2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」です。平安時代が舞台です。今も残る舞台を紹介です。
今回は、たびたびドラマで登場している「京都御所」の紹介②です。しかし、前段が長くなり①では、まだ御所の外郭に入っただけです。
こんな方におすすめ
- 「大河ドラマ」の舞台を見たい
- 「光る君へ」・「源氏物語」の舞台を見たい
- 京都に行くからには京都御所が見たい
- 大河ドラマが描く「舞台」を見て(歩いて)みたい
- そもそも「京都御所」はどこ?→端的に言えば「京都市の中心」です!
- 「光る君へ」を配信で見てみたい
紹介内容です
京都御所見学方法
主に3つの方法があります。
1 京都御所通年公開
御所の内郭の参観です。京都にある他の宮内庁管理の施設では事前予約が必要なところがありますが、京都御所では当日参加できます。日本語では9:30、10:30、13:30、14:30と4回開催です。英語と中国語でも1日に2回ずつ開催されています。御所の烏丸通側の中立売門から入り清所門に集合です。1回役50分で案内していただけます。料金は、無料です。手荷物検査あり、ペット不可です。月曜日と年末年始、特定日はお休みです。
こちらで参観できる順路は、清所門から内郭に入り、御車寄せ、紫宸殿、蹴鞠の庭等の外観を参観できます。
2 特別公開
年に数回ですが特別公開をされています。私もかなり以前ですが、数度参加させていただいています。当然ですが、混み合います!令和6年度は、秋の予定が公開されています。11月27日から12月1日までの5日間です。9時から15:20で16時退出です。参加無料、手続き不要です。見どころは10月下にHP上で公開されます。京都では紅葉の時期です。当日には日により10時と11時に雅楽や蹴鞠の催しが予定されていますので時間を合わせるとさらに風情が楽しめます。なお、入場制限がある場合がるので、早めの行動が必要です。雅楽・蹴鞠を京都御所で見れば、他の場所で見るよりも素敵です。紫宸殿にある「高御座」は必見です。「光る君へ」第11話で登場していた「高御座」になります。
3 京都御所外郭
京都御所の外郭です。内郭の周囲を散策できます。基本的に施設・建物はありません。あるのは~邸跡などや庭木・池・小川です。内郭を取り囲む塀の周囲を歩くことができます。季節によりますが4月から8月は9時から16:20までです。
以上の3形態です。
正確には、宮内庁京都御所のHPを見てください。特に月曜日はお休みです。これをくどくお伝えするのは、私が訪問したのが月曜日だったからです。事前に調べていたのですが、月曜日にしか行けなかったので…。それでも少し悲しいです。
清所門には警察の方が居られるので、中に入れていただけるようにお願いしようかと思いましたが、京都御所でなく京都府警察の方に入れられると思いやめました。
4 どうしても内郭の様子を見たい
私のように、月曜日にしか行けない方には、代替策があります!「平安神宮」です。こちらは、平安建都1100年を記念して明治28年に完成した施設です。京都市動物園や蹴上インクラインも近く、観光地です。こちらの平安神宮は、平安京大内裏を一部復元した建物になっており平安時代に浸れる空間です。「光る君へ」でも撮影を行われています。
京都御所散策の続きです
前回は朔平門でしたが、その門に続く塀の北東角にあるのが猿が辻です。
猿が辻
東北は鬼門になります。京都の鬼門は比叡山延暦寺が守っていますが、御所の内郭を守る塀の鬼門には「猿が辻」です。由来は、鬼門に猿の木造を安置などの諸説があります。こちらの説明には御所の守護の日吉山王神社の使者の猿がいたずらをして閉じ込められたとの説明でした。
なお、角が無い様子から「角欠け」とも言われるそうです。確かに北東に角はありません。しかし当然ですが、猿が辻は東北の角にしかありません!
浮出絵付駒札順路
案内板です。御所内の案内板に「駒札」があります。御所内の案内板の地図に20か所マークがあり内18か所に駒札が付いています。駒札とは、金属の板で凹凸があり、持参したBの鉛筆とA4サイズの用紙でその金属板の凸凹を写し取るものです。18か所をすべて回り写し取ると1つの絵が完成するそうです。鉛筆と紙です。急に言われても持ち合わせがありません!次回参加します。
下記のように高札の下にあるので見つけられます。
しばらく壁沿いに進みます。「万里小路北限」、「富小路北限」など「北限」の表記が見られます。昔の道の北の端がこの辺だったみたいです。名前の起源には豊臣秀吉が関わっています。
さらに進んでいると「京都迎賓館」の文字が…。
京都迎賓館
平成17年4月に開館された施設です。京都御所内にあります。平成18年から公開されています。公式HPで公開日程が公表されています。自由参観1,500円とガイド参観2,000円があります。
という訳で、素直に「京都迎賓館」の文字に引き寄せられて向かいます。
という訳で、素直に「京都迎賓館」の参観料金に引き離され…、後にします。内裏の中であれば払いますが、迎賓館ですので…。
なお、今回は断念しましたが、いずれ招待していただけるように精進したいと思います。
土御門第跡(つちみかどていあと)
迎賓館からさらに南下です。小道を進むと公園?空地?広場?説明に困ります。ともかく、大きな木と駒札付きの高札しか残っていません。こちらが、土御門は源倫子の実家で、藤原道長の邸宅になります。後年には里内裏にもなります。
表記で気になるのが「第」です。説明文には「第」には「てい」とのフリガナがあったような、今で言う「邸」にあたりそうです。
ちなみに、土御門の名前の由来は「土御門大路」に面していたからだそうです。「光る君へ」でも同じ氏の「藤原」ばかりです。ほぼ屋号の印象です。
清和院御門
京都御所外郭から東に面している道路、「寺町通」に出る門です。丁度南北の中間に位置しています。こちらの門は…、他の門と違いを見つけるのが困難です。幕末に有名な「蛤御門」も外観が同じように見えます。他でもありませんが、この門に来たのは、「蘆山寺」と「法成寺」に行きたかったからです。寺町通を移動です。
蘆山寺
①でお伝えした通り、事前の下調べが大事です。蘆山寺は、清和院御門を利用した場合北方向、上に向かう必要があります。私は南下してしまい、まさかの「蘆山寺」スルーです。しかし、概略だけでも紹介です。
蘆山寺は、紫式部の邸宅跡で「源氏物語」を執筆した場所と言われています。「源氏庭」があり「光る君へ」ファンが集まります。
庭園拝観は9時から16時で大人500円です。休みは元日と2月の初めです。
念のためにお伝えしておきますが、スマホのナビで探したのですが、見つけられなかったのです。御所の中で探しておけばよかったのですが、寺町通に出てから探したので、少し急いで探したのが原因かと思います。
法成寺
藤原道長の建立した当時最大級のお寺さんです。道長の邸宅の東隣にあり、先ほどの「蘆山寺」の南側になります。通称が「京極御堂」で、ここから道長の尊称「御堂殿」、「御堂関白」となります。しかし、現在では石碑がポッンとあるだけです。石碑の場所も分かりにくく、寺町通から荒神口通に入った場所です。
ぞんざいな扱いにも見える状況ですが、京都あるあるです。文化財等が何分にも多いので、石碑、お地蔵さん、果ては古墳までこのような状態で保存・維持されています。小学校の中庭に円墳と言うところもあります。
ちなみに…、でも大事です
上記までつらつらと紹介してきましたが、前回紹介した通り、平安時代の御所の場所は、現在の二条城周辺です。
今回紹介しているのは、あくまでも現在の京都御所であり、道長の邸宅も当時は御所のはるか東側です。さらに東に行けば鴨川が近い場所になります。道長の権力は大きいものでしたが、さすがに御所の中に邸宅はありません。(後には里内裏になりますが…)
なので、道長が御所に出仕する時には、結構な通勤距離があります。
寺町御門
寺町通から御所内に戻ります。寺町御門から入ると外国の方々が自転車で颯爽と移動されています。この日の天候は、曇りで時より風があります。熱中症予防に水分補給をしていますが、すぐに汗になります。でも、汗は蒸発しません!まとわりつきます。これが京都の暑さの特徴でしょう。
正親町三條家邸跡
先ほどの外国の方々が自転車を止める場所があったので、ついて行きました。それがこちらです。池を配置した庭が整備され、池にはコンクリートですが橋があり、庭を楽しめます。
番外 京都仙洞御所
京都御所の中央ぐらいの東側に「京都仙洞御所」があります。こちらも参観が可能ですが、事前予約が可能でその残数があれば当日も参観可能です。確実に見たい方は予約です。料金は無料です。なお、ここも月曜日や特定日はお休みです!当然ですが、私も見学できていません。
まとめ
「光る君へ」で登場している御所を紹介すべく第2弾でしたが、まさかの③に続きます。できるだけ多くの情報と思うと、つい…。ということで今回は京都御所の東側の部分の紹介になってしまいました。
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今回紹介するのは、「紫式部公園」になります。ドラマでの登場は後段となりますが、舞台を先取りです。
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※本ページの情報は2024年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。