王になった男は、2012年に公開され、大鐘賞で史上最多の15部門を受賞した歴史大作です。主演のイ・ビョンホンが、冷酷な王と温かい心を持つ影武者の二役を演じ分け、圧倒的な演技力で見る方を物語の渦中へ引き込みます。物語の舞台は1616年の朝鮮王朝時代。暴君として恐れられた光海君が、暗殺を恐れて自分そっくりの影武者を立てるという設定が物語の出発点です。ただの影武者として登場した道化師ハソンが、権力の中で少しずつ変わりゆく姿は、歴史劇でありながら人間ドラマとしても深い感動を呼びます。韓国映画史に残る名作として、今 ...