大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」　どこで見れる

主演の小栗旬さんが、主人公”北条義時”を演じた「鎌倉殿の１３人」は、２０２２年（令和４年）に放送されたNHK大河ドラマ第６１作目の作品です。

鎌倉幕府の第二代目の執権、北条義時を主人公に、平安時代末期から鎌倉時代初期を描いています。

このタイトルからは「鎌倉殿＝源頼朝」、「キリストと１２人の使徒」、「１３人の合議制」などいろいろ想像していましたが…、大きく異なり、武士の権力闘争の姿を三谷ワールドで描いた作品です。

この記事では、「鎌倉殿の１３人」を視聴できる動画配信サービスについてご紹介します。

• 作品について詳しく知りたい！
• どんなキャストが出演しているか知りたい！
• どこで見れるのか視聴方法を知りたい！

という方は、ぜひ続きを読んでみてください。

鎌倉幕府と言えば、源頼朝ですが、二代目執権北条義時が主人公です

「鎌倉殿の１３人」は、現在U-NEXTで配信されており、「NHKまるごと見放題パック」で視聴できます。「大河ドラマ」はU-next

「鎌倉殿の１３人」再放送予定

放送予定　NHK地上波

現在の所、再放送の予定はありません。

放送予定　NHKBSとBSP４K　衛星波

こちらも、再放送の予定はありません。

「鎌倉殿の１３人」はU－NEXTで視聴できます

大河ドラマを配信でいる方法は大きく２つです。

NHK提供の「NHKオンデマンド」をそのまま利用する方法とU－NEXT経由で「NHKオンデマンド」を利用する方法です。見れる番組は同じになります。

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残念なお知らせです

「鎌倉殿の１３人」の配信予定が令和６年１１月３０日までで第２６話から第４８話（最終回）までが配信終了の情報です。後半が見られなくなるので、実際のところ視聴可能期間は今月中です。まだ見ていない方は、お早めに視聴してください。以前にもあったのですが、延長されたり復活することもありますので、公式HPでご確認ください。

「鎌倉殿の１３人」の見どころ解説

鎌倉幕府＝源頼朝が思い浮かぶのが普通かと思います。脚本を担当した三木谷さんご自身の語る主人公を北条義時にした経緯は下記の通りです。

「源頼朝が挙兵してから承久の乱までの４０年以上にわたる時代を描こうとしたとき、全ての証言者になれる人物は義時くらいだった」

出典：文春オンライン（三谷幸喜談）

脚本の三谷さんが鎌倉時代に生きた北条義時に興味を持ち、描きかったことが始まりのようです。

また、脚本を作るのにあたり歴史書「吾妻鏡」を参考に徹底して無情で陰惨な静粛劇としてユーモアを交えたホームドラマを目標とされたそうです。確かに大切な人が急に消えてしまします。「ナレ死（ナレーションで死亡報告）」が一般用語です。

歴史が社会が綺麗なものだけで出来上がっているもので無いことを描いているようです。

あらすじ

「鎌倉殿の１３人」と言うタイトル。どう考えても「鎌倉殿＝源頼朝」なので、主人公は源頼朝になりそうですが、主人公を演じるのは小栗旬さんの北条義時です。日本の風潮から代表者が最高権力者では無いことを描かれようとしたのでしょうか？

大河ドラマを見ている人は、「源頼朝」のドラマは見たことがある方が多いと思います。「鎌倉殿の１３人」でも、源頼朝を主題に描いているように思える場面からドラマは始まります。そして、いつからか北条義時が主人公になっています。これを、歴史の流れを描こうとされて様です。

伊豆の田舎の北条氏、まだ弱小です。そこに流されてきた高貴なお方、頼朝です。高貴なだけあり”うさん臭さ”が漂います。不安を覚える方が正解と思える中、味方していく者たちが集まります。

盤石と思われる平氏政権に反旗を翻す源頼朝を主とした地方豪族たちです。そして、中盤に迎える源頼朝の死です。

ここからは、血を流す戦場が政治の場に本格的に変わります。戦場で流される血よりも、血の色が異なるように感じます。

親兄弟で争う事が多かった時代、例外は無いようです。そして必要に迫られた判断は、正義では無いこともあります。

そして、最後に訪れる瞬間は、三谷節本領発揮でしょうか？

「鎌倉殿の１３人」の作品概要

キャスト

さすが三谷作品です。物語も良いのですが、キャストの皆さんが豪華で、安定感を感じさせます。おかげで、紹介したい方が多いのですが、主要な方のみです。

北条義時：小栗旬

二代執権の主人公です。欲もない代わりに大きな希望も持たない青年が、その立場と責任から二代執権の大役を担えるほどの謀略もする人物となる。しかし、人の好さは生涯続く。語弊がある表現ですが、義時の兄宗時の優秀さ、派手さ、明るさから少し劣る義時、しかし、事後処理能力だけは上回る義時の印象です。政治の責任者は、事象の処理能力が必要です。

北条時政：坂東彌十郎

泰時の父で初代執権。坂東武者の無骨さがある田舎武者です。決断は、勢い任せ？運任せ？優秀で心強い息子たち、気立ての良い娘まで居ます。一言で言えば、子宝に恵まれています。ただし、嫁運は別…。

北条宗時：片岡愛之助

泰時の兄。描かれる北条家に中では珍しく深慮遠謀で武にも秀でた人物。この兄が存命であれば、と考えてしまうような人です。長男らしい振舞い、余り考えません。でも、密かに秘めた志。理想を求める若武者です。

源頼朝：大泉洋

配役で源頼朝像を想像すると微妙に異なります。変化球でしょうか？笑うを取るところ以外は、実際の頼朝の行動のように思えます。しかし、源頼朝も見方が誰も居ない場所で、いくら反体制派が多くともよくここまで味方を広げることが出来たものと感心します。

北条政子：小池栄子

義時の姉で、源頼朝の正室、後の「尼将軍」。北条政子を見ているよりも小池栄子さんを見ている印象が強めです。長女のイメージ通りの政子です。従来の「北条政子」のイメージと異なり、明るい政子です。しかし、武士からの信頼は厚いようです。

大姫：南沙良

頼朝と政子の長女です。現在の「光る君へ」では、紫式部の娘を演じる南沙良さん。無邪気さが溢れる熱演です。姫として生まれて、育てられています。それゆえに弱さも感じさせます。

実衣：宮澤エマ

政子の妹。姉妹の妹役で、妹のアルアルを演じられています。天然感が溢れています。口の軽さが災いして、のけ者扱いです。基本的に心根は良い方のようです。

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まとめ

平清盛の安定政権が続くなか、伊豆で起きた源頼朝を旗頭にした反乱、意外なのは、その主力となった北条氏が平家だという事です。この時代は、源氏・平氏よりも親兄弟で争う時代だったように思えます。鎌倉幕府樹立前後の様子を三谷幸喜さんが切り取り描きます。楽しさと冷たさを感じる「鎌倉殿の１３人」はU－NEXTで視聴できます。

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