなみに、建設費は4億から6億円と言われていますが、賃料としてオランダから年間1億円です。出島建設費の収支は日本ですが、オランダの出島貿易の収支は、いかほどだったでしょう?

本題です。こちらで働いていた蘭方医「吾作(後の青沼)」を平賀源内が大奥へ召し出す。

大奥

以前とは異なり、かなり雰囲気が軽くなったような…。少し、「お鈴廊下」が懐かしい!とは言え、明るく風通しも良くなっている印象です。

こちらにある部屋で「蘭学講義」です。

まとめ

最大の悩みが、前作まで「将軍」が担ってきたドラマ全体に影響していた重厚感が、このシリーズで誰が引き継ぎをされたのかが不明です。時代は、一人のカリスマがけん引する時代から、複数運営をする時代かもしれん。「大奥2」の表記であれば、気持ちを入れ替えて見れたのですが…。とは言え、まだ2話です。今後の展開と気が早いですが「幕末編」が気になります!

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