朝ドラ「カーネーション」　第４週のエピソードを総まとめ　誇りは、誰もが纏うもの？

朝ドラ「カーネーション」です。朝ドラ「カーネーション」はU-NEXTにて配信されており、視聴できます。

大阪・岸和田の呉服店に生まれたヒロインが、洋服にあこがれ、ミシンと出会い、父の猛反対にもくじけず洋裁の道を突き進む。２０歳で自分の店を開き、結婚するが夫は戦死。さまざまな苦難を乗り越え、日本のファッションデザイナーの草分けとなったパワフルな女性の一代記を描いた作品です。主演は、令和６年前期朝ドラ「虎に翼」のナレーションを担当された尾野真千子さんです。

• 作品について第４週目のエピソードを知りたい！
• 今週のタイトルの意味を知りたい！
• どこで見れるのか視聴方法を知りたい！

という方は、ぜひ続きを読んでみてください。

週間タイトルは花言葉になっています

朝ドラ「カーネーション」は、現在U-NEXTで配信されており、視聴できます。

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朝ドラ「カーネーション」の概略

このドラマのモデルは、小篠綾子さんです。かの有名なコシノブランドを産んだデザイナー、コシノヒロコ・コシノジュンコ・コシノミチコの三人姉妹を産んだ、まさしく生みの親になります。２０歳で自分の店を開き、結婚するが夫は戦死。さまざまな苦難を乗り越え、日本のファッションデザイナーの草分けとなったパワフルな女性の一代記を描いた作品です。女性の生きにくい時代に、自分の目指すものを見つけひたすらに突き進んでいきます。

「カーネーション」４週目　花言葉

第４週目のタイトルは「誇り」です。この花言葉を持つ花は「アマリリス」になります。他の花言葉は「内気」、「驚きほどきれい」です。

なお、この花言葉は、ギリシャ神話が下記の通り由来になります。

恋する女性アマリリスは、相手の青年に「内気」のために告白が出来ません。そこで神様にお願いすると一本の矢がもらえました。

アマリリスがその矢で自らを傷つけると（「誇り」）、血が地面に落ち、そこから「驚くほどの綺麗」な花が咲きます。その花を見た相手の青年がアマリリスに恋をするという物語、あくまでも神話です。

タイトルエピソード

週間タイトル「誇り」です。当初は主人公の糸子の言動の中で探していたのですが、１週間の６回を見ているとどうも、糸子の父善作の事のように感じました。

パッチ屋を「不況」の一言で解雇された娘。しかも、その娘が働かないと他の３人の娘を女学校へ行かせてやれない家計。洋裁を習えるようにミシンを買ってあげると言う善作の義理の母。

一身に背負う善作です。男として、父として娘のためにミシンの先生根岸に土下座で洋裁の先生のお願いです。「誇り」です。ギリシャ神話と違い浪花節の「誇り」を感じます。糸子の三人の妹にも女学校へ行かせることも「誇り」でしょうか？

朝ドラ「カーネーション」　再放送

朝ドラ「カーネーション」が放送されています。この頃の朝ドラは、本編が週６回放送です。（現在は、週５回です。）

放送

NHKBS　月～土　午前７：１５～７：３０

BSP4K 　月～土　午前７：１５～７：３０

再放送

NHKBS　毎週日曜日　午前８：００から９：３０　６話分連続

BSP4K 　毎週日曜日　午前８：００から９：３０　６話分連続

第４週目「カーネーション」のエピソード

突然の解雇

糸子は、大好きなミシンだけを見て働いていましたが、世間は不況です。糸子のパッチ屋も人員整理が必要で糸子が解雇です。糸子を心配する母。家計を心配する父と祖母。

山崎？何をしに来たの？何をしに登場？

パッチ屋の先輩見習いです。糸子を励ましに？糸子に想いがある？現状では山崎の想いは不明ですが、今後の発展に期待です。

岸和田で洋服を着て闊歩する

ミシンの講師根岸登場です。木之元電気店でミシンの実演販売です。ところで、何故ミシンを電気店で？さておき、根岸と父善作は、これで顔見知りになれました。少し、ミシンが近づいたような気になる糸子、洋裁を教えてもらえるようにお願いです。

今も昔も…

糸子、根岸先生の居る心斎橋へ。町の様子が映し出されます。８割方が洋服です。はやり、流行は都会から始まるようです。糸子の住む岸和田とは、かなり差を感じます。しかも、岸和田ですらその状況ですので、更に田舎になると…、都会に近い岸和田で良かったと思えます。

失意のミシン店、歓喜の喫茶店…からの

糸子、ミシン店で期待していたことが学べないことを知り失意です。その帰りに出会う神戸の祖母です。ミシンを買う事を申し出るが、父が怒らないよう説得を試みようとする喜ぶ糸子です。ですが、見かけた歌舞伎役者の横には、糸子の友人が…心配の種が絶えない糸子です。

糸子撃沈…からの

糸子の父への説得、十分にできる前に「心斎橋」、「ミシン」、「神戸」の単語だけで大激怒です。糸子にできることは、夜二階で泣くだけです。静かに階下で鳴き声を聞く、父善作。さらに後押しをしてくれたのは、糸子の才能を認めるパッチ屋の大将です。善作も心に決めるものがあったようです。

善作、決意の心斎橋

糸子の想いを叶えるべく、根岸にミシンの講師を直接依頼です。呉服の未来について、娘の想いについて、時の移り変わりを語ります。それは、父善作の覚悟です。

根岸線との別れ

１週間の予定で教えてもらった時間も終わり、見送る糸子です。根岸先生と入れ替わるように父が買ったのは…、「ラジオ」でした。そこは、「ミシン」かと思いましたが…。しかし、根岸が居なくなった小原家はラジオで大賑わいの日々です。

話は進み２年後です

父の思い付きの「冬用アッパッパ」は売れ行き悪く。洋服が縫えるようになった糸子は、家事の新聞報道に新たに思いつく洋服の未来です。父のDNAが影響していないことを祈ります。

糸子の今週の結論

洋服作りを学び、洋服を着、洋服に疲れ、和服の良さを知る。でした。

今の時代であれば、明らかに和服の方が疲れますが…

カーネーション　キャスト（４週目現在）

枡谷パッチ店店長枡谷幸吉：トミーズ雅

正直な感想です。意外でした。演技が想像を超えたいました。笑いに関するのは本業ですが、それ以外の演技に驚きです。しかも、本業を活かしたセリフの間が素敵です。働くことの厳しさや不況の時代背景の暗い部分を明るく演じておられました。

松坂貞子：十朱幸代

神戸に住みお金持ちの糸子の祖母。気前が良く、孫にも買え与えているが、祖父からは不満を言われている。孫と娘を思う祖母です。

根岸良子：財前直見

ミシンメーカーの講師。ミシン購入者を対象にミシンの使い方を指導する先生です。実演販売の走りでしょうか？糸子の父からの依頼に、粋な代償で引き受ける。ハイカラな装いの女性です。

木之元栄作：甲本雅裕

糸子の隣の隣で電気店を経営しています。糸子の父と異なり、時代を反映、先取りした方です。糸子が失ったミシンとの再会もこの方が縁です。

中村春太郎：小泉孝太郎

歌舞伎俳優役です。ボンボンでモテます。説明は無いですが、二代目歌舞伎役者に適任でした。

懐かしい足踏みミシン

昔はどの家にもあった足踏みミシン。さすがに、あったのは格納式の足踏みミシンでしたが、同じ時代には幼稚園には足踏みオルガンも！

ドラマの時代では、初めて登場した頃のミシンだったのかと思われます。価格は２００円。現在通貨と幅があるので通貨価値が不明確ですが、約５０万ぐらいでしょうか。糸子のアッパッパが５０銭でしたので、設備投資でミシンを購入した場合、何枚販売すれば回収できるのでしょう？

劇中で明かされたドラマのタイトル「カーネーション」の意味

根岸の洋裁授業の初日、洋服を着る側の気持ちをするために洋服を着て岸和田を歩く糸子です。初めての洋服にどんな顔をして歩けばよいか分からない糸子は根岸に聞きます。根岸は糸子に好きな花を尋ねます。

糸子は、「カーネーション」と答え、「簡単にしおれれないところ」。その花のように歩くことを教える根岸です。「洋服を着て歩くこと、あなたの使命」。実践は、心斎橋でも。「洋服は「品格」と「誇り」を与えてくれる。」です。

今週の製作者側のタイトルの意味はコチラのようです。また、「アマリリス」の花言葉の神話由来でしたが、ここで心斎橋神話にされたようです。糸子から父へ、父から根岸へ、根岸から糸子へ「カーネーション」が繋がります。それでも、父推しです！

まとめ

朝ドラ「カーネーション」第３週目でした。糸子のミシンへの思いだけで走り出した「熱い思い」でしたが、社会に出て働くことの厳しさの中でも消えることなく、「仕事＝勉強」として新たな熱い思いに変えて働き始めます。そのことは、周囲の人たちの評価にもつながり、成長し始める糸子です。そこで、思い出したのは、全ての始まり「洋服作り」です。熱い思いが、また新しくなります。

朝ドラ「カーネーション」を最初から見たい方へ

ドラマはすでに放送中です。しかし、今からでも追いつけます。