2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」11月3日放送の第42話です。
今回タイトルは「川辺の誓い」です。 この回の気になったところを紹介します。
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川辺と言えば!
「川辺」で思い出されるのは、紫式部と道長の初めての出会いのシーンです。紫式部の逃げた鳥を追いかけ川辺に来、道長に出会います。
鳥が逃げて悲しむ紫式部に道長は、「自在に空を飛んでこそ鳥」、紫式部は「ひとたび飼われた鳥は外では生きられない」、道長は「それでも逃げたのは逃げたかったからだろう」でした。鳥に何の意味があったのでしょうか?
顕信出家の余波
源明子
道長と明子の次男顕信が出家しました。母明子は倒れ、床に伏せます。そこに見舞いに来る兄俊賢へ明子は、比叡山の寒さに震える息子を想い、厚手の服を送るように頼みます。
彰子皇太后
彰子皇太后は、直系の弟たちから報告を受けます。長男の頼道は「父も傷ついておられます」言葉を添えました。彰子皇太后の表情からは、やはり父道長への怒りを感じます。ここは、三条帝への味方と言うよりも、先週の弟達4人の結束を図った事後の出来事だったことが大きかったでしょうか?なお、側に居た紫式部は、三条帝と道長の駆け引きを理解しているようです。
三条天皇、人事権行使の影響
先週から続く、三条帝の人事権行使です。果ては、道長の次女への「渡り」を条件に二后を強行です。
男子会
またもや、道長を囲み四納言による男子会開催です。二后の対応を協議です。さすが最高権力者道長です。意見を聞き、直接案を採用するのではなく、案を提案した人に実行に移すように指示します。「立后の儀」同時開催決定です。
娍子皇后
妍子皇后の立后の儀と時間を早くして昼に開催しましたが、俊賢の根回しが功を奏したのか?出席する公卿は実資を始め四人です。しかし、この四人は何故時間をずらした妍子皇后の立后の儀に参加しなかったのでしょうか?
妍子皇后
さすが左大臣道長です。妍子皇后の立后の儀には沢山の公卿が参列しています。ただ、浮かぬ顔の道長を心配する行成です。
実資
三条帝、左大臣道長、どちらに与することなく自分の意志を通すことに美学を感じておられます。有職故実を愛し、実践を目指しておられるようです。道長にすれば、有職故実を知っていれば、実資の行動は予測可能である安心感があったのでしょうか?三条帝の言葉は通じませんでした。
妍子皇后 宴会
三条帝のお渡りの無い理由が「妍子皇后の宴会」です。彰子皇太后から藤壺と弟達を引き継いだご様子です。宴会は、妍子皇后の三条帝と道長への拒否反応でしょうか?女性版、実資のような存在です。こちらは、有職故実ではなく、娘心になりそうです。彰子皇太后に御乱行を告げたのは、父を諫めるための弟達のようです。ただし、さすがに直接妍子皇后へは諫められません。
道長&紫式部
それを言っては…
彰子皇太后に妍子皇后の件で呼び出された道長、紫式部のところでボヤキます。妍子皇后と彰子皇太后の時を重ね「お渡りが…」、「源氏物語も、もはや役に立たない。」言わなくて良い事を…。「源氏物語」=「紫式部」の構図は紫式部本人で無くとも思う事を今の道長では、思いを馳せることもできないようです。さらに、紫式部に知恵を求めます。
深読みすれば、先週の「源氏物語」、誰もいずれは死ぬので、早く死んだ方が…の皮肉?
書き置き?
紫式部は、上記遣り取りの後「雲隠」の文字を遺し、里に下がります。「雲隠」の言葉は誰に残したものなのでしょう?この文字から想像できる人は、道長だけなのですが…。肝心の道長は病の床です。
描かれる繋がり
道長と四納言の男子会、その対称にあるのが倫子の源家です。道長の病床を見舞う彰子皇太后と倫子、穆子の親子三世代の女子会です。
男の繋がりは友情、欲等にしても後天的な繋がり、他方女子会は先天的な血の繋がりです。優劣を規則対象では無いですが、どうしても見劣りしてしまいます。彰子皇太后が道長に対して責任を感じますが、倫子、穆子は励まします。何となくですが、藤原家と源家の争いに見えなくも無いです。たとえ社会的に栄達を得ても、家に帰れば無力です。
紫式部と道長、彰子皇太后の繋がり
里に下がっている紫式部ですが、彰子皇太后より出仕の督促が来ても上の空です。ですが、百舌彦のもたらした道長の状況を知り、向かう宇治。
女同士よりも男女が上回る繋がりも描かれていました。
道長の辞表
左大臣の辞表を三条帝に提出します。三条帝は、ここは、感情を押し殺し、先例に従います。「返したくない」心の声が漏れ出てしまいます。
怪文書で誰が得をする?
道長の病状を喜ぶ5人衆とされた方々、大納言道綱、大納言実資、中納言隆家、参議懐平、参議通任の名前が挙げられていました。道綱以外は妍子皇后の立后の儀に参加されていた方々でしょうか。道綱は、皇太子時代に三条帝に近かったことや道長の動静を知り得る立場から含まれたように思えます。
さて、この件で誰が得をするのでしょうか?やはり道長以外は考えられません。この件で、この5人は明らかに行動が制限されたり、注目されていしまいます。いつの時代も目立つ少数勢力は、動きが取れません。何よりも少なくとも三条帝も気を付けねばならず、制約が増えてしまいます。
さらに、ここに名前が無い者も、今後このような文書に載らないように気を付けることでしょう。道長にとって悪い事はありません。
思い出すのは、道長の父兼家が死んだふりをしていたところです。死んだ振りして働く藤原の血筋?
今回のタイトルエピソード
「川辺の誓い」でした。
紫式部
里に居る賢子から、「私のことをほったらかして 物を書いていたわ」軽めにディスられ、思わず「出家しようかしら」です。
その夜、琵琶を引く母を、不安に思う賢子でした。
道長
療養のため宇治に転地療養の道長、抜け殻の様子、不安に思う百舌彦でした。
紫式部の元に走る百舌彦、いつからできる人に?
そして川沿いへ
紫式部に誘われるままに、川沿いに出る二人です。流れているのは川の水と二人の終わり間近のような空間です。
今回の最後に描かれたのは、二人が死なない事を決めたと言うよりも、二人とも死んだつもりで約束、誓いを果たす覚悟を決めたように見えました。結局のところ、男は支えてくれる人が必要で、女は支えたい人が必要なようです。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」でしょうか?
全文は「山川の末に流る栃殻も 身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ」で空也上人絵詞伝の出典の言葉です。
「光る君へ」作者の大石静さんは、道長の闇落ちを否定されています。この事と、道長の行動を考え合わせれば、「身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ」が落としどころとなりそうです。
道長と紫式部の交わした約束、今回「川辺の誓い」として”誓い”に昇華しています。
しかし、権力抗争を抑え、約束を果たすには、綺麗ごとだけでは、無理があります。闇落ちはしないが、身を闇に落とし、約束を果たす覚悟でしょうか?
鳥は、道長自身?
権力争い、派閥争い、当時は普通だったかもしれませんが、道長の二嫁問題、嫁自身の差があれば我慢もできるが、子供のこととなれば、違います。まさに外憂内観状態です。
「鳥=道長」でしょう。自由に紫式部と共に生きたかった道長、一度、権力や争いの中に身を置いて、もはや外の世界では生きられません。それでも外の世界で生きたかった道長。今回の川辺の誓いで、決めた覚悟で突き進まれることと思われます。
宇治の撮影場所?
宇治殿が描かれていましたが、その後道長と紫式部が川沿いを歩きます。その川辺は…?宇治川の平等院近くでで撮影をしていただきたかったです。もう少し風情が出たと思うのですが…。
道長、関白宣言?
こう感じた方々が少なく無いと思います。最後の川辺のシーンで道長が紫式部に「俺より先に死んではいけない」と伝えます。連想するのは、さだまさしさんです。ここでまさかのリアル「関白宣言」でした。意図したものか、潜在意識にあったのか?この場面で差し込むには、疑問が残りますが…。
まとめ
「川辺の誓い」の宇治川でした。「光る君へ」を「宇治十帖」の物語とリンクされて描かれました。二人の中で終わった「源氏物語」も再始動始めています。
しかし、残すところ数回、道長は約束、誓いを果たすため突き進む覚悟のようです。その姿は、周囲の人からは完全に闇落ちした姿となると思われます。
そろそろ気になるは最終回です。この流れであれば、同じころに寿命を全うしたふたり、その想いが宇治川に重ねられて流れていく姿になりそう?
※本ページの情報は2024年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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