2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」12月8日放送の第47話です。
今回タイトルは「哀しくとも」です。 この回の気になったところを紹介します。なお、今回のお題の答えは、大宰府での藤原隆家の言葉「人生は続いていくゆえ 仕方がない」でした。
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語られた「哀しくとも」とは、「諸行無常」?
タイトルは「哀しくとも」です。奇しくも藤原隆家が紫式部に語る話の内容は「諸行無常」、「物事や状況は常に流動的で変化し続ける概念」でしょうか?平安京での権力闘争から離れて、ある種の解脱の境地に達したようです。
描かれた「哀しくとも」
紫式部
大宰府での「周明」との死別、自分を助けようとして身代わりでしたので尚更です。そこに登場したのが藤原隆家と乙丸でした。
「哀しくとも」、「前に進む」でしょうか?しかし、次回が最終回で紫式部も道長もすでに高齢です。将来に向かって進むと言うよりも、京都に戻り、最後をどのように迎えるかへ進みそうです。
源倫子
ラス前47話に爆弾です。倫子が紫式部に昔話、紫式部も「世間知らずで、お恥ずかしゅうございます」と応えます。
そして、「それで、あなたと殿はいつからなの 私が気が付いていないとでも思っていた?」
道長が出家の時も共に過ごすことを望んでいた倫子です。道長のことを本当に愛していた可能ですが在ります。この場合であれば、「哀しくとも」、「本当のことを知る?」になりそうです。本当のことを知るのは、時として残酷です。次回、最終回に向け倫子としても、道長と最後をどのように迎えるかへ答えを決める覚悟でしょうか?
乙丸
大宰府で残る事を決めた紫式部。京に残した「きぬ」に会いたい乙丸です。でも、京に帰る時は紫式部と一緒!「哀しくとも」、「あんなことのあったここに居てはなりませんぬ」を力説です。紫式部へ帰ることを勧めるのではなく、あくまでも自分が帰りたいので一緒に帰りたいです。子供が駄々をこねる論法でした。この場合最適な選択です。
紫式部にとっての「直秀」、「周明」?
「光る君へ」で最初の方に登場した「直秀」、そして中盤と最終盤で登場の「周明」ですが、紫式部にとって、どのような存在で、何を描こうとしたのでしょうか?
直秀
直秀は、散楽をする民。NHK公式HPにも「市井の人々」と紹介されています。紫式部と藤原道長が少年期・青年期を共に過ごしていました。紫式部は身分が低い設定でしたが、あくまでも宮廷内での話で、一般市民と比較した場合、一応ですが貴族です。道長と紫式部共に一般市民の「現実」を知る機会であったかと思います。
今回47話でも道長が「民」と言う言葉を使用していたように、道長と紫式部が「民の幸せ」を願う契機でしょうか?これが「特別な絆」の所以でしょうか?
周明
越前での出会いと別れ、そして時を経て、大宰府での再会です。身分によらず仕官できる宋の憧れの象徴として「周明」でしょうか?
周明の突然の死。紫式部の「菩提を弔う?」での様な意味合いでしょうか?当然ですが、助けてくれた恩人として?昔の宋への夢が本当に終わったから?
いずれにしても、こちら二人の意味合いが、分かりにくかったです。
京の都での政事
大宰府での隆家の活躍とは、対照的に摂政周辺・「陣の定め」では、相変わらずの政局、思惑が錯綜しています。
藤原実資
権力者にすり寄るのは、嫌いですが、引退した道長であれば問題無いようです。思想的に近い道長と歩調を合わせます。
都の防備を固める進言でしたが、捕虜を取りながら京都へ進軍も可能なのでしょうか?
藤原道長
大宰府での「民」を心配しています…、「紫式部への心配?」。いずれにしても現在の立場では、政局外です。
しかし、NHK公式HPでは、「最高権力者」と紹介されています。朝廷?自宅?どこで権力が使えるのでしょうか?
藤原四納言の3人
大宰府での出来事を「藤原隆家」問題として対応している3人です。公任は、前例として「平将門」の九州版を危惧したかもしれませんが…。
藤原公季
地味に政局作りです。「陣の定め」で不十分な選択肢をそのまま、摂政頼道に報告し、決定を求めています。なおかつ、口元には笑みが…。道長の父兼家の異母弟だけあり、孫のような頼道には、思うところが多いようです。日本の会議の原点を見ているような印象です。
太宰府ですが…
藤原隆家
「刀伊の入寇」を自らの才覚で乗り切った隆家。恩賞の結果も予想の範疇のようです。しかし、唯一恩賞を勝ち取った1人、「平為賢」です。こちらでも「平将門」の再来を計ったように感じます。隆家の九州地盤構想が後年には、平家に引き継がれたようです。
あの紫式部が聞いただけで、武士の国守任命は、驚くイレギュラーな出来事。
キャスト
宮の宣旨
彰子に仕える多くの女御を取りまとめていた「宮の宣旨」さん。
今回は登場されませんでした。毎回、意味ありげに出てくる様々な「月」ですが、宮の宣旨さんはいつ見ても「満月」でした。次回最終回での再登場を期待しています。
次回最終回タイトル「物語の先に」です
次回は、最終回です。最終回で15分の延長で、20時から20時59分までです。
賢子の「おんな光源氏」宣言が今回ありましたが、次回予告では「宇治十帖」の「薫の君」の様でした。
次回予告は好きでは無いですが、見る限りでは、道長よりも紫式部が長生きのようです。
思わせぶりにつぶやく「光君”が”死ぬ姿を書かなかったのは…。」?「が→の」であれば、もはや倫子よりも道長と紫式部が長生きをした時に、二人の理想の最後を書き上げる予定だったのでしょうか?
紫式部の選択肢?
今回の最後で源倫子から笑顔で詰問です。紫式部の回答の選択肢です。
「世間知らずで、お恥ずかしゅうございます」
すでに、倫子から昔話をされていた時に返したセリフをもう一度答えて、明確な答えを避ける選択肢です。
「気にされていたのですか?」
「それで、あなたと殿はいつからなの 私が気が付いていないとでも思っていた?」の倫子の言葉に、今までも特に道長との関係を隠していたように思えなかったの二人ですので、「気にされていたのですか?」も選択肢として存在します。
次回予告(公式HP)から推測すると
倫子からのお願い
もはや、今までの倫子の言動から見れば…。
殿と私(倫子)との仲睦まじい姿を描いて欲しい。幸せな家族を描いて後世に残して欲しいでしょうか?次回最終回のタイトルは「物語の先に」です。「物語の先に」、あるものは、「理想の物語」。道長の願いを聞き入れて書き始めた「源氏物語」は、その妻倫子の願いにより書き終わる。
今回の次週予告を見れば、紫式部の回答する内容は、「特別な絆」の経緯説明になるかと思われます。もっとも「賢子」のことだけは、触れるわけにはいかないと思うのですが…。
まとめ
今回で無事主役たちが京の都に戻りました。次回の最終回、気になるのは、今まで事あるごとに描かれてきた月です。満月でしょうか?隈なき月でしょうか?
今回の「光る君へ」紀行で紹介された道長が築いた「法成寺」。紫式部の住んでいた場所が「蘆山寺」と言われています。さて、放送を見る限りでは、法成寺の敷地内になるような…。どうだったのでしょうか?
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