朝ドラが「虎に翼」５月２０日から５月２４日まで放送された８週目の紹介です。 週間タイトルは「女冥利に尽きる？」です。
紹介内容です
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「虎に翼」記念すべき第８週目の週間タイトル「女冥利に尽きる？」の意味
この週間タイトルの意味ですが、まずは、「冥利」ですが、語源的には「冥」は神仏の思し召し。「利」利益や恩恵を受けるとの意味になり。「〇冥利に尽きる」では、〇に入る言葉の最高の感動を受ける言葉を表現したものです。女冥利、男冥利、教師冥利…等になります。
しかし、このドラマの趣旨からすれば、「女」を入れるよりも「家族冥利に尽きる！」の方が良いような気がします。でも、最終的には、今週のタイトルに納得です。
タイトルの「翼」について
今頃ですが、タイトルについてです。「虎に翼」の「翼」です。
調べて、行きつく先は「翼」と「羽」の違いについてになります。しれべれべ調べるほど出てくる説…。大筋の紹介ですが、「翼」は人間の手にあたり、「羽」はその翼に生えている物。つまり、羽は抜けることがあるが、翼が抜けると大変です。
でも、私的に感じるのは、「翼」の漢字の構成です。「異」に「羽」が付いています。異なるものに羽が付いて飛んでいくイメージです。今週も寅が飛んでいく姿を期待しています。
虎に翼 第８週目 ネタバレ あらすじ 感想
結婚後の寅子（伊藤沙莉）は、弁護士としての依頼も増え、順調な日々を送っていました。それでも、”よね”の「逃げ道」、優三の「僕はずっと好きだった…」、どちらも寅の心に響きます。こうして月曜日のドラマが始まるのですが、オープニング曲が流れる前に「寅は望んだものをすべて手に入れました」…、これって悪いことが起きる前兆として入れる「ナレーション」ですよね？まったく、週の始まり月曜日なのに…。”よね”が素直に離婚裁判取り下げの理由に納得した場面に当時の社会の状況がかなり深刻だった状況を感じます。
ある日、助手として働くよね（土居志央梨）と共に、子の親権を義父と争う女性、両国満智（岡本玲）の依頼を引き受けます。夫に先立たれた満智は、妊娠中で金策に困り、夫の友人を頼ったものの、「著しき不行跡」として義理の両親から訴えられていました。満智の味方として張り切る寅子ですが、優三（仲野太賀）はそんな彼女を心配しています。優三の「突っ走らないで」思わず本音が…。
しかし、私であれば両国満智が弁護士事務所にお礼に来た時に、「聞かない」選択をしたかもしれません。でも、ここで聞くからこのように活躍できたのでしょう。寅に悪知恵は付いたのでしょうか？
昭和17年直言（岡部たかし）の工場は軍からの注文が途切れず、順調に稼働を続けていました。戦時下で食べ物が貴重になる中、優三は寅子を元気づけようと美味しいものを食べに連れ出します。そこで、問題のナレーション「恋に落ちる」何？今頃か？私的には、両国満智声を確信した瞬間です。
その夜、寅子は優三に「どんな弁護士になりたかったか」と尋ね、「法律の本を出すことが夢だった」と語る優三と昼間の続きの再開です。でも、はるお母さま、子供が出来て「一人の体～」ではなく、「結婚したとき」、「生まれた時」からですよ！
仕事が無い時から一転、戦時下では大忙しの寅です。”よね”から雑誌法律相談を引き継いだ寅に一言「忙しくしてどうする！」。数分前に「女性の相談をもって来てませんでした？
やがて猪爪家に召集令状が届き、兄・直道（上川周作）の出征が決まります。はる（石田ゆり子）は直道のためにごちそうを用意し、花江（森田望智）も精一杯の笑顔で送り出そうと努力します。寅子は弁護の仕事のほかに、久保田（小林涼子）が担当していた婦人雑誌の法律相談の連載を引き受けることになります。さらに、穂高（小林薫）から明律大学での講演を依頼されますが、講演会当日に倒れてしまいます。講演内容を考える、懐かしい教室での回想シーンも良かったですが、もっとも印象に強く残るのは、兄直道夫婦の出征時の別れです。夫婦の理想像は、やはり寅夫婦よりも魅力的です。
🐯 #トラつば NEWS 🪽
🆕インタビュー記事を公開！
猪爪直道役 #上川周作 さん╭━━━━━━━━━━━━━━━╮
直道は花江ちゃんがそばにいてくれる、
それだけで安心できるんだと思います
╰━━━━━━━ｖ━━━━━━━╯https://t.co/j4uv0uruyB— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) May 22, 2024
講演会で倒れた寅子を心配する雲野（塚地武雅）たちは、今は子育てに専念する時だと寅子を諭します。よねが働くカフェ「燈台」を訪ねる寅子。カフェは軍歌のレコードをかけて細々と営業を続けていました。妊娠を黙っていたことをわびる寅子に、よねは背を向けます。「最初の一人」になるのも大変ですが、「最後に一人」も大変です。寅だけで「最初と最後」の人になっています。穂高先生居てくれてよかったです。
戦時下による転居の後、訪ねてきた後輩の小泉（福室莉音）から、女子部が閉鎖されることを知らされます。今年は高等試験も行われないため、女性法曹の道が閉ざされてしまうのです。戦局が厳しくなる中、寅子は優三と娘・優未（ゆみ）と共に戦争を乗り越えることを最優先にしようと心に決めます。しかし、とうとう優三の元にも召集令状が届きます。それでも、やっぱり優三が居てくれてよかったです。寅の良さは、走ってくれるところです。
ドラマで描かれる寅の生きた時代の常識
寅が妊娠して、大学での講演時に倒れ、「弁護士事務所」を退職します。”よね”に法曹界に戻ってくるなと言われても、寅は「そのつもり」と返します。
この時代では、当然ですが「育児休業制度」も無く、そのような考えすら無かった時代です。大学や法曹界に進むのですら、もはや非常識のレベルでしょう。女性が働いていても結婚、妊娠で退職が常識の時代の話ですが、多くの人が「退職？」となったような気がします。寅のような人が、新しい常識を作ってきたと改めて思える出来事でした。
虎に翼 キャスト
両国満智（岡本玲）
見事です。これで男の弁護士を騙していれば、非難されていたでしょうが、寅たち女性弁護士を騙したので見事です。さりげなく、勝訴の後のお礼の時には、騙していたことを匂わす豪華な着物も似合いっていました。しかし、このお腹の中の子供が成長した時に、父親は誰と教えるのだろう？
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
新たな依頼人は、亡き夫の両親から「著しき不行跡」で訴えられた、妊娠中の満智。
寅子の熱弁が功を奏したのか、原告の請求は棄却されます。
しかし、裁判後に“ある事実”に気づいてしまい…。#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #岡本玲 pic.twitter.com/Dl08qfvRca
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) May 19, 2024
まとめ
今週のタイトルは「女冥利に尽きる？」でしたが、「女たちの決意？」がサブタイトルでしょうか？異なる決意もありながらも、ドラマの後半では、同じ場所に集まることを期待です。
※本ページの情報は２０２４年７月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。