大河ドラマ「光る君へ」　演じる美男美女キャスト人です。古今東西の「ひがむ君へ」

２０２４年NHK大河ドラマ「光る君へ」ですが、本編で「源氏物語」が描かれ始まりました。

第３３話では、道長から藤式部へ褒美、「扇子」が贈られています。今回は、平安時代の人とそれを演じているキャストの方々の気になったところを紹介します。

今回の気になるポイントは、平安時代の美形≠今の美形？です。

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扇子に描かれた絵に対する違和感

権力者が権力者であるが所以でしょうか？道長がかなり美形に描かれています。一方、藤式部の方は、いわゆる平安美人のように感じました。

確かに、平安時代に描かれている女性の絵は、全てしもぶくれです。京都府の宇治橋の横にある紫式部の像もかなり可愛く修正を加えながらも平安顔です。

今回は、そんな気になるところを加味しながら「光る君へ」のキャストを考察します。

女性キャスト　平安美人？

黒木華　平安美人＝現代美人

上記の事から、平安美人と現在の美人はイコールでは、示せないものだと思います。思うのですが、ひとり例外が…。黒木華さんです。どこか漂う平安美人の伝統を引継ぎながらも、しっかりと現代でも美人です。しかも特筆すべきはあの笑顔！にっこりとすれば可愛くもあり、怖くもあり…。今回演じた源倫子の役でしっかりと黒木華さんに二面性を感じ取ってしまいました。お陰で、演技を素直に見れなくなったいます。

吉高由里子　平安美人≒現代美人

今回の紫式部は、美人として描かない方針なのででしょうか？性格がややこしく、博学なので晩婚…？上記の黒木さんほど平安顔では無いようです。しかし、吉高さんにどこか感じる平安DNAが流れているような感じです。あえてこの二人の違いを挙げれば、黒木さんは京美人、吉高さんは東京美人？

ファーストサマーウイカ　平安美人≠現代美人

初めて見た時はかなりの違和感でした。清少納言です。演じたのはファーストサマーウイカさんです。大体名前からして覚えられません！どう見ても日本顔に見えなかったのですが、気がつけば段々と違和感が無くなり、清少納言役が板に付いています！これからの登場はあるのでしょうか？

平安美男？ここは時代を問わず？

柄本佑　藤原道長

二代目役者家庭におかる兄弟感ですが、兄が二枚目系のしっかり型。弟は三枚目系のお笑い系？柄本佑、時生兄弟、松田龍平、翔太兄弟を浮かべていますが…。

どうも「光る君へ」３３話あたりから父柄本明さんが重なるように感じています。

町田啓太　藤原公任

この作品で１番の美形です。一条天皇もおられますが、こちらの方の方が近づきたい系の美形です。役柄こそ、少し軽めですが、清掃をしている時の容姿は申し分ありません。

塩野瑛久　一条天皇

この方も美形ですが、少し漂う高貴さが苦手なので次点です。透明感がある美形。

渡辺大知　藤原行成

美形では無く、かわいい系ですが、役の人柄も加味して登場です。道長びいきが素敵です。確かに、この時代に文字が綺麗であることは、ものすごい特技だと思います。

皇后定子は、どう理解すれば…突然の出家

高畑充希　皇后定子

高畑充希さんが演じた皇后定子ですが、結局のところどのように理解すればよかったのでしょうか？結局のところ、定子の想いがはっきりと描かれている場面が少なかったと思います。大勢としては、父藤原道隆の実家の隆盛を願ったいたことは間違いないですが、問題は一条天皇と天秤に掛けた時…、板挟みの様に感じます。

一番気になるのは、「突然の出家」の件です。兄たちの花山院への放たれた矢事件後、実家に下がったところで兄伊周の醜態です。結局のところ、思わず見かねて妹として兄に「腹を決めなさい」と帝に対して「申し訳ない」の二つの気持ちからの行動に思えます。しかし、この行動の結果、二人が会えなくなるところまでは考えが及ばなかったようなのが、尾を引きます。

しかし、一条天皇との関係性は、結婚直後の様子を思い起こします。幼い一条天皇の遊び相手、皇后定子の変顔…、一条天皇にとって皇后定子は良い悪いでは無く、同じ側の人だったような気がします。

武士の台頭？

道長が心配していた武力闘争の元凶？武士です。しかし、あまり目立ちませんでしたが、当初道長の父兼家の家司には「平惟仲」と言う武士も居ました。３３話では藤原顕光の家司「平致頼」が道長の不評を買いながらも伊勢の守に任じられています。

佐古井隆之　平惟仲（たいらのこれなか）

備中国生まれで、上京し兼家、道隆に仕える。後に道長に仕え中納言。実資との確執も噂れる中、１００５年逝去。

佐古井さんは、舞台人で恐らく大河には初出演です。しかし、ＮＨＫスペシャルの方には数回の出演経験あり。

中村織央　平致頼

３３話で話題の伊勢の守。坂東平氏の流れの出で同族の平氏と合戦を行う。後には、道長に関する事件にも関与する噂が流れるなどあるものの勇猛な武将との評価もされる。ちなみに、「平清盛」の先祖です。中村さんは、「おんな城主　直虎」以来の大河です。朝ドラ「ごちそうさん」にも出演されていました。

寺社の台頭？

こちらも３３話で話題のお寺さんです。

赤星昇一郎　定澄（じょうちょう）

９０２年生まれの仁和寺別当などを歴任の後、興福寺別当。ちなみに、清少納言も知る方であり、「枕草紙」の記載される方です。３３話の騒動の原因等は、今後語られると思いますので、省略です。

源頼親　（おそらく登場しません）

定澄と対立する大和の守です。平氏も数多く登場していますが、道長のW妻の源氏も数多く登場しています。私が気になるのは、どこの家が源頼朝に繋がるかでしたが、この方が近そうです。

源頼朝は河内源氏です。河内源氏の祖が源頼信で頼親と兄弟になります。

まとめ

平安時代の美形と現在の美形の定義は異なるように思います。残念ながら私には関係が無いようですが、しかし、古今東西で美形は存在します。取りあえず、私が美形に思える方々を中心に、今後登場してくる方々も併せて紹介しました。

※本ページの情報は２０２４年９月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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