2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」6月です。
6月は「越前の出会い」、「雪の舞うころ」、「忘れえぬ人」、「決意」、「いけにえの姫」の5回でした。
こんな方におすすめ
- 「大河ドラマ」の名作を見たい
- 「日本」の「首都」ではなく、「都」を描いている京都ドラマを見てみたい
- 見逃したので、もう一度最初から見たい
- 大河ドラマが描く「日本文化」を見てみたい
- 「光る君へ」を配信で見てみたい
紹介内容です
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次回の7月7日は、都知事選で放送休止予定です
毎週日曜日放送ですが、次回放送予定日の7月7日は都知事選があり、放送休止です。そのため、次回第27話「宿縁の命」は7月14日(日)です。次回まで2週間の我慢です。見遅れている方は、この機会に追いついてください。
栄花物語
本の名前は、日本史で習った記憶が…。
作者は「赤染衛門」です。そう、源倫子の家庭教師の方です。紫式部が参加しているサロンの先生です。実在の方で、実際に源倫子とその娘に仕えていた方です。紫式部に並ぶ歌人の方です。
「光る君へ」においては、脇役であろうこの方のドラマでの扱いが少し丁寧に感じました。
藤原実資の日記「小右記」
秋山竜次さん演じる”藤原実資”です。藤原北家小野宮流の名門の出です。この方の設定は、正義と道筋を通す、プライドが高い頑固者です。ドラマを見ている分には良いのですが、周囲にいると面倒なタイプです。忘れていましたが、自宅では愚痴が多いです。(これをお伝えすれば同感される方も多いと思います)
愚痴の多さに、日記に書きなさいとか、第25話「決意」では、直接書き込む様子も再現されていたのは「小右記」になるのでしょうか?ちなみに「小右記」ですが、小野宮右大臣家記の「小野宮右大臣家記」の略だそうです。名前が付いたのが後年であり、実資存命中であれば、名前の付け方に文句を言っていたところと思います。なお、藤原道長の「この世をば~」の歌の記録はこちらに記されていたとの事です。いつの世でも記録が大切です。
これからも、記録を残す姿をドラマの中で期待しています。
第24話 しきのみぞうし=「職御曹司」
24話で、中宮を御所に戻したい一条天皇、長年道長を支えてきた詮子(一条天皇の母)もはやり母です。弟よりも息子です。道長に一条天皇の望みを叶えるよう言います。
悩む道長、知性の行成の妥協策「職御曹司」です。施設名です。前回京都御所を紹介しましたが、内裏と言われる内郭、その周囲の外郭、大内裏と三重の構造の御所です。内裏の内郭と外郭の東側の外にあるのが「職御曹司」です。当然ですが大内裏の中です。外郭を出てすぐの建物になります。外郭の門「建春門」を出て右上に位置しています。大内裏は、現在の東京の皇居でイメージすれば官庁街も含む場所であり、方向は違いますが、有名なところを例にすれば、皇居を桜田門から出て警視庁本部庁舎を中宮の居所にするようなイメージでしょうか?
妥協策の妙は、「内裏内」では無いというところでしょう。一条天皇も内裏を出て輿に乗り移動します。
光る君へ 6月分の各放送回あらすじ
こちらでは、6月放送分の第22話から第26話のあらすじにを私視線で紹介します。
光る君へ 第22話:「越前の出会い」
為時は、宋人にいきなり宋語で話しかけます。一方、周明は日本語を話せることを隠します。為時の正直で駆け引きができないところを感じさせます。
出会いは、越前の海岸です。さしずめ、砂に書いたラブレターでしょうか?まひろが書いたのは「為人如何」に見えましたが、人名は口で言いきりました。代表の「朱」に聞こえましたが…。
一方、京の都でも道長が一条天皇皇后のお腹の王子とまさかの出会いです。
光る君へ 第23話:「雪の舞うころ」
寒い時期に降る雪に人が想うのは、「会いたい人」なのでしょうか?多くの人が「会いたい人」を想う寒い日です。
それにしてもたくましい、女性陣です。源倫子、藤原詮子と、誰に似たのでしょうか?それにしても、悪い人なのか?天真爛漫なのか?
たくましい女性、思い悩む男性。タイトルの「光る君へ」の世界はいつになれば見えるのでしょうか?
タイトルを他所に、越前にも「春」です。娘思いの父為時、今までの贖罪でしょうか?気を利かす一人巡察です。その効果でしょうか?
まひろにも「春が舞うころ」になっています。
光る君へ 第24話:「忘れえぬ人」
今回のタイトルも登場する沢山の人々の「忘れえぬ人」が登場です。しかし、その忘れられない「理由」も様々です。「亡霊となり忘れられない」、「罪に問われた人」、「恣意的な報告をした人」…、様々です。そこにも「忘れることができる」隆家(竜星)は素敵です。
それにしても気になるのが、美形の退場方法です。少し雑に感じます、もう少し美形は大切に扱って欲しいものです。「さわ」、「周明」まっ、周明は復活の道が残っていますが…。
光る君へ 第25話:「決意」
冒頭は、越前紙の紹介です。地域振興も大河ドラマの大切な役割です。
決意です。いきなりですが、まひろの父為時も「清濁併せ呑む」決意からです。さらに、娘を嫁に出す「決意」、どうも「決意」には全てにおいて妥協が伴うようです。
まひろに「乳母のいと」が妥協の見本を教えます。例外は乙丸?
国を支える決意をしている道長には、見える景色も違うようです。安倍晴明の真意を見抜き、「お宝」の謎解きも…。
復活の伊周も「枕草子」を使って政治活動の決意です。さらには、後半での含みのある笑顔…、何か良からぬ決意?
微妙な藤原公任は誰に就くのか決意ができそう?
決意は、する物でもありながら、上級者には催すこともできます。さすが宣孝です。
今回の件や花山上皇」での斉信、人の話を信じてしまう道長、さっき褒めた所でしたが…。
”まひろ”決意したのか?させられたのか?もっとも、皆同じ境遇での決意です。
光る君へ 第26話:「いけにえの姫」
今回もタイトル通り、多くの方が「いけにえ」です。まひろ結婚直後の着物が豪華、為時家の”経済的いけにえ(大国越前の国守ですが…)?道長の長女:彰子は、ストレートにもらいいけにえ。源倫子、娘を想う母心をいけにえ。
反面ですが、進める側の姫(元姫)達、大好きな弟を見続けてきた姉、皇太后詮子。倫子の母穆子。
唐突に清少納言の「天皇は太陽 皇后は月」は、道長の「この世をば ~」の伏線でしょうか?
今回登場の道長の長女彰子を演じる見上愛さん、小松菜奈さんだと思っていました。彰子姫の今後の成長期期待です。母、倫子のDNAと赤染衛門の教育の下で育っていますので…。
光る君へ 登場人物(キャスト)
笑いを押え、演技が光る”お笑い枠”の方々を紹介です。
藤原実資(秋山竜次)
神経質さか、変質さか微妙なところですが、そこが妙に当たり役の秋山さんです。前段で紹介していますが、「小右記」が歴史的記録を多く残しているので、「光る君へ」の今後にも影響しそうな人物です。
藤原隆家(竜星涼)
朝ドラ「ちむどんどん」で主人公の兄役です。これ以降に出演されている作品を見る限り、どうも同じ匂いがする役柄です。罪なNHKと思います。
藤原隆家は、後年の話で女真族の「刀伊の入寇」を見事に撃退するなど人気と実力のある人のようです。
藤原行成(渡辺大地)
ミュージシャンと俳優の今はやりの二刀流です。笑いとまでは言えないものの一息つける方です。
三蹟の一人だけあり、書いた文字は大人気の藤原行成ですが、道長を崇拝する役どころ、板挟みになる道長の板挟みの下請けをしています。さらに、この方も藤原北家の出になります。もっとも、北家だらけでありがたみが…。なお、この方も「ちみどんどん」繋がりです。
安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)
「あべはるあきら」とドラマの中で呼ばれています。少し「まつざかウシ」的な今頃言われてもと思いますが…。
ユースケ・サンタマリアさん、ひたすらまじめに演じられています。私的には、お笑いの方だと信じているのですが、デビューはミュージシャンだとか?ウルフルズのトータス松本さんとの番組共演をもとに有名になられたとの事。トータス松本さん?やはりこの枠です!
赤染衛門(風稀かなめ)
申し訳ないのですが、存じ上げませんでした。でも、一目見た時から「ザ・宝塚」を感じましたし事実、宙組トップだった方です。いっそのこと、男役の方が適任と思えます。
役の方は、「栄花物語」には触れられていませんが、家庭教師感が強目で、源倫子の女子会の進行をそつなくこなしておられます。童謡「雀の学校」の先生の様で少し和めます。
語り(伊東敏恵)NHKアナウンサー
まじめな語り口、NHK「バタフライエフェクト」も担当する実力派アナウンサーです。山口県出身だそうです。しかし、ひたすらに隠されているように思いますが、秘めた”お笑い”要素を感じます。この稀有な系統は、ポスト加賀美さんと言っても過言ではないでしょう。
まとめ
理想を語り合い、求めてきたまひろと道長、とうとう現実と言う名のもとに妥協と自らの身を斬る選択を…。現在の所、「光る君へ」放送後の約半年です。このまま話が進めば、大悪人になりそうで怖い二人です。
今回は、不発でしたが源倫子の伝家の宝刀「不同意」がありましたが、そろそろ「大地真央」さんに出演した頂く頃合いに思います!
※本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。