朝ドラ「虎に翼 」第２５週のエピソードを総まとめ　膝枕事件が気になっていたのですが…

朝ドラ「虎に翼」９月１６日から９月２０日まで放送された２５週目の紹介です。 週間タイトルは「女の知恵は後ろにまわる？」です。 第２５週目の気になるエピソード、から「虎に翼」を深堀です。

「虎に翼」記念すべき第２５週目の週間タイトル「女の知恵は後ろにまわる？」の意味

この週間タイトルの意味は「女は知恵のまわりが遅く事柄が終わってから色々と考えつく」となります。

ちなみに、一般的にはごく普通の描写です。誰でも、結果が出てから色々と思う事が多いです。

タイトルのエピソード

週間タイトル「女の知恵は後ろにまわる」に該当するエピソードを探します。

今回は納得のいく該当するエピソードは、感じられませんでした。しかし、無理矢理考えると、優未ちゃんの選択肢の件でしょうか？寅の世代、優未ちゃんの世代。寅の次の世代が選ぶ選択肢は、自由がありますが、その選択肢を進む覚悟が異なるようです。寅の優未ちゃんへの選択肢の尊重には、後から心配すると言う少し後悔が伴いました。もっとも、親の子への心配が尽きることがあるとも思えませんが…。

２５週目の幕開けは、尊属殺人裁判から…

寅達の人柄が気になり、忘れていまいたが、司法を扱うドラマです。お疲れ気味の桂場に幹事長からの抗議です。桂場の司法の独立は、司法に関わる人、そのものが独立していかないといけない考えのようです。

さすがNHK…文字放送！

先日放送された、「虎に翼×米津玄師　スペシャル」で主題歌の歌詞を文字で見て、改めて良い歌だと感じました。

今週の中にも聞き取りにくいところがあったので文字放送にしていましたが、オープニング曲の歌詞も文字放送されていました。しかも、出演者の名前と重なることなく。さすがです。当然ですか？

思わぬところで、感心です。

「朝ドラ」はU-next！

今週に織り込まれた諸問題

寅と優未ちゃん

世代の違い…世代間の違いが顕著になってきています。自由な選択が無かった寅世代、自由な選択肢がある優未ちゃん世代。娘の選択肢を尊重する寅ですが、寅の世代は選択肢を作り、その先の地獄で戦っていました。しかし、娘世代は選択肢の先に求めるものは、自由そのもの。戦う世代と逃げる世代でしょうか？

法制審議会

審議会そのものへの疑問。第三者委員会等、誰のための何をするための会議なのか？十分、疑問を感じさせてくれる描かれ方でした。

朋一、左遷？

先ほどの寅と優未ちゃんと同じ構造に思います。戦場の地獄を戦ったきた寅、理想はあるが覚悟が無い朋一、それでも選択肢が大切な寅です。その足で桂場の所へ。

「純度の低い正論は響きません！」。司法の独立を守る孤高の桂場、「寅の純度の高い正論は耳（心も）が痛い！」

桂場＆タッキー

寅の言葉で、桂場に多岐川が語り掛けます。桂場の間違いのため、人が辞めていく実情を多岐川が説明です。確かに、前話で汐見も辞める報告をしてました。

よね＆轟法律事務所

社会のひずみの縮図を思わせる事務所です。尊属殺人最高裁弁護と並行に持ち込まれる相談。

就職時の身元調査です。新憲法のもと、平等が担保されていると思う時に、あらたな差別問題です。

美位子の言動に自分のかつての自分の姿を重ねる”よね”です。

よね＆轟法律事務所２

航一が尊属殺人事件の件で訪問しています。美位子の事件経過を”よね”が代弁し自らの想いも語ります。真摯に耳を傾けた航一が帰る時に浮かべた”よね”の表情は…？「寅はいいなー！」でしょうか？

調査官と寅

家裁の調査官の必要性・重要性を審議会の場で語る寅ですが、朋一が投げかけた家裁の変化問題です。家裁職員での話の場で、紆余曲折の後に「人員不足の原因、寅世代の責任…」、世代間闘争に発展です。「朋一、お前もか！」

猪爪家討論会

寅の耳に入る少年事件の実態と世間の実態とかけ離れているような…。落としどころを探す寅です。

涼子様再受験

和気あいあいと轟とよねを待つ女子部の同級生たち。遅れてきた二人に現況を報告しあっていたことを告げると…。

”よね”「おまえらあほか？」。「こいつ（涼子）は司法試験直前なんだぞ！」です。相変わらず、素敵な「あほか」でした。

なお、涼子様、新潟県で２店舗目も経営されていた報告がありました。どうも実力でお嬢様に返り咲きを狙っておられるようです。

美佐江問題、再燃？鎮火？

家裁の廊下で美佐江と同じ風貌の女性です。しかも以前同様にセーラー服です。動揺が隠せない寅。その女性が去った後に思わず、調査官の腕を確認です。あの腕はこの方でした。

美佐江は自らを特別な存在と自認していました。

足りないもの、私を特別で無いことを教えてくれる特別な存在、寅への期待が滲みます。あと一歩、残念です。

でも、その一歩を踏み出さなかったことで母親として大切な一歩が守れたような気がします。

並木美雪問題

出自に関しては、ともかく。美雪への寅の判断は正しかったのか？美雪の自供は、本当の内容だったのか？涙の真意は？今までの経過がるだけに、こちらの方も気になります。しかし、この件に関しては、描かれないと思われます。このドラマは法律を描いています。親を基準に子を判断することはできません。

星航一、長官膝枕事件

私の心配を他所に、長官が寅を呼んでいたようです。私的には、寅が偶然、長官に会いに行った時に「膝枕」かと推測していたので…。まさかの轟さん重ねで無く安心です。

寅、”よね”に「弱いところを見せる」ことを勧める

美位子にさっそく実践です。弱い人間を支えるために強く生きようとしていた”よね”人に弱い姿を見せることで、弱い人間を強くできることが出来るようになったようです。

それにしても、さすがは”よね”です。美位子の「居心地が良い」の一言でよく推測出来たものです。

涼子様。祝合格！

司法試験合格です。祝勝会を寅、よね、涼子の三人で星家で開催です。最終回を次週に控え、どうも撮影のOKラインが下がっているようです。三人の様子に、演技よりも”地”が出ているように感じます。確かに、この方が年相応の女子会の雰囲気が伝わりますが…。

涼子の抱えていた問題は、「同情」だったようです。

航一、自らの重荷を下ろす？

長官の尊属殺人の最高裁採用棄却、了解してドアに向かう航一。引き返しました。かつて所属した「総力戦研究所」。その時にできなかった大きな力に対しての行動。同じ過ちは繰り返さずに済みました。その結果が「膝枕」。航一が自らの過去との溝を埋めることが出来たようです。その行動をとらせてくれた寅に感謝です。膝枕も良かったかもしれませんが、寅に出会えたほうがもっと良かった事です！

それでも気になる美佐江事件

左江子、美佐江、美雪で三世代です。何故、美佐江と寅の事を左江子は知っていたのでしょう？美雪は、寅と美佐江の事を知っていたのでしょうか？気になります。

美佐江のノートに残された「美雪　愛してあげられなくて　ごめん」は、左江子が美佐江に抱いた想いと重なるような気も…。美佐江と寅の最後の場面では、優未ちゃんを想う母親の気持ちを見て、反発では無く、羨ましさを感じた？

まさかと思いますが、この事件で少年事件の負の連鎖を問題にしたかったのでしょうか？あ～気になる。

最大の問題３…次週予告？まさか？

次週の予告見ました。見た印象ですが、これまでの週とあまり変わらない雰囲気…。終わらせるつもりが無い？

禁断の朝ドラ「虎に翼」を夜ドラ「夜に翼」として続編を夜に続編を放送するつもりでは？と思わせる予告でした。

いよいよ、最終週です。このドラマの基本構造としては、法律や社会に関する問題は１週間で解決する。メインは、その問題にかかわる人たちの関りや覚悟を丁寧に描く。でしょうか？

法律や社会問題の解決に後味は気にしませんが、寅や登場人物は今まで以上に丁寧に描いて欲しいのですが、１５分×５日で足りるのでしょうか？そのためにも法律や社会問題の解決は今回の２５週目までに解決を望んでいたのですが、次週予告では、尊属殺人、美佐江事件…まだ引きづる様子です。

最終週タイトル？

私の最終週のタイトル予想は「女ならでは夜は明けぬ」でしたが、次週予告で示された週タイトルは、まさかの「虎に翼」でした。今までの「女を含んだ慣用句」ルールは？

仕方がありません！最終週は、予想を超えた内容を期待します。

まとめ

次週の最終回を迎えるにあたり、私なりに期待する最終週を予測しますが、どうなればハッピーエンドを迎えられるか？

大体にして、最終回をシリアスにするかコミカルにするか？問題が山積です。…。ここは、山口百恵さんスタイルで、寅が法廷に法衣を置いて退場？

いづれにしても、モデルとなった三渕さんの史実を超えるラストを期待しています。

見逃した方！ 見遅れた方！ 理由はともかく、見ていない方にはこちらで見れます！

こちらの作品は、令和６年４月１日放送開始の朝ドラです。 「朝ドラ」はU-nextで視聴が可能です。 放送週であれば、土曜日の再放送で視聴も可能ですが、朝ドラ「虎に翼」に興味を持った方には、過去の朝ドラも視聴可能なので、「朝ドラ」はU-nextに決まりです！ なお再放送についてはNHKの朝ドラは、「NHKプラス」、「NHKオンデマンド」再放送で見ることができます。

見逃す前に転ばぬ先の杖、いえ虎に翼の「朝ドラ」はU-nextです。

※本ページの情報は２０２４年８月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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