朝ドラが「虎に翼」4月29日から5月3日まで放送された5週目の紹介です。 週間タイトルは「朝雨は女の腕まくり?」です。
紹介内容です
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こちらの作品は、令和6年4月1日放送開始の朝ドラです。 「朝ドラ」はU-nextで視聴が可能です。 放送週であれば、土曜日の再放送で視聴も可能ですが、朝ドラ「虎に翼」に興味を持った方には、過去の朝ドラも視聴可能なので、「朝ドラ」はU-nextに決まりです! なお再放送についてはNHKの朝ドラは、「NHKプラス」、「NHKオンデマンド」再放送で見ることができます。
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「虎に翼」記念すべき第5週目の週間タイトル「朝雨は女の腕まくり?」の意味
まずは、この週間タイトルの意味ですが、「朝雨と女の腕まくりはすぐにやむから大丈夫」です。
同義語には「女の腕まくりと朝雨には驚くな」とさらにストレートなものまであります。
さて、「朝から雨」であれば、普通の感覚では、「朝から憂鬱になり家を出るのが嫌になります」。「嫁の腕まくり」であれば、「早く家を出たくなります」。でも、戻れない!
さしずめ「女の腕まくり 男の逃げまくり」でしょう。
「共亜事件」こと「帝人事件」です
事の起こりは、私が前回既にぼやき始めていた先週の金曜日の放送からです。油断していました!史実により制作された「朝ドラ」については、どの程度事前に調べるか迷うのです。調べすぎると、ドラマ自体が楽しめないような気がして…。今回の「虎に翼」については、女性が裁判官任用の道筋を作り、裁判官になった方の物語…ぐらいで止めておいたのです。そこにこの事件です。
まったく、「朝ドラ史」に残る事件です。しっかりと事実に基づいて、深く、重いです。この「共亜事件」が今後数週間続くことを覚悟です。(正直、気が重くなりますが…)
さて、「共亜事件」こと「帝人事件」についてです。
史実による事件は、1934年昭和9年です。時の日本は、2年前に満州国を建国、五・一五事件、前年は国際連盟離脱、昭和11年二・二六事件が起きています。
結論からお伝えすると、当時の斉藤実総理大臣「斉藤内閣」の倒閣を目的にした”でっちあげ事件”と現在では位置づけられています。昭和2年に鈴木商店の系列会社の株を巡り、その利益を政界・財界を巻き込んだ疑獄事件です。こちらの事件の裁判結果は起訴された全員が無罪です。ドラマを見ているととんでもない事件ですが、時代そのものがとんでもない時代だった頃です。
「帝人事件」と「猪爪家」との関係
こちらも、先に結論からです。この事件と「猪爪家」とは、直接関係はありません。さらに正確にお伝えすれば、このドラマのモデルとなった「三淵嘉子」さんとは直接関係はありません。三渕さんは1914年生まれ当時は、20歳です。
しかし、三淵さんが活躍する同時代に起きた法曹界の大事件、法律の独立性を守った「大津事件」等と並ぶ事柄であり、日本の司法制度にも大きな影響を残したものです。
なお、松山ケンイチさん演じる「桂場等一郎」は、帝人事件の裁判官の一人、石田和外(いしだかずと)さんをモデルとされてい様です。
さらに、「帝人事件」の帝人は、親会社は恐慌の影響で倒産しますが、優秀な子会社は成長します。こちらが現在の総合化学メーカー「帝人:テイジン」です。
改めて「虎に翼」です
主人公の寅が活きた時代は、「大変な時代」と一言でまとめるには、余りある時代です。世界、日本が戦争に向かう中、女性が裁判官を目指す…。誰と何に向かって戦っていくのかさえ分からない時代に寅は生きています。
そのような時代を象徴するような事件「共亜事件」として、時代背景、法律との関係、寅の活躍、仲間たちの協力などをミックス?オマージュされています。史実としての事件としては、関係が無かったにせよ、当時に法曹界に関わる誰もが影響を受けたであろう事件ですので、寅にも大きな成長をもたらしたと思います。
虎に翼 第5週目 あらすじ・感想
「寅に翼」の第5週は、直言(岡部たかし)らが贈収賄の容疑で逮捕された「共亜事件」に焦点が当てられています。世間の注目を集める中、寅子(伊藤沙莉)は大学通学は当分お休みです。しかし、花岡(岩田剛典)と穂高(小林薫)が猪爪家を訪れ、穂高が直言の弁護を引き受けることとなり、寅子たちは一安心します。
逮捕から4か月後、予審が終了し「罪を自白した」との新聞報道に戸惑う寅子たち。直言が帰宅しますが、寝たきりで食事も取れない状況に母のはる(石田ゆり子)は心を痛めます。穂高から「君にしかできないことがある」と言われた寅子は、花岡たちと共に予審の資料を確認し、調書の誤りを発見。重要な証拠の存在に気付きます。
直言は取り調べで自白を強要されたことを告白しますが、検察の認める可能性は低く、無罪を勝ち取るのは絶望的。しかし、寅子はある法律の条文を思い出し、新たな希望を見出します。
最終的に、直言の「共亜事件」は結審の日を迎え、寅子とはるが見守る中、裁判長の武井(平田広明)が判決を言い渡します。穂高と桂場(松山ケンイチ)が判決文に込められた思いを語り合うシーンで、第5週は幕を閉じます。
私は、反省しています。寅の母の事を怖く思ったことをです。今時、夫の食事量や健康に気を使う日記を書いてくれる方がいるでしょうか?もっとも、それを書かせるような男も居ないでしょうが…。日記を基に反論できるのは、検察側もまさか下っ端から反論されることを想像すらしていなかったのかと思います。今回のこの事件で、寅の生きた時代の生きにくさを改めて知ることが出来ました。
虎に翼 キャスト
桂場等一郎(松山ケンイチ)
「虎に翼」の第1回から登場している方です。裁判官で判決にも文学的要素を加味する方でしょうか。判決文が耳と心に残ります。
🐯 #トラつば人物紹介 🪽
桂場等一郎 ✎ #松山ケンイチ
司法の独立を重んじる気鋭の裁判官。堅物で腹の内を決して見せないため、周囲の人々も彼をつかみきれない。寅子(伊藤沙莉)に対して、女性が法律を学ぶことに疑問を呈する。手ごわい人だが、実は甘党。#朝ドラ #トラつば#4月1日スタート pic.twitter.com/Ow2U7wlQFf
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) March 17, 2024
竹中次郎(高橋努)
前作朝ドラ「ブギウギ」で創設された枠、「嫌味な新聞記者」です。今回は早々にいい人?
まとめ
ヘビーな話題「帝人事件」です。今週に入り本格的に…、深刻です。えっ?この大きな事件が今週で…。でも、これでこそ「朝ドラ」です。「朝ドラ」の役割は、見ている人を「元気にする」デス!これで、一息つけそうです。心配した1週間を過ごしたので、無理して次週を盛り上げて頂かないで良いのですが…。何とかならないのでしょうか?次週予告!も~。
※本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。