大河ドラマ「篤姫」第41話から第45話では、幕末の歴史がいよいよ大きく動き始めます。
薩長同盟が成立し、徳川幕府を取り巻く状況は急速に変化していきます。
さらに、天璋院篤姫が大切に見守ってきた将軍家茂にも、大きな運命が待ち受けています。
第41話「薩長同盟」から第45話「母からの文」までの5話は、篤姫にとって非常につらい出来事が続く時期です。
家茂を失い、和宮との関係も大きく変わります。
その一方で、坂本龍馬の死や大政奉還によって、徳川家を取り巻く政治情勢も大きく動きます。
そして篤姫自身にも、故郷である薩摩から帰郷を求める声が届きます。
しかし、篤姫は江戸を離れようとはしません。
なぜなら、そこには自分が守るべき大奥の人々と徳川家がいるからです。
第41話から第45話は、「薩摩の娘」から「徳川家を守る天璋院」へと生きてきた篤姫の覚悟が、最も強く表れる5話です。
▶大河ドラマ「篤姫」の作品概要やキャスト、全体のあらすじ、視聴方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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大河ドラマ「篤姫」はどこで見れる?あらすじ・キャスト・見どころを解説
大河ドラマ「篤姫」は、2008年に放送されたNHK大河ドラマです。 薩摩・島津家の分家に生まれた篤姫が、徳川13代将軍・徳川家定の正室となり、江戸幕府が大きく揺れる幕末を生き抜く姿を描いています。 物 ...
こんな方におすすめです
- 「篤姫」第41話から第45話をまとめて振り返りたい方
- 薩長同盟が成立するまでの流れを知りたい方
- 坂本龍馬と小松帯刀の活躍を見たい方
- 徳川家茂の最期を振り返りたい方
- 天璋院と和宮の関係がどう変化するのか知りたい方
- 大政奉還が「篤姫」でどのように描かれるのか知りたい方
- 坂本龍馬の死が幕末に与えた影響を知りたい方
- 篤姫がなぜ薩摩へ帰らなかったのか知りたい方
- 天璋院が大奥を守る覚悟に注目したい方
- 幕末から明治維新へ向かう流れを大奥から見たい方
「篤姫」第41話から第45話はどんな物語?
第41話から第45話は、徳川幕府が終わりへ向かって大きく動き出す一方で、篤姫が「何を守るのか」を決断していく物語です。
第41話では薩長同盟が成立します。
故郷の薩摩と長州が手を結んだことは、徳川家を守る篤姫にとって決して喜ばしいニュースではありません。
第42話では、将軍家茂が若くして亡くなります。
篤姫にとって、家茂は将軍であるだけではなく、家族のような存在でした。
和宮にとっては最愛の夫です。
家茂の死によって、二人の女性は大きな悲しみを共有することになります。
第43話では、和宮が大きな決心をします。
家茂を失った和宮が、篤姫の生き方を見つめ、自分自身も徳川家の一員として生きていく覚悟を固めます。
第44話では、大政奉還が行われ、坂本龍馬も命を落とします。
そして第45話では、徳川家を取り巻く状況がさらに厳しくなります。
篤姫のもとには、故郷の薩摩から帰郷を勧める声まで届きます。
それでも篤姫は江戸を離れません。
薩摩へ帰るのではなく、大奥に残る。
ここに、天璋院篤姫の覚悟が表れています。
「篤姫」に織り込まれた印象的な言葉
第45話「母からの文」には、この「篤姫」を象徴する非常に強い言葉があります。最終回的な感動すら感じさせます。
「そなたたちこそが私の家族である」
第45話「母からの文」で、最も印象に残る言葉として紹介したいのが、この篤姫の言葉です。
薩摩では西郷隆盛や大久保利通らが倒幕へ向けて動き、江戸では徳川家の行く末が大きく揺らいでいます。
そんな中、小松帯刀は篤姫の身を案じ、薩摩へ帰るよう説得しようとします。
さらに篤姫の母・お幸からも、薩摩へ戻るよう促す文が届きます。
しかし、篤姫は帰りません。
大奥に残り、徳川家とそこに暮らす女性たちを守ることを選びます。
その決意を示すのが、「そなたたちこそが私の家族である」という言葉です。
この言葉は、篤姫にとって「家族とは血のつながりだけではない」ということを表しているように感じます。
薩摩には、生まれ育った母や家族がいます。
一方、大奥には、長い年月をともに過ごしてきた女性たちがいます。
篤姫は徳川家に嫁いだことで、いつの間にか大奥にも「家族」をつくっていたのです。
「わたくしの家はここじゃ。この大奥じゃ」
これは第41話から第45話をまとめるうえで、非常に重要な言葉だと思います。篤姫は薩摩生まれです。しかし、今の篤姫にとって「帰る場所」は、単純に薩摩ではありません。
徳川家に嫁ぎ、家定、家茂、和宮、そして大奥の女性たちと過ごしてきた時間があります。
だからこそ、危険が迫っているからといって、自分だけ薩摩へ帰ることはできません。
自分が守るべき人たちがいる場所こそ、自分の家なのです。
第36話では、「薩摩か徳川か」という葛藤がありました。
そして第45話では、「わたくしの家はここじゃ。この大奥じゃ」
という答えにたどり着きます。
「もし薩摩が武力を持って向かってきた時は、私もたたかう」
さらに、もう一つ。それが、篤姫の「徳川宗家の嫁として最後まで戦う」という言葉です。
第45話では、徳川家と薩摩の対立が現実のものになろうとしています。
篤姫にとって、相手は故郷の薩摩です。それでも、自分だけが薩摩へ逃げるという選択はしません。
大奥に残る女性たちと最後まで一緒にいる。さらに戦いまで決意しています。
ここに、若い頃の「お転婆な篤姫」とはまったく違う、天璋院としての貫禄があります。
そして、この言葉は第46話以降の展開にもつながっていきます。
第41話から第45話で気になるところ
第41話から第45話では、徳川幕府を取り巻く政治情勢が大きく変化します。
薩長同盟、家茂の死、大政奉還、坂本龍馬の死、王政復古の大号令など、幕末史を代表する出来事が続きます。
一方で、篤姫にとっても大切な人との別れや、故郷の薩摩との関係など、心を揺さぶられる出来事が重なります。
ここでは、ドラマを見ていて特に気になったポイントを整理します。
薩長同盟で篤姫の立場はさらに厳しくなる
第41話のタイトルは「薩長同盟」です。
それまで対立していた薩摩と長州が手を結び、幕末の政治情勢は大きく動き始めます。坂本龍馬らの働きもあり、薩長が協力関係を築いたことは、徳川幕府にとって大きな脅威となります。
そして、この出来事は篤姫にとっても他人事ではありません。
なぜなら、篤姫は薩摩で生まれた女性でありながら、現在は徳川家の大御台所だからです。第36話では「薩摩か徳川か」という葛藤が描かれました。
しかし、第41話では、その問題がさらに現実味を帯びてきます。
故郷の薩摩が徳川幕府と対立する可能性が高くなったからです。
篤姫にとっては、薩摩と徳川のどちらを選ぶのかという問題に見えます。しかし、篤姫の答えはすでに決まっています。
徳川家を守ることが、自分に与えられた役割だからです。
ここから篤姫は、単に「薩摩出身の女性」ではなく、徳川家を背負う天璋院として描かれていきます。
家茂が決めた後継者は亀之助ではなかった?
第42話以降で気になるのが、家茂亡き後の徳川家の後継問題です。
家茂は大坂へ向かう際、徳川宗家の後継者として田安亀之助を考えていました。ところが、家茂が亡くなると、徳川慶喜が第15代将軍となります。
ここはドラマを見ていても、「なぜ亀之助ではなく慶喜なのか」と気になるところです。
背景には、幕府を取り巻く政治状況があります。この頃の幕府は、外国との関係だけでなく、薩摩や長州など雄藩の動き、朝廷との関係など、多くの問題を抱えていました。
そのため、若い亀之助よりも、政治経験のある慶喜を将軍にした方がよいと考える勢力がありました。
つまり、家茂の意思だけで後継者を決められる状況ではなくなっていたのです。
ここは、「家茂が望んだ後継者」と「幕府や政治勢力が選んだ将軍」が異なったという点に注目すると分かりやすいです。
そして、この後継問題そのものが、徳川幕府の求心力が弱まっていたことを感じさせます。
家茂の死と天璋院
第42話「息子の死」は、この5話の大きな転換点です。
家茂は21歳という若さで亡くなります。篤姫にとって家茂は、徳川家の将軍というだけではありません。家定亡き後の徳川家を支える存在として、篤姫が大切に見守ってきた人物です。
そして和宮にとっては、最愛の夫でした。家茂の死によって、篤姫と和宮はともに大切な人を失うことになります。
これまで姑と嫁として衝突することもあった二人ですが、家茂を失った悲しみを共有することで、少しずつ心の距離が縮まっていきます。
その意味で、家茂の死は単なる悲劇ではありません。篤姫と和宮の関係が変わるきっかけになった出来事でもあります。
そして、この流れが第43話「嫁の決心」につながっていきます。
和宮の「嫁の決心」に注目
第43話「嫁の決心」は、和宮の成長を描いた重要な回です。
家茂を失った和宮は、大きな悲しみを抱えています。しかし、篤姫の姿を見つめることで、自分も徳川家の一員として生きていく覚悟を固めていきます。
ここで印象的なのは、篤姫と和宮の関係が大きく変化していくことです。これまで二人は、「薩摩から来た姑」と「皇女として京から嫁いできた嫁」という、それぞれの立場から対立することがありました。
ところが家茂を失ったことで、二人は同じ悲しみを抱える者になります。
そして、和宮が篤姫を「母」と呼ぶようになることは、その関係を象徴する出来事です。
先代の嫁の決心が、次の嫁の決心へつながった。
そんな見方をすると、第43話のタイトル「嫁の決心」の意味もより深く感じられます。
薩土盟約から大政奉還へ
第43話から第44話にかけては、幕末の政治も大きく動きます。
薩摩と土佐の間では薩土盟約が結ばれます。薩摩側の小松帯刀と土佐側の後藤象二郎が中心となり、大政奉還を進める動きが強まります。
ここで興味深いのは、徳川幕府を武力で倒すだけではなく、徳川慶喜自身に政権を朝廷へ返上させるという方法が進められたことです。
そして、その結果として大政奉還が実現します。篤姫の故郷である薩摩が、徳川幕府の政権返上に関わっている。
篤姫から見れば、故郷が自分の嫁ぎ先の徳川家を追い込む側に立っていることになります。
ここでも、第36話から続いている「薩摩か徳川か」という問題が見えてきます。
大政奉還と辞官納地
第44話「龍馬死すとも」では、大政奉還が描かれます。
徳川慶喜が政権を朝廷へ返上したことで、徳川幕府は大きな転換点を迎えます。しかし、大政奉還によってすべてが解決したわけではありません。
徳川家には依然として大きな領地と政治的な影響力がありました。
そこで問題になったのが「辞官納地」です。「辞官」は官職を辞すること。「納地」は領地を返すことです。
大政奉還で政権を返上しても、徳川家が大きな政治的・経済的基盤を持ったままでは、新しい政治体制への移行が進まないと考えられました。
そのため、徳川慶喜の官位や徳川家の領地をどうするのかが、大きな政治問題になります。
ここは、大政奉還=徳川家がすべてを失ったではないことがポイントです。
むしろ、大政奉還後に「徳川家をどうするのか」という新たな問題が生まれたのです。
坂本龍馬の死と大政奉還
第44話では、幕末を代表する人物の一人、坂本龍馬が命を落とします。
タイトルも「龍馬死すとも」です。
大政奉還という大きな政治的転換が起こる一方で、その実現に向けて動いてきた龍馬が亡くなります。ここは「龍馬が亡くなったから明治維新が進んだ」という単純な話ではありません。
幕末には、幕府、薩摩、長州、土佐、朝廷など、さまざまな勢力がそれぞれの考えを持って動いていました。
坂本龍馬も、その大きな流れの中で政治を動かした人物の一人です。そのため、この場面では、「一人の英雄が時代を変えた」というより、「多くの人物の思惑が重なって時代が動いた」と見ると、より幕末らしさを感じられます。
小御所会議
第45話へ向かう中で、徳川家を取り巻く状況はさらに厳しくなります。
王政復古の大号令が行われ、その後、徳川慶喜の処遇などをめぐって小御所会議が開かれます。小御所会議では、徳川慶喜をどうするのか、徳川家の領地をどうするのかなど、これからの政治体制を左右する問題が話し合われました。
興味深いのは、徳川家の処遇を決める重要な会議でありながら、当事者である慶喜がその場に出席していないことです。また、この会議の総裁を務めたのが有栖川宮熾仁親王です。
有栖川宮熾仁親王は、かつて和宮と婚約していた人物でもあります。和宮はその後、徳川家茂と結婚しました。
そのため、小御所会議を調べてみると、幕末の政治史だけではなく、和宮の人生にも複雑な人間関係があったことが分かります。
「篤姫」では大奥の人間関係が中心に描かれますが、その外側では、このような政治と人間関係が複雑に絡み合っていたのです。
第45話「母からの文」が重要な理由
第45話「母からの文」では、政治だけでなく、篤姫自身の人生にも大きな決断が迫られます。
徳川家を取り巻く状況が厳しくなる中、篤姫の故郷である薩摩から、帰郷を勧める動きが強まります。篤姫からすれば、薩摩は生まれ育った故郷です。母も薩摩にいます。それだけに、母からの文には大きな意味があります。それでも篤姫は帰りません。
自分が守るべき場所は薩摩ではなく、今いる大奥だと考えるからです。これは、第36話から続いてきた篤姫の葛藤に対する、一つの答えともいえます。
薩摩で生まれた篤姫が、徳川家のために生きる。その覚悟が、ここではっきりと示されます。
第41話から第45話を見ていると、徳川幕府が一気に終わったわけではないことが分かります。
薩長同盟が成立し、家茂が亡くなり、薩土盟約から大政奉還へと進み、さらに辞官納地や小御所会議へと政治情勢は動いていきます。
一つ一つの出来事が積み重なり、徳川家は少しずつ追い込まれていきます。
そして、その変化を大奥から見つめているのが篤姫です。
故郷の薩摩が徳川家と対立する側に立っても、篤姫は大奥を離れません。
家茂を失っても、徳川家を支えることをやめません。
だからこそ、第41話から第45話は、篤姫が「薩摩の娘」から「徳川家を守る天璋院」へと完全に変わっていく時期として見ることができます。
キャスト
徳川家達(幼少期:小林海人)
幻の15代将軍です。田安家の7代目当主を務めた人物で、幼名は亀之助になります。家達(いえさと)は、結局16代の徳川家当主になり、静岡藩主、貴族院議員などになっています。ちなみに、1914年に山本内閣総辞職を受け、徳川家達内閣が成立しそうになりましたが、本人が固辞して幻の徳川総理です。
岩倉具視(片岡鶴太郎)
京都の左京区岩倉村で倒幕の朝廷工作を一手に担う公家。才覚と度胸で明治維新へと導いた人であり、後年は新政府でも活躍する。特に、今回のドラマでは、多くの登場しています。
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篤姫 あらすじと感想
こちらでは、「篤姫」の第41話から第45話までのあらすじと感想です。
篤姫 第41話 あらすじ
「薩長同盟」
幕府の長州征伐です。将軍家茂、将軍後継と写真を遺し、大坂へ向かいます。前回の見送りに、笑顔を浮かべる天璋院篤姫に納得のいかない和宮、しかし、今度もまた笑顔で送り出します。
薩摩と長州が前回の遺恨を残しながらも、同盟を模索します。間を取り持つ、坂本龍馬(玉木宏)です。そんな折、長州征伐の勅許が降ります。
薩長同盟も小松帯刀が力を尽くし成立です。さらに、京屋敷に二人目の妻も成立です。
大奥にも届く薩長同盟、篤姫は、幕府との争いにならないかと心配します。
篤姫 第42話 あらすじ
「息子の死」
竜馬の危機から始まります。小松帯刀は、薩摩に養生に連れていきます。小松帯刀の政治手腕が遺憾なく発揮です。京の自宅に女性です。こちらの手腕も万全です。なお、龍馬によると「おなごに弱いのは 新しい時代の男の証」だそうです。絶えず男は、新しい時代の最先端を歩んでいるゆです。
江戸で帰りを持つ人、大坂で待たれる方。進まぬ事態に勝海舟を呼び出し、事態の打破を諮りますが…。家茂の様態が悪いことが多くに知れ渡ります。篤姫、和宮共に侍医を遣りますが、その甲斐なく、家茂21歳の生涯を閉じます。その最後のシーンに悔しさが滲んでいました。
大奥に遺された二人の間は、亡き家茂により、さらに絆を深めました。
篤姫 第43話 あらすじ
「嫁の決心」
篤姫、落胆の中の和宮を想います。しかし、時は過ぎています。次期将軍は家茂の後継指名は反故にされ、慶喜に。そのような中、家茂が無言の帰還、和宮への西陣織に、さらに悲しさが増します。
藩命により京に行く小松帯刀、京では意図せず長男を授かっています。
髪を下ろさず、京に帰る噂の和宮。真意は、異なるようです。
不幸は重なるものです。将軍家を信頼されていた帝も崩御されます。
和宮も母である篤姫の姿、覚悟から和宮も定められし道を歩み始める覚悟、家茂への気持ちから「嫁の決心」を固めます。先代の嫁の決心が、次の嫁の決心へと繋がりました。この日から和宮が篤姫を母と呼ぶ日となりました。
篤姫 第44話 あらすじ
「龍馬死すとも」
運命でしょうか?「大政奉還」が成立の日と同じくして「倒幕の詔」が降りていました。今で言うところの「明治維新」ですが、目指すものは、人により異なりの幅が広がり始めます。色んな人、いろんな想いがありますが、時は過ぎ。坂本龍馬の死で方向性が決まり始めます。
目指すもの、守りたいもの異なる中で、新しい時代が一層動き始めます。
幕府、徳川家の土台が揺るぐ中、篤姫の覚悟。篤姫が大奥を守ります。篤姫の熱い言葉は、多くの皆の熱い想いになり戦いを挑みます。
篤姫 第45話 あらすじ
「母からの文」
大奥にも季節も時節でも冬が来ています。支えは、篤姫の大奥を守る覚悟です。小松帯刀は、体調不良で薩摩に残り薩摩は、西郷と大久保の手に委ねられます。京では、「王政復古の大号令」で、将軍辞官納地が決定されます。さらには、戦へと時勢が進んでいく様相です。
篤姫を守りたい小松帯刀は、篤姫の薩摩帰郷を考え、その説得のため篤姫の母の所へ向かいます。しかし、母の言葉は「薩摩のおなごの筋の通し方」を聞かされます。引き下がれぬ小松は国父久光公からの手紙で母から篤姫に手紙を送り、薩摩への帰郷を催します。
篤姫、度重なる帰郷の勧めを断り、大奥の場所と家族である女官達を守り、例え薩摩相手でも戦う決意を決めます。
「篤姫」第41話から第45話の感想
第41話から第45話を見て感じるのは、篤姫の「守る」という覚悟が、ここに来てはっきりと形になったことです。
これまでも篤姫は大奥を守ってきました。
しかし、薩長同盟が成立し、家茂が亡くなり、大政奉還が行われると、徳川家そのものが大きく揺らぎます。
さらに、故郷の薩摩からも帰郷を勧められます。
それでも篤姫は江戸を離れません。ここが非常に印象的です。
篤姫は薩摩を嫌っているわけではありません。むしろ、薩摩で育ったからこそ、故郷への思いも強いはずです。
それでも、自分が今いる場所と、自分が守るべき人々を選びます。
一方、和宮も大きく変わりました。
家茂を失った和宮が、篤姫の生き方を見つめ、自分も徳川家の一員として生きる覚悟を固めます。
かつては「京」と「江戸」という文化の違いから衝突していた二人です。
それが今では、同じ悲しみを抱え、同じ徳川家を守ろうとしています。
家茂という大きな支えを失いました。徳川幕府も終わりへ向かっています。そして、薩摩との関係も決定的に厳しくなります。
大奥の中にも、いよいよ冬が近づいているように感じます。
しかし、その冬の中でも、篤姫と和宮の間には確かな絆が生まれています。
外の世界が崩れていくほど、大奥の中では人と人との結びつきが強くなっていく。
この対比こそ、第41話から第45話の大きな魅力ではないでしょうか。
「篤姫」の視聴方法はこちら
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まとめ
「篤姫」第41話から第45話でした。大奥の問題は、表の大きな出来事で収まり、もはや団結感すらでています。
いよいよ話は佳境に差し掛かります。「明治維新」と言う一つの言葉に、多くの人たちの多くのそれぞれの想いが重なり、一気に時代が進む予感です。
今まで避け続けてきた戦に、火が付く寸前です。50話が最終回!
「篤姫」をもっと楽しむなら
① 前のエピソード
大河ドラマ「篤姫」第36話から第40話のあらすじと見どころを総まとめ 春の予感?
② 次のエピソード
大河ドラマ「篤姫」第46話から第50話 最終回までのあらすじと見どころを総まとめ|大奥と篤姫は永遠です!
③ 人物関係
「篤姫」キャスト特集!大河ドラマの魅力を彩る豪華出演者たち
本ページの情報は2024年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTのサイトにてご確認ください。