1987年NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」です。
今回は「独眼竜政宗」の幼少期、第1話から第8話までを紹介します。
「独眼竜政宗」は全50話で、伊達政宗の幼少期から晩年までが描かれています。
本サイトでは、物語を政宗の人生に合わせて「幼少期」「青年期」「壮老期」の3つに分けて紹介しています。
この記事では、主人公・伊達政宗がまだ「梵天丸」と呼ばれていた頃から、少年武将として成長していくまでを取り上げます。
なお、この記事は「独眼竜政宗」を実際に見た上での個人的な感想や、作品を見て気になったところを交えながら紹介しています。
なお、U-nextでは、1話から20話、21話から40話、41話から50話で表記されていますが、私の紹介上の都合から、幼少期、青年期、壮老年期に分けました。
今回紹介するのは「独眼竜政宗」の幼少期についてです。なお、大河ドラマ「独眼竜政宗」の放送回数は全50回です。
こんな方におすすめ
- 「大河ドラマ」の名作を見たい方
- 「時代劇」のお手本のような作品を見たい方
- 「独眼竜政宗」の人格形成の過程を見たい方
- 戦国時代の親子、夫婦、兄弟、主従関係を見たい方
- 伊達政宗の幼少期を詳しく知りたい方
- 「独眼竜政宗」を配信で見たい方
「独眼竜政宗」幼少期はどこで見れる?
「独眼竜政宗」の幼少期、第1話から第8話までを視聴したい方は、U-NEXTのNHKまるごと見放題パックを利用する方法があります。
「独眼竜政宗」は全50話のため、幼少期だけではなく青年期や壮老期まで続けて楽しめます。
本記事では、この後、第1話から第8話までのあらすじと、私が特に気になった場面を紹介していきます。
梵天丸誕生です
主人公・伊達政宗の幼名が「梵天丸」です。
政宗は1567年、伊達輝宗と義姫の間に生まれました。
義姫は最上義光の妹で、輝宗と義姫の婚姻には大名家同士の政治的な意味もありました。
江戸時代以前の出来事なので、現在のような「藩」という単位ではなく、当時の東北地方に存在した大名家同士の関係として見ると分かりやすいと思います。
大河ドラマとしては第1話の「誕生」から物語が始まります。
ただ、私個人としては、第45話「ふたりの父」を見た後に振り返ると、この政宗の誕生がより印象深く感じられます。
どう見ても、岩下志麻が演じる義姫は「父」のような強さを持っています。
政宗の人生を見ていくと、母・義姫との関係は非常に大きな意味を持っていることが分かります。
また、「独眼竜」の名称の元となった政宗の隻眼は、幼少期に患った疱瘡が原因とされています。
「独眼竜」という呼び名についても諸説ありますが、後世に伊達政宗を象徴する呼び名として定着しています。
政宗は自分の目について非常に気にしていたともいわれ、残されている肖像などを見ると、そのことを意識してしまいます。
梵天丸もかくありたい
「梵天丸もかくありたい」。
「独眼竜政宗」を見たことがある方なら、印象に残っている言葉ではないでしょうか。
私もこのセリフの記憶がありました。
ところが、作品を見返してみると、この場面は何度か回想として登場します。
これなら、私の記憶に残っていても不思議ではありません。
一方で、秀吉の逝去の場面など、1回しか放送されていないのに記憶に残っている場面もあります。
「梵天丸もかくありたい」という言葉は、ドラマの中では不動明王のように、外には厳しさを持ちながら、内には慈悲を持つ武将を目指すという意味合いで描かれています。
私なら、もっと素直に「不動明王のように両目と母に大切にされたい」と願ってしまいそうですが、大大名となる伊達政宗ですから、ドラマとしてはこちらの解釈の方が物語全体には合っているのでしょう。
幼い梵天丸の姿と、後に「独眼竜」と呼ばれる政宗の姿を重ねながら見ると、非常に興味深い場面です。
伊達政宗の名前
伊達政宗の名前について、少し気になるところがあります。
政宗は、1577年に元服して「伊達藤次郎政宗」と名乗ります。
このときの「政宗」は諱です。
この「政宗」という名前は、父・輝宗が、伊達家の中興の祖といわれる室町時代の第9代当主・大膳大夫政宗にあやかって名付けたものとされています。
つまり、単に父親が好きな名前を付けたというわけではありません。
伊達家を再び大きく発展させた人物の名前を、嫡男に受け継がせたことになります。
「政宗」という名前には、父・輝宗が息子に寄せた期待が込められていたのではないでしょうか。
もちろん、これだけをもって、幼い政宗自身に天下を取るような「野望」があったとはいえません。
しかし、後に奥州の大大名となり、さらに豊臣秀吉や徳川家康と関わっていく人物が、伊達家中興の祖と同じ「政宗」という名前を受け継いだことを考えると、非常に興味深いところです。
「独眼竜政宗」を見ていると、政宗の行動や発言だけではなく、こうした名前の由来まで気になってきます。
私は「政宗」という名前を知ったとき、父・輝宗から「伊達家をもう一度、大きくしてほしい」という期待を託されたようにも感じました。
「独眼竜政宗」の幼少期を見るときには、ぜひ「政宗」という名前に込められた父・輝宗の期待にも注目してみてください。
「独眼竜政宗」幼少期のあらすじ
ここからは、第1話から第8話までの幼少期の物語を紹介します。
それぞれのタイトルにも注目しながら見ると、政宗がどのように成長していくのかが分かりやすくなります。
第1話「誕生」
政宗の誕生から物語が始まります。
父は伊達輝宗、母は義姫です。
殿様の嫡男として生まれた梵天丸ですが、当時の大名家の生活を見ていると、現代の感覚では決してうらやましいものではありません。
親子であっても立場が違えば考え方も違います。
この後の物語につながっていく親子関係にも注目です。
第2話「不動明王」
幼い梵天丸と不動明王をめぐる物語です。
印象に残るセリフも多く、幼い子役が演じる梵天丸の姿も見どころです。
現在のNHK大河ドラマにつながるような、子役による丁寧な人物描写を感じさせてくれる回でもあります。
第3話「親ごころ」
この回のタイトルにもある「親ごころ」は、「独眼竜政宗」全体を通して繰り返し描かれるテーマの一つです。
親が子を思う気持ちと、子供には分からない親の思いがあります。
「親ごころ、分かる時には時遅し」でしょうか。
政宗の人生を最後まで見た後に、この第3話を振り返ると、また違った意味を感じると思います。
第4話「元服」
元服は、武家の少年が成人として扱われるようになる重要な儀式です。
政宗が少年から武将へと変わっていく節目として描かれます。
弟の竺丸も生まれ、親子や兄弟をめぐる関係も少しずつ複雑になっていきます。
武士の時代には、親子や兄弟であっても家督や領地をめぐって対立することがありました。
その後の政宗の人生を考えると、この時期の家族関係にも注目です。
第5話「愛姫」
政宗の正室となる愛姫が登場します。
愛姫は11歳で輿入れし、幼い二人の姿は、現代の感覚から見ると「ままごと」のようにも見えます。
贈り物まで「ままごとセット」のように見えるところも印象的です。
しかし、戦国時代の大名家にとって婚姻は、単なる男女の結びつきではありません。
家同士の関係を結ぶ、政治的な意味も持っていました。
幼い政宗と愛姫の関係が、これからどのように変化していくのかも見どころです。
第6話「侍女成敗」
与えられた立場や役割の中で、人は何ができるのか。
そして、自分が正しいと思うことを実行できるのか。
この回では、そうしたことを考えさせられます。
生まれ持ったものや、周囲から与えられた役割だけで人生が決まるわけではありません。
その中で自分のできることを見つけ、実行することの難しさが描かれています。
第7話「初陣」
元服と並び、武将にとって初陣も大きな出来事です。
「独眼竜政宗」では、こうした節目を一つずつ積み重ねながら、梵天丸が武将へと成長していきます。
「文武両道」という言葉は聞こえがよいですが、実際に両方を期待される立場になると、なかなか厳しい目標です。
幼い頃から大きな期待を背負っていた政宗の人生を考えると、初陣という出来事も単なる戦の場面としては見られなくなります。
第8話「若武者」
伊達家に謀反が起こります。
しかも大量の謀反人が関係するため、その処分も簡単ではありません。
現代の感覚からすると、これほど多くの人物を一度に処分すること自体に驚かされます。
そして、この第8話は幼少期から青年期へ移る大きな節目でもあります。
子役が演じてきた政宗から、成長した渡辺謙演じる政宗へとつながっていきます。
ここから「独眼竜政宗」は、さらに大きく物語が動き始めます。
「独眼竜政宗」幼少期のキャスト
幼少期では、政宗をはじめ、後の物語につながる重要な人物が登場します。
伊達政宗 幼年:藤間遼太 少年:島英二
幼年期の梵天丸を演じたのは藤間遼太です。
日本舞踊の流派につながる人物だけあって、幼いながらも風格を感じさせます。
少し複雑な幼年期を過ごす梵天丸を、印象的に演じています。
少年期の藤次郎を演じる島英二は、血気盛んな少年政宗を演じています。
後に渡辺謙演じる政宗へとつながっていくため、成長の変化にも注目したいところです。
愛姫 子役:後藤久美子 成人:桜田淳子
政宗の正室となる愛姫を演じるのは、幼少期が後藤久美子、成人後が桜田淳子です。
幼い二人の結婚から始まる政宗と愛姫の関係は、「独眼竜政宗」の人間ドラマを考えるうえでも重要な存在です。
「独眼竜政宗」青年期へ
「独眼竜政宗」幼少期では、梵天丸として生まれた政宗が、さまざまな経験を重ねながら武将へと成長していきます。
父・輝宗や母・義姫との関係、弟との関係、愛姫との婚姻など、後の政宗の人生につながる要素も数多く描かれています。
第8話「若武者」を境に、物語は青年期へと進みます。
渡辺謙演じる伊達政宗が本格的に登場し、伊達家を取り巻く情勢も大きく変化していきます。
▼青年期についてはこちら
まとめ
今回は、大河ドラマ「独眼竜政宗」の幼少期、第1話から第8話までを紹介しました。
梵天丸として生まれた政宗が、父や母、兄弟、家臣、そして愛姫との関係の中で成長していく姿が、この8話に凝縮されています。
ドラマ、特に刑事ものや推理ドラマなどでは、「伏線」という言葉がよく使われます。
物語の中で、後に起こる出来事を事前に示したり、将来につながる要素を描いたりするものです。
「独眼竜政宗」では、政宗を本流としながら、その周囲に親子関係、兄弟関係、主従関係、夫婦関係など、さまざまな物語が流れています。
それらは単なる「伏線」というよりも、政宗の人生を支える「伏流水」のようにも感じます。
政宗の生涯を見ているうちに、政宗を思う母親の気持ち、家臣たちの思い、そして天下人たちの思惑までが、政宗の人生に絶えず影響していることが分かります。
「独眼竜政宗」の幼少期は、後の政宗を理解するためにも重要な8話です。
この後、青年期では伊達政宗が一人の武将として大きく成長していきます。
ぜひ幼少期から続けて、政宗の生涯を見届けてみてください。
「独眼竜政宗」をもっと詳しく知りたい方へ
「独眼竜政宗」は全50話あるため、1つの記事だけでは紹介しきれない魅力があります。
そこで当サイトでは、「独眼竜政宗」をより詳しく知りたい方に向けて、テーマごとの記事を用意しています。
大河ドラマ「独眼竜政宗」はどこで見れる?U-NEXTの視聴方法・あらすじ・全50話・キャストを解説
幼少期
第1話から第8話までの物語を中心に、政宗がどのような少年時代を過ごしたのかを紹介します。
青年期
第9話から第35話までを中心に、伊達家の当主となった政宗の活躍を紹介します。
壮老期
第36話から第50話までを中心に、豊臣政権から徳川政権へと変化する中での政宗を紹介します。
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名シーン・名セリフ
「独眼竜政宗」の中から、特に印象に残る場面やセリフを取り上げます。
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