第11回のあらすじです。
畿内を手中に収めた信長(小栗旬)は、小一郎(仲野太賀)と藤吉郎(池松壮亮)に新たな命令を下す。大和を治める武将・松永久秀(竹中直人)を介し、堺の商人・今井宗久(和田正人)らに、矢銭二万貫を納めさせろというのだ。だが堺の商人はくせ者ぞろいで、兄弟は苦戦を強いられる。そんな中、将軍となった義昭(尾上右近)を引きずり下ろしたい三好三人衆が、信長不在の機会を狙い、義昭のいる京の本圀寺を襲撃する。
(NHK公式HP)
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- 今回のタイトルエピソードを考える
- NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の第11回「本圀寺(ほんこくじ)の変」について知りたい
という方は、ぜひ続きを読んでみてください。
紹介内容です
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NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」どこで見れる
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タイトルエピソードです
今回のタイトルは「本圀寺(ほんこくじ)の変」です。私的には、もう登場する?でした。「本能寺の変」と勘違いしていました!余りにも有名過ぎる「本能寺の変」ですので、正直な所「本圀寺(ほんこくじ)の変」は知りませんでした。
「本能寺の変」
三好三人衆の反撃です。年の瀬の時期で都を護る者たちが國元に戻るタイミングです。しかも、三好が使う武器は秀吉が再起の会合衆に用意させた鉄砲です。在京の小一郎の奮戦が描かれる「本圀寺の変」でした。
本圀寺の変の顛末
堺で秀吉と半兵衛が、機転を利かせました。よくよく考えれば、この後の冬の陣や夏の陣に繋がるようにも思えます。
小谷城の変?
浅井長政の父による「信長の鏡」を焼却する行為が発生します。しかし、その事を契機として「長政の鏡」を渡す契機になりました。
今回のタイトルには、失いそうになって初めて得ることがある事を描きたかったのでしょうか?
見どころ
第11回は、織田信長が畿内支配を進める中で起きた大きな転機となる回です。物語の軸は「政治と軍事の二重の危機」です。信長は勢力拡大のため、堺の商人たちに多額の資金を要求します。
一方で、京では三好三人衆によるクーデター未遂が発生します。
つまり今回のポイントは、「経済戦」と「軍事戦」が同時に進行する点にあります。
兄弟にとっては、武力ではなく交渉力が試される回となっており、これまでとは異なる緊張感が描かれています。
本圀寺の変とは何か
本圀寺の変とは、室町幕府第15代将軍・足利義昭を狙った襲撃事件です。
三好三人衆が、信長不在の隙を突いて京を襲撃しました。目的は、義昭を排除し政権を奪い返すことです。
しかしこの事件は未遂に終わり、結果的に信長の権力をより強固にするきっかけとなりました。
ドラマでは、この事件が「政権の安定がいかに脆いか」を象徴する出来事として描かれています。
商人との心理戦
今回の大きな見どころは、堺の商人との直談判です。
戦とは違い、言葉と駆け引きが勝負となります。兄弟の人間力や柔軟さが試される場面です。「力ではなく知恵で戦う」展開が魅力です。
戦は武力だけでなく、資金があってこそ成り立ちます。その現実を、堺の商人とのやり取りを通して分かりやすく表現しています。
主な登場人物と関係性
今回のエピソードでは、政治・商業・軍事それぞれの人物が絡み合います。
織田信長と兄弟の役割
織田信長は、天下統一へ向けて次の一手を打ちます。それが「堺の商人からの資金調達」です。
戦を進めるためには莫大な資金が必要であり、経済の中心である堺が狙われました。藤吉郎と小一郎は、その交渉役として派遣されます。
ここで兄弟の「実務能力」が試されることになります。
松永久秀と堺の商人たち
大和の武将・松永久秀は、信長と商人をつなぐ重要な存在です。
一方で堺の商人たちは、一筋縄ではいかない曲者揃いです。特に今井宗久は、商人でありながら政治にも深く関わる人物です。彼らは単なる金の提供者ではなく、交渉の主導権を握ろうとします。そのため、兄弟は大きな苦戦を強いられることになります。
しかし、冒頭での信長の久秀評は簡潔でした。「将軍を殺した男」です。評される方も「一向に身に覚え無き」と即答しています。
また、さりげなく堺だけではなく「大和」の国の運営も難しい事が描かれていました。堺は商人の経済で大和は僧の宗教で難しかったようです。
三好三人衆と足利義昭
三好三人衆は、かつて畿内を支配していた有力勢力です。将軍・足利義昭を擁立した信長に対し、不満を募らせていました。そこで信長不在の隙を突き、本圀寺を襲撃します。
この動きは、単なる反乱ではなく「政権奪還をかけた勝負」でした。
斎藤龍興
三好三人衆と行動をともにしている斎藤龍興です。何か逞しくなってきた印象です。もっと早くなってい居れば…。
第11回ゆかりの史跡
本圀寺
当時の本圀寺は六条堀川(西本願寺の北)にありました。今回の「本圀寺の変」では、災難を逃れましたが、信長が建設した二条御所の具材として本圀寺が使用されています。
現在の場所は、京都清水寺の東、山科区にあります。ただし清水寺の東山を越えた場所になり、京市内感が少ない場所です。しかし、本圀寺の前には天地天皇陵がありますので、京都市内です!ちなみに、現在は本圀寺前には疎水が流れており、これが蹴上や南禅寺に続いています。
二条御所
現在の京都御所と京都府庁の間の平安女学院に石碑があります。その石碑には「旧二条城」と表記されています。現在の徳川家康の二条城と区別するための表記だそうです。しかし、この場所は現在の一条通と二条通の間、一条通寄りにあります。現在の二条通は、丸太町と御池通の間です。徳川家康の二条城が二条通です。
「本圀寺(ほんこくじ)の変」感想
第11回は、これまでの戦中心の展開とは異なり、非常にバランスの取れた回でした。
特に印象的なのは、商人との交渉です。戦わずして結果を出す難しさが丁寧に描かれていました。
また、本圀寺の変は短いながらも強烈なインパクトがあります。「信長がいなければ政権は揺らぐ」という事実がリアルに伝わります。
兄弟の成長という点でも重要な回です。単なる戦の使い手ではなく、政治の中でどう動くかが問われています。
全体として、次の大きな展開への布石となる非常に重要なエピソードだと感じられます。
まとめ
第11回は、「天下統一は戦に勝つだけでは成り立たない」という現実が強く描かれた回でした。
これまでの物語では、戦場での活躍や武功が中心でしたが、今回は資金集めや政治的駆け引きが大きなテーマになっています。特に印象的だったのは、堺の商人たちの存在感です。武士が力を持つ時代でありながら、実際には商人たちの財力が世の中を動かしていました。
信長が堺を重視した理由も、単なる金集めではなく、天下統一に必要な「経済基盤」を手に入れるためだったことが伝わってきます。
また、本圀寺襲撃によって、義昭を擁立しただけでは政権は安定しないという厳しさも浮き彫りになりました。将軍が京にいても、周囲の勢力が反発すれば簡単に戦乱が起きてしまう。この不安定さこそ、当時の畿内情勢の難しさだったのだと思います。
その中で、小一郎と藤吉郎が少しずつ「戦国を生き抜く実務家」として成長している点も見逃せません。
刀だけではなく、人との交渉や空気を読む力が必要になる。
後の豊臣政権につながる片鱗が、今回の兄弟の動きから感じられました。
派手な合戦中心の回ではありませんが、信長政権の土台がどのように築かれていったのかを理解できる、非常に重要な回だったといえます。