朝ドラ「虎に翼 」最終週の第１２６話から１２８話　「虎に翼」は、大団円？

朝ドラ「虎に翼」最終週の９月２３日、２４日と２５日放送分の紹介です。最終週のタイトルは、ドラマタイトルと同じ「虎に翼」です。最終週の１２６話から１２８話の気になるエピソード、から「虎に翼」を深堀です。

「虎に翼」最終週のタイトル「虎に翼」の意味

虎に翼の意味については、過去に紹介しています。

そこで、最終週にこの週間タイトルを採用されたので、今まで放送された内容から改めて「虎に翼」の意味を考えます。

猪爪寅子も恐れた、母猪爪はるさんの遺伝子を色濃く受け継いだ寅です。そこに装備されたのが「翼」、寅の場合は多くの「翼」が存在します。猪爪家の家族、明律大学の先生・学友、弁護士事務所での職務経験、それに「法律」等様々なものがありました。

思い出されるのが主題歌に登場する「ツバメ」です。そのツバメは”気のない顔で飛んで”いましたが、翼を付けた寅は、女性に限らず、多くの人に選択肢と言う「翼」を分け与えることが出来ました。大学時代や弁護士を辞めることになった時、空を見上げ「翼」を求めましたが…、裁判所判事となり法律と言う「翼」、「本人が気がつかなかった選択肢」を社会で求める人に届けることになった。

タイトルのエピソード

最終週タイトル「虎に翼」に該当するエピソードを探します。

このタイトルを使用された段階で、今週を含めた全１３０話すべてが該当する事となると思います。

このドラマが始まる時に「翼」と言う文字を見た時に思い出したのは、「イカロスの翼」です。「イカロスの翼」＝「自らの力を過信し失敗する」ですが、本日までの所、無事寅は飛んでいます。いえ、すでに「翼」を求める存在から、与える存在に変わっています。

最終週前半のタイトルエピソード

３話に関する、最終週のタイトル「虎に翼」を感じたエピソードも付いてです。

自らの翼で羽ばたく、寅です。「寅が翼」を授けたエピソードの紹介です。

航一、やってしまいました

「ちちんぷいぷい」…、もはや言葉がありません。朋一、そこは聞いていないフリをするのが大人ですよ！それはともかく、航一にも明るさを振りまく人に羽ばたけたようです。でも、航一さん安心してください！寅も十分に無理がありましたよ！

よね＆轟、美位子

「尊属殺人事件」最高裁での憲法判断に挑みます。桂場に羽を与えた寅と航一、いよいよ開廷しました。よねの「はて？」で「判決」に羽を与えることが出来るでしょうか？

美位子には、判決はともかく、すでに共に社会を歩む人達と言う羽を与えられています。（寅じゃないですが…）

美雪、左江子

寅が後悔の念と共に一歩踏み出しました。美雪に寄り添うための観察処分です。美佐江事件は、若干「イカロスの翼」でしょうか？東京では、思い通りにはなりませんでした。

その後、審判、不処分です。これにより、美雪には母の呪縛、祖母左江子には娘の呪縛、から翼を与えられたようです。

音羽調査官

審判での処分言い渡しでは、目をつぶりましたが、後の寅との会話で「もっと効率よくもっと子供たちと向き会える方法」、軽くディスられた寅ですが、音羽にも新しい選択肢、翼が与えられたようです。寅には寅の選択肢を歩み続け、音羽は新しい音羽の選択肢へ進み始めます。異なる選択肢ですが、目指すところは同じようです。

最高裁違憲判決

これにより、美位子そして美位子の母、母に預けている美位子の子にも、区切りがつきました。この判決のおかげで、この三者には新しい人生を歩む翼です。

美佐江・美雪事件

母より受け継ぐ、自らは手を汚さない「教唆犯」です。母美佐江は東京では思うようになりませんでしたが、子美雪は捕まりはしましたが、思うようにできたようです。

「どうして人を殺していけないの」

美佐江の時とデイジャブです。寅と美雪のやり取りが続きます。寅が伝えたのは、寅が選んだ選択肢です。そこに正しさ無いものかと思われます。あるのは寅の選択肢を進む、覚悟でしょうか？

しかし、多岐川であれば「愛」を語ってくれていたと思います。

美雪、不処分

寅自身も迷ったようです。しかし、不処分です。たとえ再犯になっても「寄り添う」覚悟です。

しかし、この場合完全にすっきりとする解決が見当たりません。最後はやはり、本人の選択と覚悟になるようです。

「朝ドラ」はU-next！

美位子、贖罪の念

例え違憲判決でも、美位子の手に残る事件の記憶。新しい選択肢を寅が提示します。

この時の美位子の「人殺し」と言う言葉。美佐江事件と重なる言葉です。何か同じ言葉ですが対照的な印象を受けます。正しい事、間違った事。分けられないときは…、美佐江事件での「寄り添う」ことを実践です。

最高裁判断

尊属殺人の重罰規定の合憲を覆し、違憲判断です。かつての穂高先生の意見、「雨垂れの一滴」。その最初の一滴が、数多くの法律家、寅、桂場となり、「２３年間の雨垂れ　石を穿つ」結果に繋がったようです。おかげで、美位子にも羽を与えることが出来たようです。

”よね”も…

最高裁判決後、”よね”が美位子に「すべてお前が決めろ」です。”よね”も寅の影響を受けていたようです。美位子に選択肢と言う翼です。しかし、よねが言うと覚悟が強めに感じます。

同性婚

違憲判決に喜ぶ「燈台メンバー」ですが、同性婚の将来に期待を滲ませる二人です。「尊属殺」と同様に「雨垂れ　石を穿つ」時間と人の努力が必要なようです。

法制審議会

こちらでした。確かに以前、久藤所長が前振りをされていました。寅、熱弁です。「愛」を語ります。（プライベートでは語りませんが…）審議会の結論は、流れました。”よね”さんであれば、激怒していたと思いますが、寅には全ての選択肢があります。

まとめ

最終週前半の見どころです。桂場が最高裁判決後に長官室でのチョコレート、花岡を思い出したのでしょうか、第１話の石焼き芋も思い出しますが…。

今回の内容は最終週の前半３話をまとめました。従来は１週間を単位としてましたので、まとめが前後していたり、重複している部分がありますが、私が悪いのではなく、私の母の育て方が悪かったのです。どうか、私に寄り添い、ご容赦のほどを！

後残すところ２話です。思わせぶりな優未ちゃんの言動が気になる明日です。あれだけ引っ張った美雪ちゃんの再登場は？美位子の新潟生活は？このドラマは本当に終われるのか？「はて？」な二日間を楽しみます。

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こちらの作品は、令和６年４月１日放送開始の朝ドラです。 「朝ドラ」はU-nextで視聴が可能です。 放送週であれば、土曜日の再放送で視聴も可能ですが、朝ドラ「虎に翼」に興味を持った方には、過去の朝ドラも視聴可能なので、「朝ドラ」はU-nextに決まりです！ なお再放送についてはNHKの朝ドラは、「NHKプラス」、「NHKオンデマンド」再放送で見ることができます。

見逃す前に転ばぬ先の杖、いえ虎に翼の「朝ドラ」はU-nextです。

※本ページの情報は２０２４年９月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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