ホリックxxxHOLIC　どこで見れる　映画（２０２２年）

「ホリック」です。蜷川実花監督作品で全編１０９分です。冒頭ですが、感想です。監督のイメージが、写真家なので写真撮影の映像の連続を見ているような感覚でした。物語に沿って映像を見ている感覚です。

ちなみに、タイトルの「ホリック」は、昔のバブル時代に聞いた「中毒」を意味します。現在では「プアー・ホリック」でしょうか？

映画の原作

CLAMP原作の漫画になります。CLAMPは、昭和４２、４３，４４年生まれの関西の女性４人組で、大川七瀬、いがらし寒月、猫井椿、もこなさんで構成されています。１人で書いても話がまとまらないことが多いのですが、４人で見事に話がまとまっています。「かしましい」＋１＝「素晴らしい」なのでしょうか？

映画キャスト

四月一日君尋：わたぬききみひろ　（神木隆之介）

「名は体を表す」この作品を表す言葉でしょうか？でも、映画で助かりました。現実に居れば、「しがつ　ついたち　きみたずね？」としか、呼べません。

天涯孤独な主人公です。（作品内で説明がありました？）放任家庭かと想像していました。人に関わらない、関わられたくない主人公です。柴咲、玉城、吉岡さん…普通であれば関わりたくても関われないのですが…。

壱原侑子：いちはらゆうこ　（柴咲コウ）

店の主人。望むものがある人の前に現れる”店”の主人です。望むものの対価を求めます。謎めいた美女役なのですが、どことなく漏れ出てくる”面白さ”がさらに魅力的に映ります。

百目鬼静：どうめきしずか　（松村北斗）

居るんですねー！このような方が…。まさにこの作品を描くのに必要なアニメの世界観を具現化した俳優さんです。

九軒ひまわり：くぬぎひまわり　（玉城ティナ）

まあ、この方も端正な顔立ちをされています。実在する方とは思えないようなところが、女優さんとして突出しているところでしょうか？幸福も不幸も半分半分が良い事を教えてくれます。

美咲　（趣里）

ブギウギでは、毎朝出会っているので、「えっ、ここにも」が正直な感想です。この作品風に言えば、「演じているを分かっているものの、実在する人が憑依したように感じさせる女優さん」です。

女郎蜘蛛　（吉岡里帆）

従来のイメージとはかなり離れた印象です。セクシー所作指導まで付けてもらっての演技です。おかげで、作品中盤まで誰か分かりませんでした。

赤蜘蛛　（磯村優斗）

この方も、誰か分かりませんでした。声で分かりましたが、もう少し顔を出していただければ助かります。

概要です

人間とアヤカシ、偶然と必然…。原作漫画が全２１３話と言う超大作です。そのため、その一部の物語を作品化されているため全部を映像化したり状況の説明は難しいです。しかし、この作品単独で見事に完結してくれています。

人間世界と「アヤカシ」、そして人間には見えないはずの「アヤカシ」が見える人。その見える人が主人公です。

主人公、四月一日君には、望みがあるものの、対価の持ち合わせがないようで、謎の店の店主、壱原は”店”に居候をさせます。

女店主、壱原の口癖は「この世には偶然なんてない、あるのは必然だけ」で、経営している店では、願いをかなえる代わりに代償を増らう事をしています。この作品の必然を映像美と共にお楽しみください。意外な結末でした！でも、この作品を見た代償を払う必要が出てきます！

代償を払わないことは、無理です。産まれれば、死ぬ代償が必要で、何をしても時間を払う必要があり、その時間は寿命から支払われます。この作品は、哲学作品なのでしょうか？

映画あらすじ

主人公、四月一日君、アヤカシの影が見える能力のせいで見たくないものが見えてしまいます。そのため、人ととのかかわりを持たないように生活していたところ、出会うのが不思議な店の店主、壱原、学校では新たに百目、九軒出会い、今までも避けてきた関りが出来てくる。

大切なものが出来た人は強くなるのか？弱くなるのか？その選択は偶然か？必然か？大切なんのが出来れば、それを失うようなことも起きてきます。セクシー吉岡里帆さん登場です。

特殊な能力を持つ人、やはり「類は友を呼ぶ」なのでしょう。百目、九軒達も特別な能力があります。でも、偶然か必然かその能力はその人により異なります。

その異なった能力を併せて前に進めるのでしょうか？

物語のエンディングは、へっ？です。さすが、神木隆之介さんです。柴咲コウさん越えの色気が蝶と共に漂っていました。何気に、百目君もかっこよいです。

映画の展開現場

店

女主人、壱原が経営している。願いを持つ者の前にしか現れない店です。非現実な店ですが、現実的に汚れるようで、居候の四月一日は、日夜お掃除をしています。蝶が幻想的に飛んでいますが、店か壱原にか、どちらの力で飛んでいるのかは不明です。

街中（東京）

さすが、日本の首都だけあり人も多く、アヤカシも多そうです。

龍口寺（りゅうこうじ）

百目君の実家のお寺です。弓の神事や堂内には、先祖が封じ込めた箱があります。

まとめ

原作がボリュウームがあると、説明不足になりがちですが、映像がそれを補うに勝っています。確かに、疑問は残りますが、その疑問は、次回作を期待するものになっています。確かに、人気がでる作品と思います。セクシー神木の今後が気になります。

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