2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」です。平安時代が舞台です。今も残る舞台を紹介です。
今回は、たびたびドラマで登場している「京都御所」の紹介です。しかし、現在の京都御所と平安時代の御所とは場所が異なります。詳細については、後ほどです。参考の地図として下記に添付していますが、今回紹介するのは、現在の京都御所だけです。平安時代の御所の位置が分かるように経路を示しています。まさかとは思いますが、下記の経路を夏の京都で歩けば、ほぼ熱中症になります!
こんな方におすすめ
- 「大河ドラマ」の舞台を見たい
- 「光る君へ」・「源氏物語」の舞台を見たい
- 京都に行くからには京都御所が見たい
- 大河ドラマが描く「舞台」を見て(歩いて)みたい
- そもそも「京都御所」はどこ?→端的に言えば「京都市の中心」です!
- 「光る君へ」を配信で見てみたい
紹介内容です
碁盤の目の京都の左右
京都での小学生時代に社会の授業でのこと、京都市の地図を見せて先生が質問です。京都の左側にあるのに右京区、右側にあるのに左京区なのは何故?
先生が回答です。京都御所から天皇陛下が高御座から見て右と左だから。生徒一同感心しました。
中国の都を手本に造られた碁盤の目の都「平安京」です。
「通り名のわらべ歌」
上記の言葉を聞いて分かる方は少ないと思います。京都の人間でもタイトルまで知る人は稀かと思います。
しかし、「まるたけ えびすに おしおいけ♬~」と聞けば多くの方がご存じです。京都の横に通る道の名前の歌です。
「まるたけ えびすに おしおいけ」(丸太町通、竹屋町通、夷川通、二条通、押小路通、御池通)「あねさん ろっかく たこにしき」「しあや ぶったか まるまんごじょう」ぐらいまでが有名です。ちなみに、続きは「せった ちゃらちゃら うおのたな」「ろくじょう さんてつ」「しちじょう こえれば はっくじょう」「じゅうじょう とうじで とどめさす」になります。
なお、当然ですが上記に対応して、縦に通る道の歌もあります。長くなるので割愛しますが、この歌を知っていれば初めての京都でも安心です。あとは通りの名前の後の「上がる、入る」でたどり着けます!
ちなみに、現在も全ての道が存在するのかは不明です。「三哲通」などは怪しいです。ですが、京都駅の京都タワー側に市バスのバス停に「三哲」(今は無いかも…)と言うところがあります。(本来、三哲は七条通の上ですので、場所が合いませんが…)さらに、この三哲バス停は、京都駅の前に停車するので、ここから乗車すれば、ほぼ座れます。(路線によります)
京都市内のイメージは、北は北大路通、東は東大路通、西は西大路通りで良いかと思います。
平安時代の京都御所の場所とは、異なります
現在の「京都御所」は、北は今出川通、南は丸太町通、東は寺町通、西に烏丸通に囲まれた場所です。京都市内の地図を俯瞰すれば若干右寄りですが、京都市の中心にあります。南の通り「丸太町通」が上記で紹介した「わらべ歌」の最初の通りです。
さて、「光る君へ」の時代の「御所」の場所ですが、芥川龍之介で有名な「羅城門」から御所に続く「朱雀大路」が中央通りです。現在の場所的には、朱雀大路は「東寺」と「西寺」の中央です。現在は公園の片隅に「羅城門遺址」の碑があります。ちなみに、「光る君へ」主人公”まひろ”が10歳くらいであろう頃、980年には羅城門が倒壊したそうです。(以降再建なし)
御所大内裏の朱雀大路に面した主門が「朱雀門」になります。その位置は、二条通となっており現在の「JR二条駅」周辺になります。(二条城の西側)この近くにある高校の名前は「京都府立朱雀高校」なので、名前が残っています。文章だけでお伝えしているので、伝えきれているか不安ですが、昔の平安京の圏域は現在の京都御所が右上の角の位置にあたります。昔の御所は現在の京都御所の左下(二条城西側)です。
京都の交通事情
大路と言う名前は基本的に大きなです。しかし、京都もご多分に漏れず、開発をしており道幅も変化しています。京都の縦の道(南北)では、二条城に面している堀川通などは片道4車線もあります。一方、四条通は車線が減りました。最近では清水寺に通じる道の混雑が社会問題になっています。中心部は一方通行が多く、碁盤の目が自慢の京都の道も歪んでいるところが多く、自家用車での移動はお勧めできません。特に駐車場の少なさと見つけにくさです。(観光客が知らないので地元民は少しうれしいのですが…)なお、駐車場への道はかなり狭いところが多いです。例外は御池通の地下駐車場ぐらいです。
お勧めの移動手段は、地下鉄とバスの併用です。碁盤の目の十文字に地下鉄があり、それをメインに細部をバス移動がお勧めです。くれぐれも駐車場探しに時間を取られないように、さらに、渋滞は中心部・観光名所付近で多く発生しています。
御所の駐車場は、京都御所内西側で烏丸通川の「中立売御門」にあります。また東側の寺町通側にもあります。(寺町側が空いている印象です)
京都御所です
以上、概略をお伝えして本題です。「京都御所」です。
地下鉄「今出川駅」を降り、地上へ出ます!出口を間違い少し遠いところからでしたが、お陰で同志社大学の正門前を通過です。こちらの門扉の前には、幕末好きの方にお勧め「薩摩藩邸跡碑」があります。地下鉄今出川駅から移動は下方向南に向かいます。
本日、御所には北にある門からお邪魔する予定です。同志社大学と御所の間の「今出川通」を東に移動します。
冷泉家
なお、移動する歩道は同志社大学側をご利用ください。同志社大学の敷地にかの有名な「冷泉家」のお屋敷があります。こちらの家が他ならぬ「光る君へ」の藤原道長の子孫定家から始まる「冷泉家」です。2024年の4月にも藤原定家の直筆書物の新しい発見があるなど今なお新発見が続いています。
ちなみにですが、私のような下々の者と違い、表札はありません!普通に通れば大学の施設かと思います。
今出川御門
北側に面した中央の門「今出川御門」からお邪魔します。門の内側から外を見れば突き当りに見えるのが「相国寺」の総門になります。
御所に入りました!油断していてはいけません。御所の中には遺構が沢山あります。事前の下調べが後悔をしない方法です。何度もいける方はともかく…。御所内には木々が多く、目的地が木に隠れていることがあるので注意です。
近衛邸跡
門から内裏に向かい右側です。五摂家筆頭「近衛家屋敷跡」です。京都でも有名な「枝垂れ桜」がります。なお、この真横(御所内)に児童公園があります。恐れ多くて遊べません。2022年には庭園整備がされさらに綺麗になっています。
桂宮邸跡
近衛邸跡の反対側になります。宮内庁の管理事務所の裏側になります。2022年5月に開園、一般公開は火~日9時16時です。宮内庁公式HPで確認してください。月曜日が基本的には入れません。
こちらは、幕末の「和宮降嫁」の主人公和宮親王が降嫁するまでの期間、短いながらも過ごされた場所になります。
朔平門
京都御所の中心の内裏外郭に入る北側の門です。「朔」は「北」の意味です。この門に対する内裏内郭の門は「玄輝門」になります。内郭は「紫宸殿」、「清涼殿」などのある中核施設です。
こちらの門が今出川御門の真正面にあります。さすが豪華で趣があります。しかし、その門から横を見れば端までかなりの距離です…。
まとめ
「光る君へ」で多くの場面が御所のシーンです。事前説明が長くなり今回も分割です。
現在の京都御所ですが、さすがに大きいです。御所の敷地を自転車で移動する人たちが居ましたが、御所内を自転車を使うとはと思いましたが、最終的には羨ましさを覚える広さです。ほぼ砂利道でしたので、運動靴がお勧めです。
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今回紹介するのは、「紫式部公園」になります。ドラマでの登場は後段となりますが、舞台を先取りです。
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※本ページの情報は2024年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。