１９８７年NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」再放送、でまた見ています。
大河ドラマ「独眼竜政宗」の良さは、何と言っても安心して見れるところです。大河ドラマは、好きですが、歴史上の主人公の場合は、最後が悲しいものが多いです。しかし、主人公”伊達政宗”爽やかに戦国時代を駆け抜けました！最後まで、伊達者でした！
紹介内容です
令和７年１月６日からBSで再放送中！
令和７年１月６日から毎週午後６時からNHKBSで再放送中です！見逃した方や振り返りたい方にはU-NEXTです！
こんな方におすすめ
- 「独眼竜政宗」を配信で見てみたい
- 「独眼竜政宗」の名シーンと名セリフを見たい
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大河ドラマ「独眼竜政宗」については
大河ドラマ「伊達政宗」は１９８７年に大河大２５作目として放送されました。大河ドラマ「独眼竜政宗」の詳細については、下記を参考にしてください。
「独眼竜政宗」 名シーンと名セリフ５選
1. 「梵天丸もかくありたい」（第２話）
「独眼竜政宗」の幕開けを飾る名セリフの一つが、幼少期の政宗（梵天丸）が発した「梵天丸もかくありたい」という言葉です。伊達輝宗の嫡男として生まれた梵天丸は、母・義姫の愛情と父の厳しい教育のもと成長します。しかし、疱瘡にかかり右目を失ったことで、家督相続に暗雲が立ち込めます。そんな中、「不動明王」を目の前にして、「なぜこのような恐ろしい顔をしているのか？」に応えた学問の師、虎哉宗乙の言葉を聞き、幼い政宗が放ったのがこの名言でした。このセリフの説明はありませんが、「片目を失った怖い自分の顔を気にしていたものの 心の根は優しいまさに不動明王と同じようになりたい」でしょうか？
その後の政宗の生涯を象徴するものとして記憶に残り、有名です。
2. 伊達輝宗の最期（第１２話）
政宗の父、伊達輝宗が人質となり、政宗が決断を迫られる場面。父を救うために敵に従うか、それとも家の存続のために決断を下すか。政宗は涙をこらえながら、敵を討つために矢を放つ決断をします。この場面は、若き政宗の成長を象徴する重要な瞬間であり、強烈な印象が残りました。 そして、「父上、許してくだされ！」輝宗の最期の場面で、政宗が涙ながらに叫んだ言葉。この一言に、父への愛情と武将としての非情な決断の苦しみが凝縮されています。
３．弟を斬る（第２２話）
政宗の実の弟、小次郎ですが、家中の謀反の中心に据えられます。戦国の世は、急激な変化を迎えており、家中に心配な火種を残すことはできない政宗。政宗は弟小次郎に状況説明をし、「白扇をとらす」です。ナレーションで説明が入ります。「自害せよ」の意味になります。
母への最期の面会を望む小次郎、拒み刀を抜く政宗です。伊達家の禍根は取り除けましたが、自責の念が残ります。
話は変わりますが、「岩下志麻さん」です。息子（次男）を想う母を熱演です。この姿勢は、終生（最終回）貫き通されるところも凄みを感じさせます。
４. 小田原攻めの決断（第２３話）
豊臣秀吉の小田原征伐に際し、政宗は徹底抗戦か降伏かの選択を迫られます。徳川家康の言葉「奇抜な趣向が欲しい」、政宗が生き延びる手段は、普通の手段では叶いません。
秀吉への初謁見です。白装束をまとい、秀吉に謁見します。死を覚悟した政宗が最終的に秀吉に従う決断をする場面は、戦国武将としての誇りと現実の狭間で苦悩する姿を鮮やかに描いています。
話は変わりますが、「勝新太郎さん」です。政宗の白装束を待ち受ける秀吉を演じられています。その姿、その眼光…。名優の所以を知ることが出来た場面です。一方で政宗の母への想いは…。
5. 政宗の最期（第50話・最終回）
長い戦乱を生き抜き、徳川幕府のもとで平穏な晩年を迎えた政宗が、穏やかに最期を迎える場面。壮絶な戦乱を生き抜いた政宗が最後にすることは…、嫁（めご）をもう一度口説いています！特に伊達政宗の両目を描く理由が伊達。「さらばじゃ」！
最後の姿は、妻子にも見せないのが、伊達者です。
最終回で政宗が最期に目にしたものは、優しい母の姿。戦国の荒波を乗り越えた誇り高き武将も男であり、息子でした。
「独眼竜政宗」には、これ以外にも数多くの名シーンと名セリフが存在します。
ぜひ本作をもう一度視聴し、その魅力を再発見してみてはいかがでしょうか？
辞世の句
「曇りなき心の月を先だてて浮世の闇を照してぞ行く」が辞世の句になります。
一般的な現在訳は多々あります。しかし、このドラマを見てから考えると、「梵天丸もかくありたい」が重なります。なので、「優しい心根で 不動明王のように強く生きて 旅立つ」の方がしっくりと来ます。
ちなみに、最終回で紹介されています。
馬上少年を過ぐ
大河ドラマ「独眼竜政宗」は、山岡荘八さんの『伊達政宗』が原作ですが、司馬遼太郎さんの「馬上少年を過ぐ」短編小説も有名です。このタイトルは、伊達政宗の漢詩「酔余口号」からです。五言絶句の形式になっています。
馬上少年過
世平白髪多
残躯天所赦
不楽是如何
こちらも現代語訳が多々あります。勝手な解釈ですが「戦場で馬に乗っている間に時間が過ぎた 気が付けば平和になり年も取ってしまった （もはや目指すものもやり遂げる時間も無い）天が何も成し遂げず何もしなくてもよい（解放）と言っている しかし楽しめる訳が無い」のような気がします。なお、「酔余口号」は酔っ払いのたわごとの意。
余談です
大河ドラマ「独眼竜政宗」の最終回は、放送当時の資料映像で幕を閉じます。伊達政宗の遺骨の発掘作業です。見事、ご本人の遺骨が見つかり放送されていますが…、そっとしておいて欲しかった気がします。
まとめ
「独眼竜政宗」の名シーンと名セリフを今回紹介しましたが、当然かもしれませんが、名シーンには名セリフがあります。
印象に残るところを紹介しましたが、見ている人により異なるところも多々あるかと思います。そして、その数も多いはずです。この期待に応えてくれるのが大河ドラマ「独眼竜政宗」です。
※本ページの情報は２０２５年２月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。