1987年NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」です。もうすぐNHKBSプレミアム4Kでの再放送始まります。
それに先立ち、「大河ドラマ」はU-nextで視聴した私の主観で紹介します。
今回紹介するのは「独眼竜政宗」の幼少期についてです。なお、大河ドラマ「独眼竜政宗」の放送回数は全50回です。
なお、U-nextでは、1話から20話、21話から40話、41話から50話で表記されていますが、私の紹介上の都合から、幼少期、青年期、壮老年期に分けました。
こんな方におすすめ
- 「大河ドラマ」の名作を見たい
- 「時代劇」の見本を見てみたい
- 「独眼竜政宗」の人格形成の過程を見てみたい
- 「戦国時代」の親子、夫婦、兄弟、主従関係を見てみたい
- 「独眼竜政宗」を配信で見てみたい
紹介内容です
見逃した方!見遅れた方!(4K視聴環境が無い方)理由はともかく、見ていない方にはU-nextで見れます!
こちらの作品は、「大河ドラマ」はU-nextです。もちろんですが、「NHKオンデマンド」でも視聴可能ですが、見放題の映画作品等も視聴することを考えれば、断然お得です。
ちなみに、前回昔(1987年放送時)、見た時の記憶が残っているシーンがあるとお伝えしましたが、私自慢では無いですが、記憶は良い方では無いです。その私の記憶に残るドラマシーンとしてお伝えしましたが…、私の記憶に残っている原因、理由が分かりました。
「独眼竜政宗」の作品の中で、名シーンはドラマの中で何回か放送されています。そちらにも触れながらさっそく紹介していきます。
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梵天丸誕生です
主人公「伊達政宗」の幼名が「梵天丸」です。まず、梵天丸の生誕までですが、江戸時代以前の生まれですので、「藩」では無く「国(当時の東北は、出羽・陸奥・越後)」です。伊達輝宗(父)と義姫(最上義光の妹)の政略結婚により1567年に誕生です。大河ドラマとしては、第1話の「誕生」ですが、私的には大45話「ふたりの父」の方がしっくりとします。どう見ても岩下志麻さん演じる義姫は、「父」のようです。
ちなみに、「独眼竜」の名称の元となった隻眼は、幼少時に罹患した疱瘡が原因。後年、隻眼=独眼と芦名家の戦勝時の活躍が「登竜」の”ごとし”から、「独眼竜」ですが、誰が名づけたにしろ、かなりの勝負です。「目」の事は、かなり神経質になっていたことが、残されている像や絵から感じますので、機嫌を損ねた時のことを考えれば…。
梵天丸もかくありたい
標記の言葉「梵天丸もかくありたい」です。私もこのセリフの記憶がありました。しかし、作品中で3,4回の回想シーンがありました…。私でも記憶に残ります。しかし、秀吉の逝去のシーンなどは1回しか放送されていませんでしたが、記憶しているシーンもあります!
ちなみに、標記の言葉ですが、ドラマ上の解釈としては「不動明王のように外には鬼、内には慈悲を持つ武将を願う」ですが、私であれば、素直に「不動明王のように両目と母に大切にされたい」を願いますが、大大名となる「伊達政宗」ですので、やはりドラマ的解釈の方が、物語全体的には適切でしょう。
伊達政宗の名前からの野望
伊達政宗、自称「藤原北家」ですので、政宗の正式名称はさしずめ「藤原朝臣伊達藤次郎政宗」でしょうか。
「藤原=氏」、「朝臣=姓(姓)」、「伊達=名字」、「藤次郎=仮名」、「政宗=諱」で構成されています。さらに、幼名などもありますが、今回は正式名称の方で。
氏は、天皇からの賜る等で頂くもので、血族を示しますが、当然ですが時を経れば、「ネズミ算」で増えていきます。
姓は、朝廷から頂く身分であり、「八色の姓(やくさのかばね)」で習った方も多いと思います。
名字は、家系であり、「氏」では、不足し識別できなくなり地名や家の在所名から使用され始めます。
仮名(けみょう)は、通常使用される名称で、「藤十郎」様が当時呼ばれていた名前です。日本史では正式名称の諱で習うので、違和感があります。
諱は、言い方は何ですが、「本当の名前」になり、こちらを用いての呼称は失礼にあたり、当時信じられていた呪詛などにも使用されることから、通常は使用しない名前です。日本史では正式名として採用されているので、理解はできるところです。
ちなみに、正式名称に触れたのは、「源平交代思想」があるからです。平清盛以降、平氏と源氏が交代で政権を担うことで、室町時代からあった思想とも言われています。徳川家康の後釜を狙うのであれば、平氏が必要です。同様の事は考えたかどうかは別として、豊臣秀吉や徳川家康は、実行しています。政宗の若い頃であれば性格上嫌がりそうですし、老年期においては、諦めているような気もします。しかし目指して欲しかった。「平朝臣伊達藤次郎政宗」も見たかったです!
独眼竜政宗 あらすじ
こちらでは、独眼竜政宗の幼少期を描いている第1話から第8話のあらすじに触れます。紹介のバランスは悪いですが、政宗の始まりは、ここからです。物語のタイトルとともに。
第1話:「誕生」※この回のみ67分
政宗誕生には両親が必要です。父伊達輝宗と義姫の間に誕生です。殿様の嫡男として誕生ですが、当時の殿様の生活環境は、あまり羨ましく感じないのは、私だけではないと思います。しかし、他人であれば「親子」のすれ違いを素直に理解できます。
第2話:「不動明王」※以降44分
名言セリフの回です。朴訥を感じるセリフ回しに、現在の「子役のNHK」の原点を感じます。
第3話:「親ごころ」
下の句は「子知らず」になりそうです。この作品中にも何度も形を変えて何度も描かれる「親ごころ」です。今も昔も、「親ごころ 分かる時には 時遅し」でしょうか?
第4話:「元服」
元服ですので成人の儀式です。少年期として幼少期として…。弟の竺丸も生まれ、元服です。源平の時代、武士の時代に付きものの親子・兄弟の争いの始まりにも感じます。
第5話:「愛姫(めごひめ)」
政宗の正室となる愛姫11歳が輿入れです。幼い二人の結婚は「ママごと」のようです。贈り物も「ママごとセット」でしたので。しかし、新婚当初は、現代も同様?
第6話:「侍女成敗」
生来の生まれ持ったものや与えられた役割の中で生きていきます。その中で、自分の出来る事、正しい事を見つける事、さらに実行する事は、言葉では表せません。
第7話:「初陣」
元服も初陣も武将であれば、大きな出来事です。天下のNHKですのでタイトルの意味は1だと思いますが…。「文武両道」聞こえは良いですが、期待されるのは困りそうな目標です。
第8話:「若武者」
伊達家に謀反です。しかも大量130人…、今も昔も大量の容疑者の処分は困難を極めます。なお、政宗を子役さんから急成長を経て渡辺謙さん登場です。
独眼竜政宗 キャスト
「当て書き(あてがき)」という言葉が、あるそうです。演劇や映画で、その役を演じる役者をあらかじめ決めておいてから脚本を書くことです。歴史上の戦国武将については、「日本史」、「歴史」学びますが、その人となりについてては、「大河ドラマ 独眼竜政宗」で学びました!少なくとも私的には、そう感じます。
また、多くの登場人物が丁寧に描かれているので、紹介したい人が多いのですが…。
伊達政宗 (幼年:藤間遼太、少年:島英二)主人公
幼年梵天丸を演じた藤間さん。日本舞踊の流派のお世継ぎです。どうりで風格がありました。少しねじれた幼年期を熱演されています。
少年期藤次郎です。血気にはやる政宗の少年期、武将の片鱗が感じられます。
愛姫:めごひめ(子役:後藤久美子、成人:桜田淳子)
入り組んだ東北の政略結婚の一例です。愛姫の母は伊達氏と争う相馬氏、出自から複雑です。
子役を演じた「後藤久美子」さん。愛姫とほぼ同じ年齢で演じることもあったせいか違和感を感じさせません。後藤久美子さんのまま成長かと思わせておきながら…。
桜田淳子さんです。第8話で急成長して交代です。
伊達輝宗 (北大路欣也) 政宗の父
伊達家の当主であり、家を守り、城を守り、子を守り守り続けるために日夜戦いを続けています。家の内外での戦いは大変そうです。まっ、今も同じですか。
義姫:よしひめ (岩下志麻) 政宗の母・輝宗の正室
岩下志麻さん演じる義姫、本作で描かれる16歳ごろに結婚し19歳で政宗を産んで、76歳(頃)で亡くなるまで1人で演じられています。1人で60歳の年齢幅を演じ切られています。さすが、名女優さんです。でも、演じる役柄は、いつも怖いです。
この作品の主役は、伊達政宗ですが、その源流たる母、義姫のDNAが物語に深く沁み込んでおり、政宗の言動、心根に登場シーン以外でも母の存在を感じさせてくれています。母親の子供への愛情、理性を超えた「業」すら伝わってきます。
闘う母親は、まさに”強い”の一言です。こちらも、今と同じですか。
最上義光 (原田芳雄) 義姫の兄
伊達家のライバルであり、政宗の母の兄です。最上義光=原田芳雄さんです。原田さんの演技が、日本史の事実に感じられます。それは、最上義光の最晩年まで感じさせられ続けます。
徳川家康 (津川雅彦)
大河ドラマの常連にして、いつも主役級です。演じ方はどれも同じように感じますが、役が違えば、違って見えます。不思議な俳優さんです。今回紹介した場面では、”天下人”手前の徳川家康ですので、皆の味方「徳川家康」の頃です。
豊臣秀吉 (勝新太郎)
晩年の政宗の言葉を借りれば「天下人は天が選ぶもの」であるとすれば、信長の天下統一の跡を継ぎ成し遂げた最初に人です。当然、徳川家康よりも先に天下人になっています。その点で、徳川家康よりも先に天に選ばれており、その器量・貫禄も1つ上を行きます。津川雅彦さんの上…、勝新太郎さんです。もはや他にはおられません!今回紹介した秀吉は、天下の趨勢がほぼ決まるころの秀吉ですが、残念なことに現在の役者さんで同じような人が見当たりません。役を演じると言うよりも、生き方で演じる役者さんですので、現在に存在すれば、多分に問題がある俳優さんになりそうですが…。
まとめ
「独眼竜政宗」主人公政宗の幼少時期を描いた部分を「あらすじ」をメインに紹介しました。
ドラマ、特に刑事ものや推理ドラマで使用される「伏線」、物語で将来起こるい原因を事前に示唆したり予言的に明示するものです。「伏線回収」などもよく知られています。
大河ドラマ「独眼竜政宗」では、主役の政宗を本流とし、政宗を取り巻く、親兄弟、主従関係が「伏線」と言うよりも、「伏流水」のように共に流れているように感じさせます。政宗の生涯を見ている内に、政宗を想う母親の想いや、家臣達、天下人の思惑が政宗の生涯に絶えず影響し続ける様子まで描かれているように感じます。なお、こちらで紹介をしたのは、幼少期です。次は「青年期」を中心に紹介する予定です。
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※本ページの情報は2024年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。