2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」では、道長が良い人に描かれているようにも見えますが、見方によれば悪い人に見えなくもないです。今後ドラマの進行により解決や説明がされる可能性もありますが、今回の気になるところは「内裏放火犯」についてです。
誰が得をする?
もちろんですが、実行犯では無く主犯を探します。誰が得をする?
内裏が燃えるメリット
①内裏の修理
②内裏火災の当日の美談?
③権力の掌握
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結論です!
主犯は、藤原道長です。しかし、内裏が燃えることによるメリットを受ける最大の人物は「藤原道長」です。
実行責任者としては、源明子の兄俊賢あたりでしょうか?天皇の住居である内裏に火を付けるのは公卿にとってはさすがに難しい。その点俊賢であれば、天皇に血が近く、ハードルも幾分低そうです。
確かに、藤原道長が主導したり、誰かに実行させるように匂わせたことも無いかもしれません。この場合であれば、道長が得をすることで得をすると考えられるのも源俊賢になりそうです。
いずれにしても、犯人が特定されていないことと得をする人を考えると道長が実行もしくは承認が必要と思われます。故に主犯は藤原道長であると思います。
さらに…
道長が得をすれば、一番得をするのは…源倫子になります。道長の嫡子は既に確保していますので、相続する時には万全の体制が出来ていれば、安心できます。道長が左大臣就任までの間に費やした源家(土御門家)の財も既に回収、倍増ぐらいしていそうです。という事で、源倫子→藤原道長→源俊賢も捨てがたい結論の一つです。源倫子と言えば、まひろとの確執が発生しそうですが、倫子の笑顔から考えると主犯の方がお似合いです。
内裏の修理
内裏が燃えてしまえば、当然必要になるのが「内裏の修理」です。すでに内裏の運営が苦しい事は、すでに大河ドラマ内でも折に触れて紹介されています。また、放火犯の正体についても内部犯行であることはドラマでも語られています。
内裏の修理は、天皇家の財政から支出かと思います。一方、道長等の収入は、公式なものを除けば官位や役職を与えた人からの”心付け”との事です。まひろの父為時…、手紙だけで再任は困難です。ここは道長も気の毒です。心付けをもらわないであろう実資以外は為時の再任を不可としています。
いつの時代も財力がものを言います。天皇家の資金が減り、道長の資金が増えれば、おのずと資金力の差が権力の差になります。万が一にも内裏の修理費用を道長から借用するようなことになれば一大事です。内裏の修理費用は、一条天皇にしては大きな負担増になったものと思われます。
内裏火災の当日の美談?
内裏が燃え盛る中、一条天皇は藤壺へ「敦康親王」の救出に向かいます。そこに居たのは中宮彰子です。中宮彰子曰く、「敦康親王はお逃がし参りました」。帝曰く「そのたは何をしておる?」。「おかみは、如何なされたかと思い」。です。
道長が悪い人でもできないのが娘を危険に巻き込むことです。父親の限界でしょうか…。
この出来事を美談として見たほうが、大河を楽しめるのですが、若干ですが出来過ぎ感があります。
内裏で火災が発生した場合、一条天皇が敦康親王(定子の子であるがゆえ)の安否を第一にすることは、誰にでも割る事であり、向かう事は織り込み済み。
中宮彰子の取るべき行動は、敦康親王を逃がし、帝を心配する事。
となれば、全ての事を計画し実行できるのは「源倫子」でしょう。中宮彰子の傍で控える「赤染衛門」、この様な時に彰子の傍にいない?赤染衛門に協力をさせることが出来る人となれば確定です。
道長のまひろ参内と言う時間のかかる遠回しの方法に比べ、源倫子の確実で即効性がある方法。見事です。しかし、こう考えればさらに思われるのは、道長の足りない部分を倫子が補う、夫婦連携プレーです。内助の功?
権力の掌握
一条天皇の東宮(後の三条天皇)のお怒りのシーンが印象的な第32話でしたが、他でもなく東宮の怒りに火を付けた放火犯は、道長でしょう。今の権力掌握だけでなく、今後の権力掌握にも抜かりはありません。
一条天皇に中宮彰子を助けた礼を述べて下がる道長、廊下ですれ違う伊周に意気消沈の演技です。まんまと伊周、意気揚々に帝と対面です。伊周の暴走が加速しそうです。
道長と行成の話中に割り込む隆家、行成よりも無礼な隆家を優遇し、関係強化でしょうか?兄の伊周の情報収集への手段確保も抜かりなく進行しています。
まとめ
大河ドラマ「光る君へ」を普通に見ていれば、道長に悪意は無いように見えます。しかし、わかり易い悪い人が権力の掌握が可能でしょうか?
物の見え方は、様々です。道長が悪い人と思えば、思い当たるシーンが多い事…。
唯一の問題は、この様な見方でドラマが楽しめるのか…?
※本ページの情報は2024年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
「光る君へ」の気になるシーンを見たい方へ
1年と言う期間の大河ドラマと言えども限られて時間での放送です。制作されている方の想いが、ギュッと詰め込まれたシーンでは見逃していることが多いです。気になるシーンに注目して見直すのも楽しい見方の一つです。
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