素敵な金縛り　どこで見れる　映画（２０１０年）

とうとう三谷作品に手を出してしまいました。

三谷幸喜監督は数多く作品を世に送り出していますが、私的には、この作品の”どこかで流れているほんわかとした空気”が好きなのでこちらの作品からお伝えしたいと思います。

映画の脚本

脚本・監督は「三谷幸喜」さんです。サブタイトルで「Once In a Blue Moon」とありますが、「めったにない、ごく稀」と言う意味です。内容的には、”ごくまれ”と言う風には感じられません。「落ち武者の幽霊」は、この作品の中でほぼ出ています。それも被告人がうらやむほどです。

映画キャスト

宝生エミ　（深津絵里）

主演の弁護士です。何故か幽霊が見えます。そして、その何故かも解明し、被告の無罪も解明しようと奔走します。

更科六兵衛　（西田敏行）

元北条氏家臣にして、無念のうちに打ち首になる悲運の方です。現在は落ち武者の幽霊として「しかばね荘」在住。特技は「金縛り」でしょうか？さらに頑張れば「心霊写真」に映り込めます。現在４８１歳（出演時現在）です。

速水悠　（阿部寛）

宝生エミの勤務する法律事務所のボス。時間稼ぎのためには、「タップダンス」の披露も厭いません。チョコ好きなお茶目さんです。注目は、その壮絶な最後です！

小佐野徹　（中井貴一）

まじめな検事さんです。しかし、科学的根拠があることを証明するには、「手品」の披露にも厭いません。でも、表情はお茶目さんです。一人芝居もお上手です。（ワン！）

「さらに”素敵”な出演者（短い時間の）たちです」

タクシー運転手　（生瀬勝久）

実写版、落ち武者（の様な方）です。

前田くま　（深田恭子）

ファミレス勤務です。少し強引な接客です。

悲鳴の女性　（篠原涼子）

あまりにも短い出演です。さすが、ヒット曲を持つ歌手の方の悲鳴は、一味違います。

安倍つくつく　（市村正親）

劇団「四季」でのミュージカルでの経験をいかんなく発揮した演技を見せていただけました。宙乗りも見せていただけます。

エンドロールの写真　（大泉洋）

勝訴の垂れ幕を手にする役で出演ですが、大人の事情で各方面から怒られたそうです。映画の現場以外でも笑いを誘える方です。

概要です

法廷を舞台に物語が進みます。法廷を舞台にする物語にもいろんな名称がありますが、こちらの作品は「法廷サスペンスコメディ・エンターテインメント・ムービー」だそうなので、心して見てください。

殺人事件が発生します。被告は、無罪を主張しています。そして、事もあろうに、その無罪を証言してくれる証人は「落ち武者の幽霊」です。さらに、被告の災難は、弁護をしてくれる弁護士は、三流の弁護士です。奮闘する落ち武者幽霊と三流弁護士、気が付けば被告よりも落ち武者幽霊が注目されます。

裁判の行方を見守ることになります。

映画あらすじ

三流弁護士の宝生エミが唯一の証人「落ち武者の幽霊」に証言を依頼します。

法廷に舞台を移し、幽霊の証言です。困ったことに、見える人と見えない人が居ます。それでも限られた時間で被告の無罪を証明する必要が…、ですがやはり話題の中心は、「落ち武者の幽霊」です。

出演するキャストの演技の幅が広く、それにより話題と笑いが広がります。いえ、事件の真相に近ずいていきます。

映画の展開現場

旅館「しかばね荘」

「落ち武者の里」の名物旅館です。さすがに「耳鳴りの間」、「歯ぎりしの間」客の要望に応えるべく、様々な部屋が用意されています。人によりますが、オプションで「落ち武者の幽霊」が付いています。

裁判所

「法廷サスペンスコメディ・エンターテインメント・ムービー」には、必要な場所です。法廷と言うよりも「お笑いの舞台」のような場所です。それにしても、法廷の床は「タップダンス」には最適なようです。

まとめ

幽霊の”あるある”を学べました。証言台に立たせるべく「落ち武者の幽霊」と弁護士事務所で打ち合わせです。幽霊の移動も生きている人と同じだそうです。そのため、法廷に立つ前からタクシー移動で軽めの騒動です。ここからは、法廷闘争？法廷ドタバタが始まります。

三谷作品では、独特な音楽もそのシーンに合わせて流れますが、深津絵里さんの歌が素敵でした。また、BGMもとても内容に合う曲が使用されています。なお、主題歌には、バックコーラスでKAN・中井貴一・阿部寛・小林隆さんが参加されています。

なお、この作品で話題となった「大泉洋」出演事件ですが、それであれば、中井貴一さんの愛犬「ララ」役の声で出演した”山寺紘一”さんも話題になっても良かったと思うのですが…。

最後にですが、エンドロール最後の更科六兵衛さんの肖像画の表情にも注目です。

この作品は、こちらで視聴可能です。

こちらの映画作品は、U-NEXT で視聴可能です。ＵーＮＥＸＴについては、こちらを参照してください☟。