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大河ドラマ「独眼竜政宗」ゆかりの地・仙台城(青葉城)を訪ねて|登城ルートと見どころを紹介

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大河ドラマ「独眼竜政宗」と仙台城

仙台城は、「独眼竜政宗」の主人公・伊達政宗が築いた居城です。

ドラマでは政宗の晩年に登場する重要な場所ですが、現在の仙台城には当時の建物がそのまま残っているわけではありません。

一方で、石垣や本丸跡など、城の規模を感じられる遺構を見ることができます。

現在の風景と、政宗が見ていたであろう景色を重ねながら歩いてみるのも、仙台城を訪れる楽しみの一つです。

仙台城の位置関係です

仙台城は、現在の仙台市街を見下ろす青葉山にあります。

今回訪れた際には、仙台城だけではなく、伊達政宗の盟友・片倉小十郎の居城である白石城などとの位置関係も確認しました。

また、伊達成実の居城との位置関係などを見ていると、どの方面を警戒していたのかということも想像できます。

少し露骨にも感じますが、「背に腹は代えられない」時代だったのでしょう。

 

こんな方におすすめです

  • 大河ドラマ「独眼竜政宗」の仙台城を見てみたい方
  • 伊達政宗ゆかりの地を実際に歩いてみたい方
  • 政宗が晩年を過ごした仙台城を見てみたい方
  • 山城としての仙台城を体感したい方
  • 石垣や城跡を見るのが好きな方
  • 「足腰が強うなります」という政宗の言葉を体感してみたい方

今回紹介するのは「独眼竜政宗」の晩年築いた「仙台城」を中心に実際に私が行った時(令和5年11月)の情報を基に紹介します。それにしても、伊達政宗は生まれた時と場所が悪かったと思います。ちなみに、政宗が生まれた時には、織田信長34歳、豊臣秀吉31歳です。

仙台城は立地と展望が魅力です

仙台城の良さは、まずその立地です。

青葉山の山頂付近に築かれているため、現在でも仙台市内を一望できます。

娘を持つ父として、私が特に気になったのが「月見台」です。

最愛の娘のために建てた月見台ということを考えると、娘を持つ父なら、その財力や規模の違いはあっても気持ちは同じなのではないでしょうか。

私が訪問したのは昼間でしたので、月の様子を見ることはできませんでした。

それでも、仙台市内を見渡せる眺望は素敵でした。

ボランティアガイドの方によると、天気が良ければ遠くまで見渡せるそうです。

それにしても、よくもこのような独立峰のような場所を、山城に適した場所として見つけたものです。

規模の大きな山城です

劇中で政宗が家康に「足腰が強うなります」と答えたという話があります。

確かに、毎日お城と城下を往復すれば「足腰が強うなります」。

しかし、現在の私たちが観光で訪れると、漏れなく「足腰が痛うなります!」。

これは私の体験談です。

今回は山頂にある駐車場を利用したため、山頂から城下方面へ下る道は比較的楽でした。

ところが、下ったということは、帰りには登らなければなりません。

楽観的な私でさえ、帰り道の登り坂が気になるほどの坂でした。

しかし、その坂があるからこそ、そびえ立つ石垣の美しさも引き立っています。

特に石垣の角は見事です。

実際に歩いてみると、写真だけでは分からない仙台城の規模を感じられます。

政宗が晩年を過ごした想いがこもった城

お城ですので、当然ながら戦いのための場所でもあります。

自分や家臣たちが最後を迎えるかもしれない場所だからこそ、堅牢さが必要です。

仙台城は、立地という点では申し分ありません。

一方で、政宗は戦いだけを考えて仙台城を築いたわけではありません。

城下町を見渡す立地や、月見台などを考えると、政宗が晩年にどのような城を求めていたのかを想像することができます。

現在の仙台城について

私が訪れた令和5年11月当時、仙台城では地震の影響などによって修復が行われている場所がありました。

観光そのものには大きな支障がないよう整備されていましたが、城跡を訪れる際には、その時点での状況を確認しておくことをおすすめします。

仙台城址では、伊達政宗公と石垣のライトアップなども事前に確認しておいてください。

現在の開館状況や施設、料金などは変更される可能性がありますので、訪問前に公式情報を確認してください。

実際の仙台城を歩いてみました

ここからは、私が実際に訪れたときの様子を紹介します。

駐車場は仙台城本丸付近にあります。

私は朝8時半前に到着したため、問題なく駐車できました。

駐車場は時間制の後払いでした。

余談ですが、貧乏性の私は時間制が嫌いです。

落ち着きません!

さらに余談ですが、私は好きなものを後から食べるタイプです。

今回も、まずは周辺から見ていくことにしました。

宮城県護国神社

最初に目に入ったのが宮城県護国神社です。

いかにも伊達政宗ゆかりの神社かと思いましたが、こちらは日清戦争後に創建された神社です。

なお、別宮には藩祖・伊達政宗公を祀る場所があります。

朝早い時間だったため、神社も開店準備中のような雰囲気でした。

では、メインの仙台城へ向かいます。

大広間跡

仙台城は青葉山の山頂付近にあります。

天守閣は築かれず、本丸には大広間が建てられていました。

現在では、その大広間跡を見ることができます。

大広間跡からは仙台市街を見渡すことができます。

天守閣がない分、視界が広く感じられるのも印象的でした。

天気が良ければ、かなり爽快な眺望を楽しめます。

そして、ここから見える伊達政宗公騎馬像の後ろ姿も印象に残りました。

伊達政宗騎馬像

仙台城といえば、やはり伊達政宗騎馬像です。

仙台を代表する観光スポットの一つでもあります。

高知の桂浜にある坂本龍馬像と同じように、台座が高いため政宗公を間近ではっきり見ることはできません。

それでも、その存在感は大きいです。

騎馬像は城下を見下ろす方向に建っています。

政宗がここから仙台の城下を見渡していたのかと思うと、「独眼竜政宗」を見た後だからこそ感じるものがあります。

資料館

大広間跡の近くには資料館があります。

規模は大きくありませんが、大広間の様子を伝える資料や復元模型などを見ることができます。

仙台城を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみたい場所です。

ただし、私が訪れた際には午前9時からの開館でした。

早朝に訪れる場合は、開館時間に注意してください。

ここから山頂から下ります

私は初めて仙台城を訪れたので、見る場所は山頂部だけなのかと思っていました。

ところが、資料館の後ろを見ると下り階段があります。

ここから昔の登城ルートを散策することにしました。

結果的には、ここからが仙台城の「足腰が強うなります」を体感する時間でした。

散策ルートです

詳細は、後述しますが、ここから紹介するのが登城する際のメインルートだと思います。大広間跡周辺の紹介はされているのですが、登城ルートなど周辺の紹介がパンフレット等にも記載が無く、もう少しで山頂のみで帰るところでしたので、ここから紹介です。

仙台城登城ルートを歩きます

スタートは、先ほどの資料館、現在の仙台城見聞館付近です。

その裏手にある仙台城本丸詰門跡から下っていきます。

 

仙台城本丸北壁石垣

山頂からのスタートなので、最初は下り坂です。

しかし、誰もが同時に考えることがあります。

「帰りは、この坂を上るのでは?」

すでに汗が流れています。

帰りのことを考えると、涙も流れそうです。

それでも、眼下に見える町並みと、その横にそびえる石垣を見ると、歩いてきた価値を感じます。

石垣は見事です。

石の遺跡というより、もはやピラミッドのようにも感じました。

そして、やはり石垣の角が圧巻です。

メインルートから少し外れます

途中でメインルートから脇にそれる道があります。

仙台城沢門跡方面へ向かう道です。

私の人生のような下り坂の先に、さらに脇道です。

登城ルートというより、ほぼ登山道です。

下っていけば仙台市博物館方面へ向かいます。

仙台城清水門跡

説明書きがあるので、何の遺構なのかは分かります。

ただ、実際に歩いていると、石垣があることで「ここに何かがあった」ということを感じられます。

そして、下り坂のきつさが増すほど、帰りの恐怖も増していきます。

博物館の敷地をショートカット

仙台市博物館の外周を通って進みます。

やがて堀に出ます。

堀のそばには、仙台城子門跡があります。

余談ですが、金沢城は訪れるたびに修復されていて、以前とは見違えるようになっています。

仙台城も、もう少し修復が進めば、さらに散策する楽しみが増えるのではないかと思いました。

これはあくまで私個人の感想です。

いよいよ登城ルートへ

先ほどの愚痴でお分かりいただけると思いますが、すでにかなり下まで下りています。

いよいよ堀の周囲を回り、メインの登城ルートへ向かいます。

仙台城大手門跡

堀の外側を移動すると、大手門跡があります。

私が訪れたときは修復中で、ブルーシートが少し痛々しく感じられました。

現在の状況については、訪問前に最新情報を確認することをおすすめします。

この大手門は、通常のお城とは少し違った特徴があります。

堀の内側ではなく、堀の外側に配置されているのです。

そして、ここで残念なことがありました。

伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節団で有名な支倉常長像が、大手門の向こう側に見えます。

正直、見に行きたかったのです。

しかし、すでに登坂を登り始めています。

私には、戻る勇気も体力も残っていません!

こちらから、しばし鑑賞しました。

再び山頂へ

この道をさらに上り続けると、先ほど下ってきた道の分岐点と合流します。

つまり、一周して山頂へ戻ってきます。

同じコースを歩いていただければ、私が感じた「足腰の痛さ」を共有していただけると思います。

そして、山頂に戻ったところで、先ほど見忘れていた場所へ向かいます。

昭忠碑

昭忠碑は、ボランティアガイドの方によると戦没者慰霊碑です。

東日本大震災では、碑の上部にあった「鳶」が落下したそうです。

かなり高い場所にある碑なので、それまで鳶の存在を知らなかった方も多かったようです。

落下後に修復され、現在は碑の前に鳶が置かれています。

そのことから、以前よりも注目されるようになったそうです。

実際に現地で説明を聞くと、単に碑を見るだけでは分からない歴史を知ることができます。

懸造跡

現在は建物そのものが残っていませんが、私的には、ここが一番「伊達政宗公らしさ」を感じる場所でした。

場所は昭忠碑の近くで、東側に面しています。

かつては、京都の清水寺の舞台のような構造だったそうです。

そこからは眼下に川や城下町を眺めることができ、さらに月を見るにも適した場所だったといいます。

戦うための城だけではなく、景色を楽しみ、月を眺める場所まで考えていたのかと思うと、政宗という人物の別の一面を感じます。

仙台城の散策にかかった時間

今回紹介したルートを、私はかなりゆっくり見学しながら歩きました。

全工程で約2時間でした。

頑張って歩けば、1時間半ほどでも見学できると思います。

ただし、写真を撮ったり、遺構を確認したり、景色を眺めたりすると、もう少し時間に余裕を持った方がよいと思います。

この後、神社の裏手にある施設で昼食をいただきました。

慣れない場所だったので、どこで食べればよいのか分からなかったのですが、10時半頃で空いていたため入ることができました。

しかし、さすがに観光地です。

11時頃には混み始めました。

何事も早めの行動が大切です。

「独眼竜政宗」を見てから仙台城を訪れたい

仙台城を訪れるのであれば、先に「独眼竜政宗」を見ておくことをおすすめします。

ドラマの第38話では、政宗による仙台築城が描かれます。

現在の仙台城には当時の建物が残っていない部分も多いですが、石垣や本丸跡などを見ることで、ドラマの世界と現在の景色を重ねることができます。

特に政宗の晩年を描く壮老期を見てから訪れると、仙台という場所が政宗にとってどのような意味を持っていたのか、より興味深く感じられます。

「独眼竜政宗」の全50話や、政宗の幼少期・青年期・壮老期については、別記事で詳しく紹介しています。

▼大河ドラマ「独眼竜政宗」完全ガイドはこちら

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まとめ

伊達政宗の居城、仙台城を実際に訪れてみました。

大河ドラマで題材に取り上げられると、その土地を訪れる観光客が増えます。

しかし、本放送が終わった作品の舞台は、時間が経つと落ち着きを取り戻します。

だからこそ、作品を見た後にその舞台を訪れてみるのも面白いと思います。

「独眼竜政宗」を見てから仙台城を訪れると、現在の景色だけを見るのとは違った楽しみ方ができます。

政宗が見たであろう景色を想像しながら、同じ場所を歩いてみる。

そして、残された石垣を見ながら、当時の城の姿を想像する。

これも大河ドラマの楽しみ方の一つではないでしょうか。

今回紹介できたのは、仙台城の山頂部だけではありません。

実際には、そこから山を下り、登城ルートを歩くことで、仙台城の規模をより実感できました。

ただし、ここだけでは「足腰が強うなります」も「足腰が痛うなります」も十分には体験できません!

仙台城を訪れる際には、ぜひ本丸跡だけではなく、可能であれば登城ルートも歩いてみてください。

私は「足腰が痛うなります」をしっかり体験しました。

それでも、歩き終えた後には「来てよかった」と思える場所でした。

「独眼竜政宗」をもっと詳しく知りたい方へ

「独眼竜政宗」は全50話あるため、1つの記事だけでは紹介しきれない魅力があります。

そこで当サイトでは、「独眼竜政宗」をより詳しく知りたい方に向けて、テーマごとの記事を用意しています。

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幼少期

第1話から第8話までの物語を中心に、政宗がどのような少年時代を過ごしたのかを紹介します。

青年期

第9話から第35話までを中心に、伊達家の当主となった政宗の活躍を紹介します。

壮老期

第36話から第50話までを中心に、豊臣政権から徳川政権へと変化する中での政宗を紹介します。

ゆかりの地

伊達政宗と関係の深い米沢、仙台などのゆかりの地を紹介します。

ドラマを見た後に実際の場所を訪れてみたい方にもおすすめです。

名シーン・名セリフ

「独眼竜政宗」の中から、特に印象に残る場面やセリフを取り上げます。

ドラマを見終わった後に振り返りたい方にも楽しんでいただける内容です。

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