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大河ドラマ「光る君へ」5月のエピソードを総まとめ 道の選択は人生で何度もあるものです 

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2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」5月です。

5月は「岐路」、「放たれた矢」、「望みの先に」、「旅立ち」の4回でした。

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源氏について

源氏と言えば「源頼朝」で清和天皇の子孫「清和源氏」です。天皇に多くの皇子がいる場合、養育費用を考えると困ります。そこで臣籍に降します。しかし、皇族は「氏」がありません。そこで「氏」を与え、元は同じ”源(みなもと)”と言う意味を込め「源」の氏との事です。

しかし、源氏にも始祖となる天皇が異なります。「光る君へ」に登場する道長の正妻「源倫子」の父「源雅信」は宇多天皇系の「宇田源氏」で他にも嵯峨源氏、村上源氏と様々な源氏があります。

どうしても源氏と言えば「源頼朝」のイメージが大きすぎて、「源雅信」の立場が弱すぎる印象ですが、頼朝はかなり後の時代です。平安時代では、まだまだ貴族の源氏です。

「光る君へ」の音楽

音楽と言えば、まひろの奏でる琵琶です。弟にも「暗い」と酷評されていましたが、私も同感です。もっとも琵琶に明るさを求める方が間違いでしょうが…。

それにしても、ドラマの中で使用される音楽は今回の大河ドラマでは、かなり異色に感じます。記憶に残るだけでも洋楽、ピアノ・エレキギターのような音楽が多用されています。平安時代を描くには違和感を感じるべきところですが、うまく場面の状況に合わされています。

なお、まひろは琵琶を弾きますが、その他の方は使用されていません。まひろのマイブームなのでしょうか?母の思い出?

日本史で習った「安和の変」です

源倫子に対して道長の妻妾源明子の父がメインです。醍醐天皇皇子の源高明が父です。娘に一文字贈られたようです。

「光る君へ」では、兼家との確執は描かれていましたが「安和の変」には触れられていませんでした。もっともこの時代の話題をすべて詰め込めば大河が1年では終わりません。

「安和の変」を簡単に紹介すると969年に起きた藤原氏による他氏排斥事件です。この事件は、一世源氏源高明(みなもとのたかあきら)が失脚させられたもので、藤原氏は源高明が反乱を企てていると密告し、冷泉天皇に信じ込ませました。その結果、源高明は左遷され、政治の実権は完全に藤原氏が握ることになりました。この事件により、藤原氏の摂関政治が一層強固なものとなり、以後の平安時代において長期にわたって政治を支配する基盤を築いたとされています。そしてこの件に関わっていたのが道長の父兼家です。それで、明子が呪詛していました。

ちなみに「一世源氏」とは、臣籍に降り1代目という事です。「安和の変」の影響か、残念ながら醍醐源氏は、名を残されていません。

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光る君へ 5月分の各放送回あらすじ

こちらでは、5月放送分の第18話から第21話のあらすじにを私視線で紹介します。

第18話:「岐路」

現在では、東京にあこがれる方が多くいます。この当時は都の京都ですが、どうも”まひろ”は他国の様子を知りたい様子です。自分自身の事を客観的に見たいことの表れでしょうか?

それにしても残念なのは、道兼の表情・行動も良くなってきたのに…。

第19話:「放たれた矢」

冒頭で語られる道長の「関白」になりたくない理由。「陣の定」に出れない、異なる道を歩みたい。前話に押し込んだ方が良かったないように思いますが、矢は放たれました。

藤原行成も内偵として放たれ、行成の一言で「御堂関白記」のきっかけを放たれています。

最後には見たままの矢が放たれていますが…。しかし、藤原降家を演じる竜星涼さんの朝ドラ「ちむどんどん」イメージは制作側も視聴者側もイメージが既に定着しているようです。期待通りの活躍です。

第20話:「望みの先に」

まひろの父為時に淡路守任官です。望みの先に越前まで…。

斉信の望む先に参議。

穆子の望む先は…、倫子の望む先は…、それにしても道長の「あっ」の先は?

第21話:「旅立ち」

伊周の騒々しい、旅立ちから始まります。

清少納言は、まひろの一言で「枕草子」が始まります。それにしても「枕草子」が巻物でなく、手紙形式で一人のために始まったとは…、こちらの方が趣を感じます。平安の文学へ旅立ちでしょうか?

後半では、旅立てなかった二人の世界が描かれます。

最後は、為時とまひろ越前への旅立ちです。さすがのNHKも人気アニメをインスパイア?まひろの首から見覚えのある物が垂れ下がっています。

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光る君へ キャスト

今回は姫様の方々を紹介です。

さわ(野村麻純)

まひろを慕う姫。まひろの父が世話をしていた女性の娘。この関係性で友人になれる平安時代。まさに平安です。

藤原定子(高畑充希)

一条天皇に14歳で嫁がれています。この方の善悪は作品の中では判別つきにくいです。しかし、なんの為に嫁いだのかは常に疑問を持つておられるようです。

藤原穆子(石野真子)

源雅信の妻で倫子の母になります。右大臣昇進した道長の嫁として、伝える場面が…。変な事を教えないで欲しいものです。嫁の心構えが二人分では重すぎます。

源明子(瀧内公美)内に秘めた強さは、完全に内に秘めておいて欲しいものです。

NHK大奥幕末編からの推薦組でしょうか?確かに十二単系の着物が似合います。

高階貴子(板谷由夏)

藤原道隆の妻です。2人の息子と1人娘の良き母です。若干、長男を可愛がり過ぎる傾向がありますが、それは今も同じでしょう。家族思いの母に見えます。

婉子女王(真凛)

源明子の姪です。入内するが花山天皇の出家のため、藤原実資に嫁ぎます。こんなところで、道長と繋がります。

まとめ

藤原道長の官位が昇りつめます。昇るのも大変ですが、こなすのも大変です。第20話のタイトルでしょうか?望むのもが手に入った先にあるのは、良い事ばかりではありません。しかし、時間は誰にも同じように流れていきます。立ち止まることはできません!

為時・まひろ親子が新天地へ旅立ちました。良い事が起きるのを期待しています!

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※本ページの情報は2024年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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