大河ドラマ「春の坂道」どこで見れる　

大河ドラマ「春の坂道」は、１９７１年１月３日から１２月２６日まで放送された第９作品目の大河ドラマです。残念ながら、NHKに残る映像が全５２話の第５２話（最終回）のみです。そのため、大河作品を楽しみと言うよりは、この様な作品があったことの資料映像的にお楽しみください。なお、映像は白黒です。（放送はカラーでしたが、残存テープが白黒）

ＮＨＫ大河ドラマ「春の坂道」は、江戸時代初期の激動の時代を背景に、一人の武士が時代の波に立ち向かう姿を描いた作品です。主人公である柳生但馬守宗矩（たじまのかみむねのり）は、剣術家としてだけでなく、政治家としても活躍し、武士道を時代に反映させるべく奮闘します。本作では、三代将軍・徳川家光との深い関係を軸に、宗矩の人生の最後までを描き、武士としての覚悟と人間としての苦悩を浮き彫りにしています。

• 大河ドラマ「春の坂道」について知りたい！
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という方は、ぜひ続きを読んでみてください。

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「春の坂道」再放送予定

放送予定　NHK地上波

現在の所、再放送の予定はありません。

放送予定　NHKBSとBSP４K　衛星波

こちらも、再放送の予定はありません。

「春の坂道」（最終回のみ）はU－NEXTで視聴できます

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「春の坂道」とは？

「春の坂道」は、柳生但馬守宗矩が主人公の大河ドラマ第９作です。宗矩は、父・柳生石舟斎から柳生新陰流を受け継ぎ、徳川家康、秀忠、家光の三代将軍に仕えた武士です。特に家光との関係性はドラマの大きな柱となっており、剣術師範としてだけでなく、幕府の政策においても重要な役割を果たします。最終回では、明からの援軍要請を巡り、宗矩が命を懸けて幕府の派兵を阻止する姿が感動的に描かれます。

大河ドラマ「春の坂道」の特徴

「春の坂道」は、剣術の美しさと緊張感あふれる政治ドラマが融合した作品です。柳生新陰流の剣術描写は、主人公宗矩の生き様そのものを象徴しています。また、初代中村錦之助さん（後の萬屋錦之介さん）が宗矩を演じ、その迫真の演技と剣術シーンが視聴者を圧倒します。さらに、江戸時代初期の時代背景や幕府の内情をリアルに再現したセットや衣装が、ドラマに深みを加えています。

「春の坂道」が描く時代

物語の舞台は江戸時代初期、徳川幕府がその基盤を固める時期です。この時代、日本国内では安定した統治が目指される一方、海外との関係や戦乱の影響も存在していました。特に、最終回で描かれる中国・明からの援軍要請は、幕府が抱える外交問題を象徴しています。宗矩は、この時代の価値観や政治的緊張の中で、自らの信念を貫く姿を見せます。

「春の坂道」の舞台

「春の坂道」の物語は、江戸城や柳生家の故郷である奈良を中心に展開します。江戸城は将軍家の権威を象徴する舞台として重要な役割を果たし、宗矩と家光の対立や和解が描かれる場でもあります。また、奈良の自然豊かな風景や、剣術の修行場としての静謐な山間部も登場し、視覚的な魅力が詰まっています。

ちなみに…

全５２話の作品で、各放送回のタイトルは、同一のタイトルが使用され、「その一」、「その二」と使用され、使用されたのは１６タイトルでした。第５０話「かくれんぼ　その一」、第５１話「かくれんぼ　その二」、第５２話「かくれんぼ　その三」で、最終回のみ視聴できます。

「春の坂道」のあらすじ

柳生但馬守宗矩は、父・柳生石舟斎から柳生新陰流を受け継ぎ、剣術師範として三代将軍に仕える一方、幕府の重臣としても活躍します。最終回では、中国・明からの援軍要請を巡り、宗矩が派兵に強く反対。これにより家光の怒りを買って謹慎となりますが、それでも諦めず重臣たちを説得して回ります。しかし、その最中に病に倒れ、見舞いに訪れた家光に死を賭して訴えます。宗矩の覚悟に心を動かされた家光は、最終的に派兵を断念します。

「春の坂道」の作品概要

視聴率

平均視聴率としては、関東地区％でした。

「春の坂道」のキャスト

柳生但馬守宗矩を演じる初代中村錦之助さん（後の萬屋錦之介さん）は、鬼気迫る演技で視聴者を圧倒します。徳川家光役には市川海老蔵（先代です。しかも若い時です）さんが抜擢され、家光の複雑な心情を巧みに表現しています。

柳生但馬守宗矩：中村錦之助

徳川将軍三世代に仕えていますので、すでに最終回では三代将軍家光からは、「爺」と呼ばれていますが、信頼は厚いです。お亡くなりになり最終回です。

柳生十兵衛：原田芳雄

宗矩の長男です。現代と同じく親子関係は悪いようでした。

徳川家康・秀忠：山村聡・青山哲也

山村聡さんの姿も見たかったですが、最終回のみでしたので…。

徳川家光：市川海老蔵

現在の市川海老蔵さんの父が若かりし頃の姿が拝見できます。

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まとめ

大河ドラマ「春の坂道」です。大河ドラマ「春の坂道」は、柳生但馬守宗矩という一人の武士の生涯を通じて、武士道の精神と政治の在り方を描いた感動作です。特に、最終回で描かれる宗矩と家光の関係性は、視聴者に深い印象を残します。最終回の４３分では、全てが伝わりません、分かりませんが、当時の役者さんや描かれ方は、参考に見ても楽しめます。

現在、U-NEXTなどの配信サービスで視聴可能です。