2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」では、多くの登場人物が出てきています。 今回の大河の難点は「藤原」氏が多すぎですが、史実なので仕方がない所です。
藤原道長と紫式部”まひろ”の二人を中心に描かれていますが、その二人も含め多くの家族が出てきます。
今回は、特に親子、父親と子供に焦点を当てます。
・源雅信と倫子
・藤原為時とまひろ
・藤原兼家と道長
・藤原忠頼と公任
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源雅信と倫子
主役を他所に、私のお気に入りの親子から紹介です。
時の政権では従1位にして左大臣です。 由緒正しき宇多源氏の血統です。 このドラマでの名言は「不承知」です。
私の一番のお気に入りのシーンは、第12話「思いの果て」(約22分ごろ)でのシーンです。 倫子が道長への想いを父雅信に伝えるところです。 父雅信は、娘は「猫にしか興味が無い」と思い込んでいたのを娘倫子に完全否定です。
娘の涙に思わず漏らした「不承知とは言っていない」に、嫁穆子の波状攻撃により敢え無く、撃沈です。 最後は雅信「(娘が)泣くほど好きでは致し方ないのう~」、泣きたいのは父の方です。 道長を婿にする流れに…。
父と娘の関係、母と娘の協力関係と現在に通じる父親の立場が、悲しくなるような映像で描かれています。
◆◇#光る君へ ギャラリー◇◆
【第十二回】思いの果て
3月24日(日)
[総合] 夜8時00分
[BS・BSP4K] 午後6時00分
[BSP4K] 午後0時15分▼相関図https://t.co/bMCkFqNaMQ#黒木華 #源倫子#小麻呂 pic.twitter.com/RLwmE7DnQh
— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) March 23, 2024
恋は盲目愛は瞠目
慣用句です。「恋に落ちると夢中になり相手の事を客観的に見えなくなる 愛は一緒にいる人の行動に驚いたり感心したりする」が概要です。
さしずめ、「男は盲目 父は瞠目」でしょうか?雅信ファンより。
藤原為時とまひろ
主人公まひろと父為時親子です。
花山天皇の御代では、式部丞・六位蔵人です。紫式部の父、一応ですが藤原北家です。
ドラマでは六位は下級貴族という事です。平民には分かりにくい設定です。それはともかく、下級が故に自由度が高いようです。娘は街を走るは、夜も出歩きます。
この二人の印象的なシーンは、第20話「望の先に」(22分)越前の国国守任官の伝達の後に為時がまひろに道長との関係を聞くところです。
父として、手の届かない相手との関係を改めて聞く父。普通であれば、聞きたくない思いが多い所ですが、自ら言うところの「堅物」です。
父を安心させるために、道長の事を「過去の人」と説明する”まひろ”に対し、さすがこの父だけあり、理解ではなく、知るという事だけで、矛先を納めます。
藤原兼家と道長
この親子関係では、最も印象が残るのは第10話「月夜の陰謀」です。兼家と参院の息子と道綱(上地祐輔)の陰謀シーンです。
父親兼家の4人の息子への指示内容です。陰謀の主導役の次男、陰謀の成功した時の受益者の長男、失敗した時の保険・悪事から遠のけた三男道長、陰謀の補佐役道綱。子を想う父の姿では無く、一族の隆盛を想う父親。道長の産まれて以降、道長の生き方そのものの役割です。天性の役割に思いを馳せる道長です。
さて、あまりにも見事に成功した謀です。兼家の望んだ一族の隆盛は手に入れられましたが、失ったものを背負う息子の道長です。ちなみに父兼家は、三男で道長と同じ立場でした。
藤原忠頼と公任
藤原北家小野流の祖の父の嫡男として関白太政大臣従一位です。
親子の最大のエピソードは、第12話「思いの果て」(29分)の父忠頼が内裏出仕を辞める意思表示を公任にしたところです。
役職は上位のものの権力が移行したことを感じ、息子に後を託す場面です。
父としては、役職と共に権力も息子に継がせるつもりが、これ以上は恥を重ねるだけ…。父として、せめて綺麗な状態で息子への代替わりを望む父。選択の余地のない息子です。
違和感を感じる親子の遣り取りが始まります。父からのアドレス「道兼で無く道隆に付け」です。親子でナンバー2計画でしょうか?自ら頑張ることなく、次席を目指すようです。公任も同意したようですので、やはり親子です。
◆◇#光る君へ ギャラリー◇◆
【第十二回】思いの果て
本日3月24日(日)
[総合] 夜8時00分
[BS・BSP4K] 午後6時00分
[BSP4K] 午後0時15分▼相関図https://t.co/Ns3mKemRvP#町田啓太 #藤原公任#橋爪淳 #藤原頼忠 pic.twitter.com/rXk3SGQ8Od
— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) March 24, 2024
藤原北家
藤原氏ばかりの「光る君へ」です。藤原家でも北家の隆盛は日本史で習いますが、その北家にも流派があり、同じ北家であっても付ける役職や官位にかなりの差があったようです。
ちなみに、まひろの父為時は藤原北家良門流、道長の父兼家は北家九条流、公任の父忠頼は小野宮流です。
月夜の謀以降、小野宮流から九条流に藤原北家嫡流となり摂関家として、まさしく「位人臣を極める」状態になります。
まとめ
「光る君へ」でこれまでに描かれてきた親子の形を紹介してきました。この中でも、一番お気に入りはやはり源雅信です。第8話で赤染衛門との関係を妻に問われ、困る時の雅信も素直に可愛い父親です。
親子関係を見て、どのように遺伝していくかをこれから楽しみにしています。
※本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
「光る君へ」を最初から見たい方へ
現在の所、中盤まで物語は進んでいます。しかし、今からでも追いつけます。気になるところをもう一度見返せます!
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