2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」9月15日放送の第35話です。
今回タイトルは「中宮の涙」です。 この回の気になったところを紹介します。
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御岳参り罠かと思っていましたが…
供の数は少なめ、人の少ない山道、命を落としかねない行程とこれほど条件が揃うでの、これはてっきり道長の伊周への罠かと思っていました。 (まだ、完全に払拭した訳では無いのですが…)
伊周の脅威は道長自身も感じていたはずです。 彰子中宮の懐妊を本当に望んでいても、こればかりは神頼みの不確実なものです。 しかし、この機会を利用して伊周を排除するのは伊周が実行さえすれば確実に実行できます。 今回は、伊周の弟隆家のおかげで伊周の陰謀は失敗でした。
伊周の陰謀が成功していたら?
今回の伊周の陰謀の悪いところは、予測で来ていた隆家への対応でしたが、それ以外に計画の悪いところは見当たりません。 もう少し開けた場所の方が、万一矢が外れた場合、確実に仕留めることが出来たと思うぐらいです。
成功した場合、道長の後継者は頼道です。 戦国時代で言えば、「本能寺の変」と同様に権力者とその後継者の同時排除が可能な場面でした。
この状況において、現天皇の覚えもめでたく、次期天皇の叔父でもあり、官位も復職しており、伊周の権力掌握の可能性が高いと思われます。
しかし、陰謀は成功していません。 この結果から権力者に必要な要素、”運”が無かったと言うほかないような気がします。
この”運”を見極めてのが隆家としか言いようがありません。
伊周のセリフの意味?
陰謀失敗の後に、兄弟で話をしています。 弟隆家の過去の謝罪そして帰り際の伊周のセリフです。 「道長なぞ狙ったつもりは無い うつけ者め」…。
考えられるのは、負け惜しみですが目的は、「伊周の欲のためではなく 道長に騙されている敦康親王を救うため」定子皇后亡き後、酒を断ち、その想いを継ぐ敦康親王が道長になついていたから?
まっ、現実的には「実行できていれば成功し、兼家の長男家系(隆家も含む)の隆盛となったものを」でしょうか?
源俊賢遠回しに釘?
御嶽詣の道中、晩御飯の時です。俊賢が妹明子の子頼宗の事を話すと、道長から「明子は私の心を分かっておらぬ」です。
明子への伝言「張り合うな」は、俊賢への言葉でしょう。明子とは会いに行かなければ、事が済みますが、源俊賢とはそうはいきません。必要な部下ですので、妹への伝言と言う形で伊周のようにならぬように釘を刺されています。俊賢の残念そうな顔が印象的です。
藤式部… 受難?
今回は、見ている分には、藤式部自身は普通の事と感じているように見えましたが、受難以外に思えなかったシーンです。
一条天皇に聞かれる
またもた直接藤式部の部屋に訪れています。 聞く内容は「源氏物語」の内容です。 作者に内容の真意を聞いておられます。 さらに、道長の真意まで…。
道長の態度…
道長の御嶽詣の無事を喜んでいた藤式部の気持ちを他所に、「源氏物語」の進捗状況を気にしていた道長の態度。 子煩悩な父親の姿を藤式部に見せるとは…。
そんなことだから、道長は「源氏物語」で過去の出来事でチクリとされます。
左衛門の内待の足揉みと出会い
足揉みに向かう左衛門とその相手。その現場に遭遇する不運な藤式部です。藤式部に興味を持つ男、嫌味を言う左衛門。受難としか言いようがありません。
彰子中宮の前で読まれる
彰子中宮の前で他の女御たちの前で朗読され、皆に批評をされます。 以前、公任などには好評でしたが、女御たちの反応はイマイチです。 内容が問題ではなく、藤式部への印象が批評の原因のような気もしますが…。直接は、先日の足揉み?
藤式部は、物語の中で道長を薄情者としていることが、女御たちの会話に含まれています。道長は、気がつかなかったのでしょうか?
救いは、彰子中宮は自分自身と重ね合わせて考えられていた事です。
弟惟規、斉院の塀を越える…
家系でしょうか?惟規規も言っていたように姉もかつては空家に何度通っていた事か、父も唐に向かおうとしていた経験があるので、家系です。でも、その話も活用し、夜には文章にしている藤式部が一枚上です。
ちなみに、「斉院」とは伊勢神宮の「斉宮」を準用した制度で上下加茂神社に奉仕した皇女が居た場所。未婚女性が務める斉王で現代でも加茂神社の例祭で京都三大祭りの一つ「葵祭」で斉王代も登場されています。
彰子中宮と藤式部
「源氏物語」の女御の会終了後に二人きりになります。この場面が今回のメインでしょうか?
登場人物”娘”に自分を重ねる彰子中宮、その娘と光源氏との結婚を望み、依頼する彰子中宮。
その言葉に帝への想いを確信し帝への想いを伝えることを”強く”勧める藤式部です。
その時に帝のお渡りです。
「お慕いしております!」、帝「また、来る」精一杯の回答です。
藤式部、文章は上手いが言葉足らずです。いえ、彰子中宮の一途な想いの強さを読み違いでしょうか?
なお、彰子中宮想いは、目力に表れていました!
一条天皇と彰子中宮
帝「いつもまにか大人に…」
彰子中宮「ずっと大人でございました」
彰子中宮の初恋の相手は、一条天皇のようです。生まれ育った環境、特に両親の影響か、自分の思いを表に出すことをしない、出来ないようになっておられたようです。
今頃ですが、「源氏物語」とは…
結論です。「交換日記」です!
道長と内容の話をしている時の藤式部「我が身に起きた事は全て 物語の種にございますれば…」内容は、多くの人の実際の出来事やこれから望むことを書いておられるようです。それらにより、人と人を結ぶ役割を「源氏物語」に込められているような気がします。
人の人への想いは、他人から見れば不思議な事ばかり、疑問がわいてきます。それが、この物語の興味となり、自分自身の出来事を当てはめたりすることで、人気が出たような気がします。
それにしても自分たちの事を題材に書かれ、なおかつ”賢子”の事をカミングアウトされたのに、何ら動じず「すぐに写させよう」。さすが大物です。
道長と藤式部
帝と彰子が仲良く過ごす夜に、道長と藤式部が密会です。それを見ている女御…、次回予告と考え合わせると…。明らかに倫子の手の者です。
倫子の母親穆子が疑っていた赤染衛門だけでは、安心できないことは明白です。道長と異なり、何事にも計画的な倫子、他にも彰子の周りも配下の者を配置していそうです。
まとめ
今回は、「中宮の涙」のタイトルでした。イメージしていた涙とは大きく異なる、力強い涙です。中宮の秘めた想いは、帝をも圧倒です。
よく考えると、母親は倫子です…。今までの方が良かったような気がします。
※本ページの情報は2024年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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