ドラ映もん

仕事を終え、帰宅後の楽しみがドラマや映画です。昔は、限られたテレビ局で、放送されている番組を見て、数の少なさと見たいものが無い事を嘆いていたのですが、最近では流れるドラマと映画の多さにどれを見れば良いのか悩みます。帰宅後の一時を悩むことなく、見たい作品にたどり着く時間はもったいないです。最近では、欠如している知識を補うべく教養番組も見ています。 そこで、私の主観でひたすらお勧めの番組を紹介していきます。 特にドラマでのお勧めは、「朝ドラ」と「大河です」。奇しくも、どちらもNHKですが、定番が故に安定感はさすがです。また、最近では、夜のドラマも充実しておりNHKドラマはおすすめです。

映画

2023/9/12

「湯殿山麓呪い村」 見れるのはこちら 映画(1984年)

誤解のないように最初にお伝えします!私は、怖い映画が好きではありません。特にホラー映画等は見たことがありません!いわゆる、食べず嫌い的な「見ず嫌い」です。理由は簡単です。伝わるかどうかは別にして、単に「怖いから」です。 このため、私は怖い映画の場合には、途中で見るのを止めたことが何度となくあります。なお、この作品については、最後まで見ています。怖い映画としてではなく、ミステリー系として見ています。と言うわけで、私的には、この作品はミステリー映画と位置づけています。でも、少し怖い…。 なお、こちらの作品は、 ...

映画 夜ドラお勧め

2023/9/11

この子の七つのお祝いに 映画(1982年)

「この子の七つのお祝いに」です。このタイトルは、まさに童謡の王道です。確かに、何かもの悲しさを子供心に感じてはいましたが、この作品でタイトル使用されるとは思いもよらぬ事です。ちなみに、童謡のタイトルの方は「通りゃんせ」です。 以前にも触れましたが、童謡には何かもの悲しさがあるのは、なぜでしょう?子供に聞かせる歌であれば、明るい方が良いような気がするのですが…。 映画の原作 こちらの作品は、1981年に刊行された斎藤澪さんの小説が原作となります。こちらの小説が他でもなく、「横溝正史ミステリ大賞」を受賞され、 ...

夜ドラお勧め

2023/9/8

ミステリと言う勿れ ドラマ(2)

(2)です。昨日の(1)の後半です。 ドラマあらすじ 全12話で起きる内容によりエピソードとして区分されていますので、あらすじの紹介が難しいです。先に、各回のタイトルを紹介しておきます。タイトルの長さは、原作者の想いがそれだけ詰まっていると、理解しているのですが…、それにしても長い!また、放送回もエピソードも違うのですが、微妙に絡まっています。 展開想像です 原作のコミックはまだ、継続しているようですが、今回のテレビドラマから私が今後を想像した内容です。純粋に想像と言うより、今後の展開にかなり期待が含まれ ...

夜ドラお勧め

2023/9/7

ミステリと言う勿れ ドラマ(1)

「ミステリと言う勿れ」です。正直なところ、映画公開前にされるテレビの再放送で視聴させていただきました。 感想です!面白かったです。最近潮流でしょうか?ドラマの流れに不自然な抑揚を付け、感動のシーン等を加える作品が多い中、ドラマの進行は、主人公の菅田将暉さんが演じる”久能整”のように淡々と強弱をつけながら進行していきます。 それにしても通常の表記であれば「ミステリー」なのですが「ミステリ」と表記されているのには何か意味があるのでしょうか? ちなみに、「ミステリ」とは、英語の「ミステリー」で語源はギリシャ語の ...

映画 夜ドラお勧め

2023/9/6

悪霊島 映画(1981年)

映画「悪霊島」です。この映画作品は、比較的新しい作品です。なんと言っても、1981年です。 そのため、こちらの作品は、今までのキャスト。制作人と大きく異なっています。映画公開時のキャッチコピーが「鵺がなく夜は恐ろしい…」は、流行語大賞が無い時代だったものの子供心をがっちりキャッチしていました。恐らくですが、当時の子供はこの作品は見ていないことと思いますが…。 映画の原作 映画も新しいのですが、原作小説も新しいです。横溝正史の長編推理小説として1979年から1980年に連載されたものとなります。 と言うわけ ...

夜ドラお勧め 映画

2023/9/5

病院坂の首縊りの家 映画(1979年)

「病院坂の首縊りの家」です。「びょういんさかのくびくくりのいえ」と読みます。「縊」はなかなか変換してくれません! 横溝シリーズの映画版、市川崑監督と石坂浩二の金田一耕助、黄金コンビの映画になります。 映画の原作 1975年に連載され、2部構成の長編推理小説です。この映画作品には、かなりの変更が加えられているようですが、横溝正史さん自身がこの映画にも出演されていることから、特にご不満はなかったものと思われます。 映画キャスト 金田一耕助 (石坂浩二) 映画で金田一耕助を演じるのはこれが最後です。自身の小さい ...

夜ドラお勧め 横溝正史シリーズ

2023/9/4

迷路荘の惨劇 横溝正史シリーズⅡ

「迷路荘の惨劇」です。わかりやすいタイトルです。内容も想像できそうです。「迷路荘で惨劇が起こりそう!」あえて、触れなかった方が良かったでしょうか? 私的には、このタイトルでイメージするのは、アガサクリスティーの「スタイルズ荘の怪事件」です。冷静に見れば、「荘」しか重複していないのですが、なぜか連想してしまいました。ただ内容的には、複雑な家庭でお金持ちだった場合は、気を付けよう!は、共通です。 なお、この作品をもって、テレビシリーズは終了です。こうなれば、今まで飛ばしていたエンディング曲「あざみの如く 棘あ ...

横溝正史シリーズ 夜ドラお勧め

2023/9/1

仮面劇場 横溝正史シリーズⅡ

今回紹介するのは、「仮面劇場」です。以前紹介したのに「仮面舞踏会」と言うものがありますが、当然ですが別物です。 こちらの作品は全4話の構成です。私的には、こちらの作品がこれまでの中で1番、無理の無いストーリ展開になっているように思えます。しかし、この作品が映像化されているのは、この横溝正史シリーズⅡのこの作品のみになります。しかし、コミックとしては、昭和47年に連載されていた作品です。 そして、この作品には私の大好きな俳優さんである”池辺良さん”が出演されています。池辺良さんと言えば、「高倉健シリーズ」で ...

夜ドラお勧め 横溝正史シリーズ

2023/8/31

黒猫亭事件 横溝正史シリーズⅡ

「黒猫亭事件」です。横溝正史シリーズでよく使われているタイトルに「殺人」という文字が使用されていませんが、しっかりと殺人事件です。黒猫本人には全く罪は無いのですが、「黒猫」と言うだけで、何か不気味さを感じます。 ドラマの原作 1947年に発表された作品ですので、戦後2年という時期です。なお、こちらの作品は短編推理小説のため、テレビ放送の回数も全2回と言う短いものです。ちなみに、当初のタイトルは「黒猫」だったそうです。一瞬ですが、「黒猫のタンゴ」からかと思いましたが、日本で流行した「黒猫のタンゴ」は、196 ...

映画 横溝正史シリーズ

2023/8/30

女王蜂 映画(1978年)

「女王蜂」です。こちらの作品も有名でドラマ化と映画化どちらもされており、どちらを紹介するか悩みましたが、今回も映画の方です。映画の公開は1978年です。映画としては、4作目にあたり、その過去の作品に出ていた豪華三大女優の高峰三枝子、岸恵子、司葉子さんが出演です。この映画のタイトルは「女王蜂」ですが、すでに女王様が並んでいます。よくもまあ、「蜂の巣をつついた状態」にならなかったものです。 「女王蜂」と聞いて何を想像されるでしょうか?家にあっては「母」、結婚しては「嫁」、老いては「娘」の現在の「三従」のごとき ...